・・・契約のタレントさんも「アナウンサー」と呼ぶことに疑問を感じる今日この頃。
「ニュース読み」の訓練を受けて、そのローテーションに入っていけることが
自分にとっての定義なのですが。
つーか、最近は言葉を知らなさ過ぎ。
どんな気持ち、どんな姿勢でこの人たち、働いているのかな。
そんなはなしはさておき、当分、時系軸が狂った形で東京遠征のお話をします。
読み手の皆様には、大変申し訳ないけど。
真夜中から降り続いている雨は強さを増している。
その中を傘も差さずに近くのコンビニまで道を急ぐ。
コンビニで傘を買い、景品のティシュをもてあまし、新宿の地下街へ。
ああ、心も重い、体も重い。
JRの新宿駅でホリデーパスを買い、まずは中央線で東京駅まで出て
帰りのドリーム号のためにかばんを八重洲口のコインロッカーに預ける。
あれっ、改札の中にあったコインロッカーがどこかいってしまった、なぜ、なぜ。
それから東海道線に乗り、生まれて初めて横浜を越える。
数年前までは東京から横浜ですら遠いと思っていたのに。
藤沢、辻堂、茅ヶ崎と東京でも、横浜でもない不思議な空気が。
そんな空気を感じているともう平塚だ。
競技場の最寄口の反対側には競輪場、そこでは年度おさめの
日本選手権決勝がある、ポイントカードにも何かつけてあげないといけないし、
久しぶりにお金を競輪に突っ込みたいな。
と思ったけど、どうも気持ちが動かない。
仕方ないから競技場まで道路にはってあるタイルを目印にひたすら歩く。
地面の土が異様に黒い、黒と灰色しか見えない。
自分が住んでいる福岡は黄色と茶色しか見えないのに。
・・・ここにも西と東の違いが。
競技場がある公園が、これまた広い。
家の近所にある公園もそれなりに広いけど、それよりも恐ろしく広い。
競技場の周りを一周して、まわりを観察。
それから開門までじっとアウェイゲートで待っている、本を読みながら。
みんなが続々集まって、ゲートが開いて、いつものように準備をして、
たたかっている。
・・・なんかゴール裏の雰囲気、空気がおかしい。
変にばらばらしている、というかどうたたかえばいいのか、まだ迷っている。
ピッチ廻りも同じ、今後数年間たたかえるフレームを作る年、とは言えども
どんな寸法で、どの位置にしなりを効かせるか、どの位置に剛性を効かせるか、
というところですごく迷っている。
その迷いが重なって、どうも煮え切らない展開になっている。
ピッチ廻りは殴れども、殴れども、クリーンヒットになりにくい状況が続く。
何とか守備も四国ダービー、1969戦のばらばらだった状況からは
立て直せている。
しかし、あと一息の工夫が足りない、というか選手それぞれが
自分の持ってる「しなり」や「剛性」に気がついていない、
特に今年入ってきた選手が一番気がついていない、仕方ないけど。
結局は選手一人一人がそこのところをきちんとわかっていて、
加えて、まわりの選手の「しなり」や「剛性」を理解しておかないと肝心なところで
得点に結びつく工夫は生まれにくいのかな、そんなことを感じた。
・・・溶接していない、まだ「仮組み」の段階で結果を求めるのは酷だけど。
スタンド廻りは気迫の塊をどう投げ込んでいいか、迷ってる。
自分も含めて、前半は「爆心地」にいる人同士が遠慮しながらやっている。
声は出しているけど、なんか声と同時に気迫が出ている感じじゃなかった。
・・・ハーフタイム前になんか呼びかけた一般人、気持ちはわかる、
がだ、試合中にあなたの声は聞こえなかったよ、
それを言うならきちんと出そうよ声と気迫を。
後半やっとエンジンがかかった、残り5分、フル回転。
何とか点を取られそうなピンチも凌げることができた。
負けはしなかったが、勝ちもできなかった。
1グロスのパンチを浴びながらも同じくらいぶん殴れたけど。
そんな試合だった。
最後、浦和のお姉さんにさらっとしか挨拶できなくて申し訳ない。
もう少しお話できたらよかったのですが。
・・・去年は自分が「大全集」の中で一番「危ないこと」を言っていたけど、
今年はやけに「わかった振り」をしている人が誰か、とは言わないけど
「大全集」の中に二人いる、その人とその周りがいいものを壊していっている
ということが、正直、怖いのです。