蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

何人をも侮るな、何人をも侵すな。

2007-09-16 00:24:47 | テレビの虫

Life最終回、あんなに過激だったとは。
・・・というか、「いじめ」というものが「精神的な麻薬」だったことを
  いまだかつて適切に表現したお話、いまだかつて見たことない。
その精神的麻薬に侵された人間が次々と「自己崩壊」を起こすさまは
ある種の「戦慄」すら感じる。

 

そこから真正面に立ち向かった人間だけが愚かさを知ることができる。
「何人も侮らず、何人も侵さず、ゆえに何人をも畏れない」という境地にたどりついた。
「屈辱を与えた人」の行く末は自己崩壊が。
「屈辱に耐えた人」にはある種の強さを。


エッジなクリエイターはNHKを目指す。

2007-08-22 19:52:53 | テレビの虫

イントロダクション。
雨の九石ドーム、つりおのゴール、春とおんなじ。
早く彼女といっしょになりたい。

 

佐賀北が5―4で広陵を下し初優勝 8回に逆転満塁HR(朝日新聞) - goo ニュース
今年は「勝負の神様」の気まぐれが多かった。
QFの帝京戦なんか「ここで相手を仕留めなかったから」という荒れ具合。
ここの学校、「本当に頭のいい人間」が多いのかな。
俗に言う「成績馬鹿」じゃなくて「質と量」のバランスが取れた人間が。

 

でよ、最近のNHKが面白い。
中でも教育テレビの「ピタゴラスイッチ」と「にほんごであそぼ」は
見ていてすごく勉強になる、というか「学問の入り口」にはうってつけだ。
「おじゃる丸」は作者があんなことになってどうしたかと思ったら
今度は「ぜんまい侍」だって。
どっちも最後の歌が脳味噌緩々に効くからすごくいい。
総合は「サラリーマンneo」、みんな芸達者。
きれいな女性陣が新しい要素(エレメンツ)をふんだんに出している。
素直に感心して最後のキャストロールを眺めるのが常。
あとわれらのあいか。
衛星の海外ドラマのセレクトもはずれがない。

 

いろいろ話を追ってみるとエッジなクリエイターがいろんなところで
一枚かんでいる様だ(暇な人は調べてみてね)。
だから、といったらまずいけど面白いよな、まじめに。

 

考えてほしいところはただひとつ、かわいいだけの女の子を
動くやつだけでなく、写真も、しいては名前も出すな、お願いだから。
しゃべらないとの女、あれだけでせっかくの品位が汚れる。
「脇の仕事」もできる中越さんがあの糞女どもとおんなじポジションだった
ことが本当に不思議なのですよ。


ひとりずもう。

2007-07-12 20:42:57 | テレビの虫

・・・きょうの「まるまるちびまるこ」、まんま次展開できそうなつくりじゃん。

ビッグコミック・スピリッツに隔週連載で「ひとりずもう」というお話があって、
これ、さくらももこのデビュー前夜の苦しみ、苛立ちをストレートに書いたもの。
これがまた、表現の世界に生きる人間が抱えてるものそのもので。
やざわあいに嫉妬するところなんか「うあ、すげぇ」と感心したり。

今日、ああいうのを見たことで今後の展開が納得できた。

ほんとにあの面子でいつかやってほしいな、ひとりずもう。
・・・やざわあい役はこうだくみでぜひ。

花盛りの何某、松田聖子のエビータぶりがすげぇな。
どこぞのバルコニーで「日本人よ、泣かないで」を歌いそうな勢いだ。
「スタジオ・ライフ」の面子にほりきたさんがという中身。

ついでに「ホタルノヒカリ」、あやせさんがあんなに「シンプル」に「演れる」とは。
「ぱぱむす」、たちさんの「要素」をひっくり返しただけだから驚きなし。
あとはがっきーがどれだけ「喰らいつける」か、バンプは若いのに何とか取れてる。
・・・高田総統は高田総統だった。

「牛」、あいぶさんの引き出し、多いけど中身がない、というか整理できてない。
あと、みんなへんにお互いを意識しすぎてとっ散らかってる。
これだったら同じ農学系の「もやしもん」をドラマ化したほうがまし。

最後に「仕事人」、ひがしにとって「喰いタン」は「てなもんや三度笠」だったのか。
もう少し「殺し」のところをアナログ強めに、時間帯と前座1時間を工夫できれば。

・・・まあ、あのヘリコプター女どもがドラマにうろちょろしないぶんだけましか。


あの歌、「吹き替え」か?

