蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

埋められないもの。

2007-04-30 11:21:13 | Hiroya's Note

はじめて飯塚に行く。

旧伊藤邸が土曜日から一般公開された、という話を聞いたから。
伊藤伝衛門、といえば「筑豊の炭鉱王」、まあいろいろあって
本当にいいとこのお嬢様を後妻に迎えた、そこで起こったよしなしごとを
林真理子という作家が書いたのが「白蓮れんれん」、これ彼女の仕事では
秀逸の出来。

新飯塚駅から歩いていったのですが、世界の広がりと空気が
まんまおはなしの導入部分だ、そこにしびれたのですよ。

・・・中に入るのに1時間待ち。

靴を脱いで中にお邪魔する。
・・・贅を尽くす、とはこういうことかと。
日常に国宝クラスの絵とか、建築のつくりがごろごろしやがる。
お迎えするために増築されたところが腰抜かしそうなくらい造りが凝ってる。
天井の寄木細工とか、ふすまの造り、あと1階の「暗さ」からとんとんと
階段を上がればずどんと明るい一面のパノラマ。

ああ、こういう贅を尽くした建物作ってもらえるなんて幸せだよな。
今も格差云々で運良くうまくやった奴がえびもえみたいな売れっ子モデルを
嫁にするとき、こういう恐ろしいくらいの贅を尽くした家を造り、お手伝いさんも
100人くらいつけて、なに不自由ない暮らしをさせるんだろうなと思ったり。

しかし、男の情緒が幼いとこういった不自由ない生活も牢獄と化してしまう。

白蓮はそれに耐えられるだけの教養を持っていた。
えびもえみたいな子は果たしてそういうものを持っているのか?

そういうことを考えつつ、彼女の言葉の真意が少しわかった。

だからこそ、彼女をもっと大切にしなければ。

小倉経由で福岡に戻ろうか、と思ったが時間的に間に合わず、
バスで福岡に戻る。
えりこさんに軽く挨拶をして、書類を郵便で送る手はずを整えて、
藍色りすとの番外公演を見学。
よりいっそう「女の狂気」に磨きがかかってる。
あと、みねおさん、「幼児がえりからまともな大人まで」恐ろしく幅が広い。
こんな人とトレーニングキャンプとはいえ、一緒に演れたことが怖いのです。
あと、おーたさんとまたじっくり雑談という名のキャッチボールできず。


世間は連休だ、というのに。

2007-04-29 10:40:42 | Hiroya's Note

まあ、休みじゃないほうが体のリズムにはいいのですが。

自分は、福岡演劇シーズン終盤の目玉に集中、というところ。
われらが愛媛の試合に行きたいときにいけない、と歯がゆい思いをしているけれど、
そればかりでは、「自分の学んできたことをこのクラブに還元すること」が
むつかしいことになってしまう。

そう頻繁にいけない人でも、「外のもの」を貪欲に取り入れて、そこから見えたものを
行けたときにうまく反映させる、そういったやり方も「あり」だと思う。

本格的にこのムーブメントに携わったことで、
意識していろいろなエンターテイメントを見始めるようになって、正直怖い。
願わくば、ここから新しい拡がりが出来て、もう少しお金とかで楽になれたら。

そのためにも夏の仙台トレーニングキャンプ、参加できれば。
福岡のイベントとか、愛媛のゴール裏に後ろ髪はひかれるが、
これから10年の自分を作るきっかけを半ば強引にもらったわけで。
・・・えり、いや彼女との関係を「籍入れる」まで決意したのだってそう。
もう、行くところまで行くしかないのはわかってる。


大阪うろうろ。

2007-04-28 21:11:37 | 舞台のこと

砥部陸でかつてモバイルいーカードの不都合で連絡を取った人と
会えるなんざぁ、思いもしなかったぜ。

あと、いろいろな人たちに会ったり、会いにいったり。
自分を良く思ってない方々もそこにはいたんだろうけど、会えなかったのだろうか、
もしくはお互いがお互いを避けているのだろうか、どっちだ?

