蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

わぁい。

2010-07-30 22:36:28 | Hiroya's Note
 こないだ、え+にプレオーダー掛けていた野田秀×勘三のチケットが
予定どおり取れました、と連絡が来た。
それを受けて、おとついかきのう手配した熊本から東京の
往復の飛行機と宿のお金をカードで久しぶりに落とす。
月替わりにこの遠征経費を分割払いにする手配、忘れない。
周年記念演劇祭後、次の週が佐賀の合同公演、また次の週が
熊本のオールスターから東京行って、また熊本に戻って、
日曜は枝光で衛星か?

 まずは8月のゼロソー×フーズの長崎行きのお金の調整、
広島行くからそこのところも込みで。

人生という「果てしない天体旅行」。

2010-07-24 22:42:44 | 舞台のこと
 にしては中心軸は一体なんなんだ?

 地球は太陽を中心軸にして、24回周り、それを365回繰り返してひとつのサイクルとする。
そのまわりにもそれぞれ異なったサイクルを持った惑星たち、さらには無数の星たちが
それぞれの中心軸を持って、それぞれのサイクルを続けているのだ。
これらすべての集合体が「太陽系」というものであって、この太陽系も
またある中心軸の周りをぐるぐる廻っていて、さらには(以下略。

 
 宇宙の「最小単位」である生物細胞だって、その上部単位である生物、
生物のいちカテゴリーに存在する人間だってまた同じ、ある何かを中心にして
地球と同じように24回周り、それを365回繰り返してひとつのサイクルとする。
そのサイクルが寿命、という形でどうひと回りするか、それは長いのか、短いのか、
現存する自分の意識の中ではわからない、というかわかっていない。
けれども、サイクルを廻っている自分の意識ではない意識はそれを分かっている。
人は時としてあることをきっかけにして自分の意識ではない意識を
覗こうとする、というか覗いてしまう、そして後戻りをしたくなる。


 覗いてしまう時に使ってしまうは「クロノス・ジョウンター」というサイクルの回りを
変えることの出来るブースター装置だった。
サイクルの回りを変えてしまうことは時として副作用もある。
ほんの僅かの時間だけしか昔にとどまることができない、
さらにはブースターなものだからさらなる未来の状況に飛ばされる。
それでも人は果たせなかった恩義を果たすため、ただそれだけのために
自分の意識ではない意識を覗いていき、ある種危険な天体旅行に旅立つのだ。
もしかしたら、いまここにいるわたしも過去からやってきた、
または過去から飛ばされたわたしと知らない間に出会っているのかもしれない。


 ・・・てな話を風三等星というカンパニーがキャラメルボックスの代表作
「クロノス」をやったときに書いておいたほうが収まりついたかも知れない。
しかし、そのときは仕事帰りの日曜でヘトヘトに疲れて、
おまけにキャラメルボックスの作品は見るにもエネルギー使うことを
全然知らなくて、ストーリーラインと雰囲気掴むだけでえらく大変。
なんか中途半端のことしか書けず。


 さて、前フリが長くなった。
ビジュアルアーツの生徒による演劇公演で今年の春、
東京と大阪でキャラメルボックスが「クロノス完結編二本立て」を
演り、それを生徒が風三等星の広瀬さん演出でやるらしい、行かねば。
技量はまだまだ、発音・発語のミスも多いし、クロノス特有のスピード感もリズムも
きちんと出せていない、矛盾のないムーブマイムもまだまだ、
一番肝腎の「感情感覚を臨界点ギリギリまで持って行って、ある一点で炸裂させる」
ことさえも不十分だったが、かえってそのことが本当に伝えたかったことを
伝えることができたのかも知れない。

 ・・・どんなことがあっても、演劇と人生を続けろ、それだけしか言えねぇや。

あきまへんなぁ。

2010-07-24 14:34:16 | Hiroya's Note

 こないだはかなりスパイシーなこと書いちまったい。
とにかく、「活字になっていないもの」なら何でもいい、ということらしい。

 でだ、きのうはアムスト行ってきた。
いや、まあいろんな人がぎょうさん来てましたわ、
お昼のラジオ、仲谷さんの相棒のあべさん来てた流れで
ふと見ると、妙に色気のある武田メガネの娘が、
にしてはその御方から頭下げられる覚えも
いわれもない、どうしたらいいのかわからなかったら、
なんてこたない、こないだのトレーニングキャンプで
いろいろやった子だった、というオチ。

 アムスト、演出の助手が博多のさ○きの○み。
開演前、木戸やってたからそこで軽く突っつくか、と。
・・・やっぱり雰囲気がそれだったから開演前、そういう風に
声かけて突っついとく。

 で、帰り、唐人町方面から天神博多方面には不景気の
影響でバスがなかなか来ないから必然的に地下鉄。
ちょうどいい塩梅に姉さんがいて、天神までしばし話。

 それにしても累積疲労が酷い。


ごめんよ、こがひろな。

2010-07-22 22:27:08 | 舞台のこと

 結構速いペースで九州戯曲賞前シーズン分の結果が出た。


■最終候補作品(5作品)