2007-06-03 00:37:51 | テレビの虫

・・・逃げ場ないところにああいうの出すのは反則ですぜ。

「死体嫌い」のわたしにとっては、ああ今日も不眠症。

よしののテレサはまあ、うまかった。
あんな「影」を背負った女性が本当に演れるとは。
片言具合がいつもの台詞回しにマッチしていた、とも言うけど。

・・・よしの、本当は「歌い手」の訓練も受けていて通信カラオケに数曲、
  名義の曲がある、というのにそこのところをうまく出せてなくて
  「なんか、吹き替えなのかなぁ、歌うところは」と思わせたのは残念。

お話の回しは「中国ってところは今も昔も複雑だぜ、テレサはその渦に
巻き込まれてぼろぼろになっちゃった」というのが基本線。
「共産党」と「国民党」、台湾じゃ「内省人」と「外省人」これらの対立が軸で、
今も形を変え、品を変え、血みどろの対立は続いている。
「経済」という名の「砂糖菓子」にくるまれてうまく隠されてはいるものの。

これをうまく表現はできていた。

がだ、最後の恋愛が自分と彼女の関係と少しだぶるのですよ。
・・・彼女、喘息持ちだし、いつ倒れるかわからないし。
だからこそ、いつも彼女のそばにいたいのですよ。
ああ、早く籍入れて、一緒に暮らしたい。
ちゃんと昼間の仕事をして、今みたいに夕方から朝明け方までじゃなく。
自分もよりいっそうの修練と鍛錬を。

生きているって、何かしかバランスを取らないと、というか
「結果、引き分け」にいつも持ち込める心の持ちようも大事かな、と。
負けてばかりじゃ折れて、腐れてまうし、勝ってばかりじゃ災厄の団体さんが。
ところで、失恋してしまった相手、今どこでなにをしているのだろうか?


下北サンデーズ。

2006-09-08 20:24:54 | テレビの虫

大まかなことはここが非常に詳しく書いてあるんで、自分からは端折ります。

というか、裏が「渡る世間」じゃ、上戸彩単独では太刀打ちできない。
いくら石田衣良とか堤幸彦とかがバックについていても、
「チーム」橋田寿賀子にはかなわない。

時間帯をうまく考えればストーリーがよかった分、善戦できただろうに。
・・・まあ、あれは夜9時のドラマとしてはテーマが深すぎた。
あれだったら夜10時以降にぴったり。

で、出ている役者さんのバランスが絶妙。
実際に「小演劇」を経験している人としていない人の割合がいい感じ。
「経験者」が語る言葉って一つ一つが「重いんだなぁ」と感じること多し。
とくに古田新太さん(劇団☆新感線)の「演劇って甘いもんじゃねぇ」
には大阪で自身がくぐった「修羅場」の多さを感じさせた。

あとなぁ、佐田さんの舞台の世界では通用しない「けったい」な「立ち」が
なかなか矯正されないまま終わってしまったことが残念だった、
石原プロ所属なのになぜか小演劇がしっくりくる存在がいたことに驚きを隠せない。

小演劇の世界を「見手」としても「演じ手」としても知っている自分としては
結構楽しく見ることができました。
この楽しさがわからないなんて、人生かなり損してるけどなぁ。

・・・「下北すごろく」の「上がり」の先、教えてあげようか。
昔は「ツール・ド・モダンシアター」が本多さん主催であって、
下北の目玉カンパニーが10個(だったかな?)一ヶ月交代で
日本全国を移動して公演する試みがあった。
今は下北から三軒茶屋のパブリックシアターか新宿の紀伊国屋。
そこまできたら大体日本全国の「呼び屋」さんのスカウティングに引っかかる。
福岡だったらサガン鳥栖の初期にチケットの捌きをやっていた「ピクニック」、西鉄ホール、
北九州芸術劇場の3つに引っかかって、そこの範囲で公演を打つことになる。
あとは一つの街での公演が二つになって・・・。
もっと詳しい人がいたら自分の知識なんざ、一発でやられるけど。