16時開始、というのは終わったあとの時間の使い方に困る。
特に現地泊まりや帰宅ではない、次の場所への移動の時間に
余裕があるときはなおさら。
オレンジスポットが試合日臨時休業ということを知らず、
落ち込みながら少し歩いて、愛媛の地酒アンテナショップで
豆腐とかまぼこをつまみに新酒の冷やを二杯「嘗める」ようにいただく。
そのあとまたたっかいお金を払って「取扱説明書」を聞きに行ってる。

そうするともう時間じゃないですか、道後温泉にもいけず、
JR松山駅のキスケの湯にもいけず、最終のリムジンで観光港へ。
コインロッカーに預けていた荷物を出して、船の手続きをして、
船に乗って、やっとお風呂に入って飯食って、酒飲んでぶっ倒れるように寝る。

気がつけばもう神戸、もう一回お風呂に入って、身支度をしたらもう上陸。
六甲アイランドからバスで阪神御影駅。
ホームから久しぶりに景色を見れば、御影工業の跡地になにが建つのだろうか。
それから特急に乗っていろいろ考えているうちに泣けてきやがる。
・・・気がついたらもう、梅田だよ。

なんか、「悪い自分」の片鱗を見せつつ、いつものように新阪急ホテルに
行って、荷物を預け、オリンピアで飯食って、御堂筋線でなんばまで出る。
南海の特急ネット会員積み立てにお金を入れて、溜まっているものを抜いて、
心斎橋までお散歩。
空はぽつぽつ雨が降り出している。
ショーウィンドーには彼女にあげたら喜びそうなものがならんでいる。
しかし、それを買う力がないのがものすごく歯がゆい。

長堀通りまで出て、肝心のウィングフィールドの場所がわからない。
また散々迷って、彼女のお土産を買って、また迷う。
結局はあそこから曲がればよかったのですが。
場所を確認して、松前屋の「とこわか」きれっぱしを買い、はなまるうどんで飯。
彼女とのメールのやり取りをしながら開場を待つ。

「夜の街」の真ん中にこんな「隠れ家」のような劇場があるなんて、
大阪の懐の深さが正直、うらやましいのですよ。
福岡中洲にもこういった箱があればいいのですが。

さて、今回の演目は「三角フラスコ」という仙台のカンパニーによる
「約束は出来ない」を見学。
作・演出の生田さんとメインの菅原さんは2月の「火曜劇場」で
すごいものを見せてもらった、その流れでほかのメンバーとのコンビネーションも
見てみたいね、というときにこのおはなし。
菅原さんがストーリーのリズムを作ってるよ。
それに魅力的な女優さん二人がうまく絡んで、スパイスでもう一人。
動きや台詞回しに余計なものがない、というか実際あった場面にお邪魔してる、
そういう気持ちになってしまうほど物語の密度が濃い。
・・・いつかは生田さんとか、きららの池田さんとかと組んで仕事したいな。

それにしても、アルマーニとミズノのコラボスニーカーは反則だ。

甲子園の天気を気にしながら地下鉄で梅田、新阪急の部屋でシャワーを浴びて
少し落ち着いて阪神梅田へ向かって歩く。
・・・いかやき。


毒を食らわば皿までも。

2007-04-27 19:43:20 | Hiroya's Note

ああ、明日は札幌ドームなんだよなぁ、われらが愛媛。

宿代はゴールデンウィークまで、北海道は所謂「冬料金」で下手すりゃ
夏シーズンの料金の半額で泊まることが出来る。
・・・問題は飛行機代。
「ゴールデンウィーク」は「ぼったくり週間」といわんばかりにぼったくる。
こうなると、なんか近場にしか行きたくなくなるわけで。

あのね、「だるま」や「サッポロビール園」のジンギスカンや、
どっかの店の味噌ラーメン、そうそう、札幌はそばもうまいのよ、
あと時期を少しずらしたらアスパラガスとかの野菜もうまいし、
雪印パーラーの「ロイヤル」というアイスも絶品。
仲間のお土産には「白い恋人」や「マルセイバターサンド」、
大事な人には「ロイズ」の生チョコを携えて帰る。
そだ、試合後の「お楽しみ」にはススキノがある。
下手すりゃ、福岡中州よりも安くで遊べる。

・・・なのに、9月のアウェイ戦、いろいろ都合があるのだけど、
  札幌を離れて函館開催だってよ。

お魚とか、ハセストの「焼き鳥弁当」とかそれなりにうまいものあるけど、
・・・はいはい、彼女と一緒に行けばいいんだよね、函館に。
そうすれば自分も悪さしないだろうし、急展開だったら(以下略。

と思いながら9月の札幌(函館)行きを考えている。
前の日に名古屋でグラ8対ガンバを見るか、さいたまでさいたまダービーを見るか、
というところから、というか仙台のトレーニングキャンプのことも考えないと。

今年の後半は不特定要素が山のようにある。
それが一番つらいのですよ。
2月、3月、4月と「運命」を強引に切り開いた報いだ、といわれればそれまでだけど。
まあいい、毒を食らわば最後の最後まで付き合ってやる。


結局、酒太りじゃねーか。

2007-04-26 19:58:31 | Hiroya's Note

・・・ということは、酒さえ飲まなければ体重が維持できる。

それにしても最近飲んだくれ。
歯止めがかからない、とはいかがなものかと。

考え直せよ、自分。

前振りはさておき、今回の遠征はとてつもなくハードだったな。
福岡→熊本(泊)→北九州門司→松山(船中泊)→神戸・大阪(泊)→福岡
なんていうかこんなことするなんて、正直いかれてる。

その日のうちに熊本までのおはなしは書けたけど、ネットの調子が悪く、
またはネットのある部屋が取れなかったので塩漬けになったお話を小出しに。

きららを見に行ったあと、バスで下通りまで帰る。
本数の都合上、ある人と同じ便のバスに乗って帰ることに。
座るポジションが「隣り合わせ」ではなく、「前後ろ」というところに
その人とのビミョーな関係が切なさを、いやいやそんなこというと彼女から怒られる。
あとバスの出際に、その人に対してジョン・シナ流のご挨拶をしたら
ぽん、後ろずさりに飛んじゃった。

そのあと久しぶりの焼肉食べ放題、食って食って食いまくる。
もう肉はいいや、といわんばかりに食いまくる。
ついでにビールも飲みまくり。
それから宿に戻って、シャワーを浴びて、ごろごろしても落ち着かない、
また夜のほっつき歩きだよ。
彼女の「取扱説明書」を聞き出しに、ともいうけれど。
・・・朝早い出発、というのに。

結局、2時過ぎまで飲んだくれて悶々とした夜をすごし、
起きてしまったのが朝5時半、アンパンマン見るなんて思いもしなかった。
それから支度して、お風呂にお湯を張って温まって、宿の下にあるバスセンターに
降りてから小倉行きのバスを待つ。
・・・西鉄より九州産交のバスがいいのですが。
  自分は貨物じゃないから。

音楽を聴きながら「神童」を読んでる。
今まで見えていなかった描写がくっきり、はっきりと見えることがうれしいのです。

そうしているうちにバスは小倉に着く。
息つく暇もなく、電車で門司港まで移動して松山行きの船を待つ。
そのとき、船会社の人とせーぶの裏金問題についておはなし。
・・・まあね、堤だから、ああいうことは罪悪感なく平気で出来る。
  所詮は情緒の幼さを自覚していない人間のやることだし、
  それをいけないこと、と思っていても「大人の必要悪」といわれたら身も蓋もない。
調査委員会だって、そこまでのところを断罪しないとまずいのに、
星野好男とか、黒岩彰とかの所謂「鉄砲玉」に責任おっかぶせて知らん振りか。

・・・やっぱり、あのインサイダー事件のとき、こういった悪いことを
  「併せ技一本」にして、堤もろともせーぶをぶっ潰してしておけばよかったのに。
  鉄道は1000円でJR東に譲り渡して。

んなことを考えつつ高速船で松山へ。
今日はやけに人が多い。

 


あのときの裏焼き。

2007-04-26 03:54:31 | 現地観戦記

・・・よくよく考えてみれば、桜大阪のシャツがピンクピンクしてた「演歌調」から
  ピンクと紺の縦縞になってから、福岡蜂はどういうわけか、苦手にしている。


そのときのきっかけが、曜日だけ違ったナイトマッチ、という今日とおんなじ状況、
どんどん攻め込みながらもヨーロッパ帰りの西澤選手にええようにやられて、
最後の最後にとどめさされての引き分け、大きすぎるショックを引きずって、
中3日空けてのアウェイ戦1‐8で無残にもやられてしまった。
それからなんかしっくりしない試合の連続。
というか、スィングしないんだよ、ったく。

てなわけで、博多の森へいそいそと出かける。

・・・あのーっ、平日かもしれませんが、なんかまったりしているんですけどぉ。
自分もお酒飲んでいない以外は日ごろ食べ慣れないもの食べて、まったりしてます。

そんなスタンド廻りの空気がピッチに伝染して、しっくり来ない試合の入り。
桜大阪の守備ががちがちの「セメント」を仕掛けている所為か、
ボールが前へこない、というか「潰されてしまってる」状態が。

空中戦に持ち込んで、りんこんが頭で「有言実行ゴール」を決めて先制。
しかし、セメントはまだまだ続く。

後半になって、セメントを我慢できなくなった福岡の守備が崩れる。
そこをスピードで衝いて、立て続けに2点とってひっくり返す。

・・・正直、やばい、とは思いませんでした。
逆に、「追いつくのは俺らだ、勝てないけど」とさえ思った。
そうしたら、林、覚醒。
気持ちのいい、同点ゴールをありがとう。
あとはカウント2.9の攻防が続いておしまい。

まあ、これがトラウマ外しのきっかけになればいいのですが。
この借りは長居2で8‐1という逆スコアで勝てばいいのです。
自分の人生も、そういうきっかけが出来たからまあ、よし。

われらが愛媛、苦闘は続くよどこまでも。
彼女は妹のことで、自分は彼女を食べさせていくことの思案で、おんなじくらい
苦闘は続くよどこまでも。


理想に近づきつつは、ある。

2007-04-24 19:40:01 | 愛媛FCのこと

・・・なぁんて、えっらそぅなことはいえないけど。

自分が思う「最高のフットボール場の雰囲気」はこんな感じ。

「そこにいる人がそれぞれのスタイルで盛り上がりながら、
 たたかうべきところは全体でまとまってうねることの出来るスタンド、
 試合、という最高のコンテンツを壊すことがなく、
 しかもお金がかからない場内演出があって、飯がうまい」

縁あっていろいろなスタジアムにお邪魔したのですが、
われらが愛媛のホーム、砥部陸がこの雰囲気に一番近いと思う。
・・・あの電光掲示板、「ああいうのがあったらいいなぁ」と思ってました。
大型映像装置が入ってもあの掲示板も残していただけたらもっといい。

で、今年から出てきた選手の等身大看板、いい試みだ。
欲を言えば、両面リバーシブルで、片面を「試合時」、
もう片面を「私服」にすればもっと良いのですが。

場内放送のMan on the Matchというコーナーも秀逸の出来。
それぞれの選手の表情をあれだけうまく引き出せるのはすごい。
大型映像装置があれば選手のロングインタビューとか、
いろいろな試みで補強できるのですが。

あとはメンバー発表時と選手入場時のBGMを工夫していただけたら。
(希望はホームメンバー発表時:「フードファイト」のテーマ曲、
 選手入場時:Xの”Silent Jealousy”の間奏ギターリフがいいな、と。)

さて、お約束どおり、福岡戦と京都戦まとめて書いてみるよ。

共通したところはやっと選手それぞれが自分の持っている
「しなり」や「剛性」を理解できて、それを回りに伝えられることが出来たかな。
そうなれば、今までうまく出来なかった守備の連携とか、パスの受け渡しが
質的に向上している。
あと、いい意味での開き直りのおかげで「怖がる」ということが少なくなった。
いい例として、負けが込んでいたときは出来なかった「体(たい)を入れて
ボールを奪いに行く姿勢」が福岡戦から良くみられるようになった。

がだ、福岡戦はぼっかりといつもの時間に穴が開いて、
そこをりんこんの執念が愛媛の守備に競り勝った格好、差はそれだけ。
(りんこんは愛媛戦がラスト・チャンスだったのよ、フラッグ蹴り折ったことから
 相当なプレッシャーがかかっていたんだな、ということを察してください)

さらに京都戦はあらゆる面で「乗の速さでの質の向上」がみられた。
特に良かったのは守備、愛媛の持ち味である「相手のコースを消す」に
加えて、「体(たい)を入れてボールを奪う」がよりうまく出来ているから
京都はスペースを取ろうとしてもコースが消えているから出しようがない、
個人技で突破しようとしてもうまく体を入れてくるから中途半端なことしか出来ない。
正直、「えぐい攻め」やら「えぐいシュート」がほとんどなかった、
まるで打つ手なしの四方八方塞とはこういうことかと。

で、京都を「無力化」させてきっちりぶん殴る。
田中俊也選手も自分の持ち味が「シュートを打つ、ではなく自分の体ごと
ボールをゴールの枠の内側に持っていく」ということがわかったらしく、
福岡戦の「幻の先制ゴール」と京都戦の2ゴールは体ごと持ってった。

そうなると京都はだんだん苛立ってきて、些細なミスに切れて、
自分で自分のゲームを壊してしまった。
こういったときでも、愛媛は切れてゲーム壊さないから。
どんなに力量が悪くても、必死に喰らいついていくから。
それが誇り。

さいごに以前ああいうことを書いてしまったけど、その心配は杞憂だった。
・・・続きはあるのですが、パブリックじゃいえません。
心当たりのある方はプライベートでのメッセージとしてお答えいたします。
というか、書いたものの以後に出したおはなしにヒントを隠しているのですが。

あとマッチタウンのきじ串や饅頭、お餅はうまかったし、
いろいろと地のうまいものがそろっている、あとは汁物の充実と、
プライベートでこの試合のマッチタウンに行きたいとき、公共交通機関は
どういうものを使えばいいか、とか車の場合はどのルートを取ればいいか、
宿泊施設は、銀行のATMやコンビニはというインフォメーションがあれば
なおいいのですが。

 


冬の次は、春。

2007-04-23 21:38:20 | Hiroya's Note

シーズン初勝利を鳥栖であげて、ホームのシーズン初勝利までに
かかった時間、ほぼ一ヶ月。

この一ヶ月はあらゆる意味で密度の濃い一ヶ月だった。
なんというか、徳島や草津が2006シーズンの一年を使って体験した
どろどろとした難しさをわれらが愛媛はこの一ヶ月でほとんど嘗め尽くしちまった。
・・・もちろん、そこからやってくるさまざまな感情の発露から来る怖いことをも
  嘗めさせられたけど。

ここからはそういったことを自分の身の回りで起こったこととリンクして書いてみる。

3/18 シーズン初勝利、自分の至らなさから来るトラブルで自分を責める。
3/19 「自分の目が腐っているのでは」と疑い始める。
3/20 壊れそうな自分の心。
3/21 水戸相手にスコアレス・ドロー、まだ楽観視してはいる。
3/24 かなり、ストレスたまっていることが発覚、愛のないことで
    このストレスを埋めようとしている、昔に逆戻り。
3/25 平塚に行って、はっきりしないたたかい方で連続のスコアレス・ドロー、
    加えて、「ヘリコプター女」がくだらない札束のバラまきを夜な夜な
    やっていることを知り、自分の人生に対する疑問が。
3/26 帰りのバスの中で疑問を整理する作業に没頭。
    その中で、自分を見てくれていた存在に気がつく。
3/29 「ヘリコプター女」のこと、話す。
    「自分の体で山を登っている」ことに気がつく。
    というか、自分の来た道についてはっとさせられる。
3/30 「自分を見てくれていた存在(女性)」にある特殊な場所で愛を告白する。
    すんなり受け入れてくれたことに驚き、打ちのめされる。
4/01 大分対浦和から「フレーム」についての詳細なヒントをもらう。
    仙台に0‐4の惨敗、「はてな」が少しづつ、大きくなる。
4/08 「彼女」が今の仕事をやめたいと泣きながらメール。
    「彼女」の人生を引き受けた、と彼女に言う、重たい決断だ。
    山形に1-4の点差以上の大惨敗を喰らう。
    「はてな」、ますます大きくなる。
4/09 「はてな」を何も処理せず、そのままストレートにお客様にお出しする。
    「坂の上の口だけ番長」として某所から石投げられる。
4/11 心理的疲労のピーク、セレッソ相手に前半は凌げたものの、
    後半スィングできず、敗戦、それも光が見えた敗戦。
4/14 自分としてはかなりやばい言葉を発してしまう。
    「他人の事情」をまったく考慮しないまま。
4/15 初めての博多の森上陸は福岡蜂が過敏な対応をする。
    「彼女」のことと試合内容がリンクして、一晩中飲んだくれてる。
4/16 34歳になった。
    二日酔いと、某コアサポの「なんだかな」にかなり苦しむ、
    生涯二番目の「最悪の誕生日」。
4/17 某所の投石やまず。
    あるところに状況を整理して話す。
    至らなさを指摘されるも、その人からインスピレイションを
    パブリックな形でもらう。
4/18 状況がさらに洗練した形で整理され、自分の方向性が決まる。
    某コアサポに感じた「なんだかな」が解決した。
    (ここから先はいえません)
4/19 整理したものをちゃんとした人に聞いてもらう。
    「プロフェッショナル」の力、それを引き出すための「修練と鍛錬」を
    自分は愛媛FCというムーブメントに参加してやれている、ということ。
    そこで起こったこと、取り込んだことをみんなに「還元」することが
    これから自分の「やるべきこと」では、と覚悟を決める。
    「彼女」から「彼女の分身」をもらう、もう彼女と籍入れるしか道はない。
4/20 いろんなところで雪崩的な感情の爆発を見る。

4/21 新しい方向性が生まれ、われらが愛媛も新しいフレームの方向性が
    見えてきて、京都相手に会心の試合で両目が開いた。

・・・あらゆる悩み、苦しみが無駄になることなんて、ないのだ。
この一ヶ月でわれらが愛媛も、そこに携わっている自分も
新しい山の最初にあった難所を痛い思いをして切り抜けた。
そういうことを砥部陸の試合終了後のスタンドで感じた。
        


悩んで、苦しんで、光が見えた。

2007-04-23 13:01:34 | Hiroya's Note

せっかく、持ち運びのできるパソコンを持っていって何とかできるかな、
と思っていたのに、ネット環境がないところにいってしまったものだから、
結局何もできず。

というわけで、福岡出発前の関空でこのお話を書いています。

今回の遠征は、自分にとってここ一ヶ月間悩んでいたことにけりをつけて、
そこから出た結果を受け止めて「新しい覚悟」ができた、という収穫があった。

丁度、われらが愛媛のシーズン初勝利からホーム初勝利までの時間と同じくらい
自分の周りにも雪崩のような変化が起こり、いい塩梅で動いていることが
うれしくもあり、恐ろしくも感じて、なんだか泣けて、泣けてしょうがない。

いろいろ自分のいっていることに対して石をぶつけられることは多かったが、
いろいろな人との新しい出会い、特にネット世界でお世話になった人で
まだ顔を合わせていない人と出会えたのは大きかった。

まあ、今までどおり歩いていけばいいのですが。


本当に、逃げられない。

2007-04-20 23:26:03 | Hiroya's Note

お財布をもらう、「帰ったらすぐメール頂戴」とか言われたらもう逃げられない。

しょうがないから、自分の携帯メールの彼女の宛名の後ろに「嫁」なんて書いてみる。
これが籍を入れたら「妻」になるのかな、と思ったり。

・・・世の中の彼氏を落としたい乙女の方々、
節目のプレゼントには財布がよろしいかと。

浮気をしたくても、その財布を見れば、
「余計なことはしたくない」と思うかもしれないから。

で、メールを送ってもすぐにリターンが来ないから、悶々として一晩を過ごし、
気がついたらもう翌朝だ。

昼過ぎに福岡を出ようか、なんて考えていたけど、
こうなると前倒し、前倒しで熊本に行くしかない。

というわけで高速バスに乗って熊本に行き、
交通センター上のホテルに荷物を入れ、そこのレストランで昼ごはんを食べ、
腹ごなしに上通り、下通りを散歩し、本屋でさそうあきらの「神童」文庫版を買い、
甲玉堂で鉛筆削りと青赤鉛筆を買い、ホテルに戻って汗を流し、ごろごろして
熊本の総合女性センターへ。

・・・資料室の文章の中に宝塚を「兵庫県」ではなく、「大阪府」と
  分類していることに驚く。

それから「劇団きらら」というカンパニーの「OTO」という演目を見る。
詳細は福岡演劇フェスのときお話しますが、いい「引き出物」をいけださんから
もらった、安心して彼女のことを進められる自信が、ということで。

後は晩御飯、肉とビール。
夜の街を巡るが、どこの客引きも誘ってくれやしない。
悲しむべきか、喜ぶべきか。

さあ、明日は強行軍。