島田佳代(鹿児島県伊佐市)            「闇に朱、あるいは蛍」
 たぶん、この方は「水をめぐる」鹿児島公演の時、打ち上げで見たことが。
しかし、主戦場がどこなのかわからず、なかなかスカウティングの網に引っかからず。

高場光春(福岡県久留米市)            「先生とチュウ」
  これまた、主戦場がどこのカンパニーかわからず、なかなかスカウティングの
網に引っかからなくて、己の不明を恥じる。

高橋克昌(福岡県福岡市)             「踊り場にて、」
 「椿楼」というアーティスティックなカンパニーの大将、
「天地」の原さんのトレーニングキャンプの助手で入ったところから
クロサイというか針穴の代表作「20×20(ブンガク)の森」を演出、という
仕事の流れは見たものの、「戯曲書き」としては未見。

河野ミチユキ(熊本県熊本市)          「義務ナジウム」
 「ゼロソー」の大将。
「戯曲書き」の仕事は言葉を使って「知的なパズルゲーム」を仕掛けていく。
特に題名の中に何かしらテーマにつながる「意味」を隠して、
それを物語の流れを使って見せてしまうのが得意。

川口大樹(福岡県糟屋郡志免町)       「ボスがイエスマン」
 「万能グローブガラパゴスダイナモス」の大将。
「戯曲書き」の仕事は前々シーズンの戯曲賞最終選考に残った
「ひとんちで騒ぐな」から「自分の持っている原風景や心理状態」を
丁寧に分解して、そこから「普遍的な物語」に「翻訳」することがうまくなった。


■最終審査員

中島かずき、古城十忍、横内謙介、松田正隆、岩崎正裕

 今回は泊さんとか、こふくの井上茂徳さ・・・じゃなかった、
永山さんとかが審査員じゃなかったのか。


■審査結果

大賞  該当作なし
佳作 河野ミチユキ(熊本県熊本市)          「義務ナジウム」

 やっぱり九州以外の「戯曲書き」のフィルターを通すとこんなふうになるのか。
てか、川口の大将もみちゆきさんも出された戯曲は厳密に言えば「更」じゃないわけで。
川口の大将の「ボスがイエスマン」はオフィスの「DDシアター」という企画で
京都のMONOというカンパニーの大将、土田さんの精査を受けて書かれたおはなしで
みちゆきさんの「義務ナジウム」はかなり昔にやった「義務教センチメント」の焼き直し。
そこのところが最終審査員の方々には物足りなさとしてあったのかも。
残り3つは「白紙の状態」から作っては来ているが、物語の精度と密度がまだまだかと。

 あと、「オーダーメード性」がやけにきつすぎる、「戯曲書き」が「演出」というコントローラーを
兼任しないと物語の狙いを高い精度で再現できない説得力はいかがなものか、
それから見たら前シーズンの「白波の食卓」は言葉の色調以外はええ精度だったよな。
どんな演出家でもある程度の精度でコントロールできるくらいの説得力の足りなさも。

 さらに言えば、九州の「戯曲書き」で90分以上のどんな演出家でも
一定の精度でコントロールできる説得力を持った戯曲を書ける書き手が
泊さん、永山さん、いけださん、ごとーさん、カヲルさん、
さあやさん、他残り数人しかいない、という層の薄さ、を露呈したのかなぁ。
若手は自分のカンパニーの面子の持ち味に合わせた、瞬発力のある短い戯曲を
作るのは凄くうまい、けれども長い戯曲を書いて、説得力を与えるための元脚は殆ど無い。
そこがどうもある演劇人の層にとっては物足りなく見えるのでしょう。

 にしてもだ、フーズのふくださんとか、謎モダのしらはまさんとか、ぎゃのゆきえさんとか、
非売れのたさかさん、きむかなさん、あとの中堅どころのほとんどはちゃんと
挑戦したのかなぁ、気になる。
自分も戯曲構造やら組み立てをそろそろ学ばねーとな、ほんとうにごめんな。


とうとう来たか。

2010-07-21 22:41:53 | Hiroya's Note

暴力団関係者との認識なし 宿舎問題で松ケ根親方(共同通信) - goo ニュース

  この話、以前からうっすらとは聞いていた。
・・・ほら、大型掲示板のバー関連の記事で
バーの版権を扱う出版社の役員に奥様が。
このことだけでも、893と昵懇、ということがまるわかり。
なのに賭博の問題で真っ先に出てこない、おかしい、と思ったらこれだ。
おすもうはなにかとおかねがかかるから、その分をそうして稼いだのですね。

 へんてこりんなサイバラ押しといい、893にケツ持ってもらったら
何かと便利でお得なんですねぇ、と言ってみる。
「ちくろ幼稚園」とか「恨ミシュラン」とか「ぼくんち」、
「鳥頭紀行」までは独特の毒っ気があって好きだったのだが。
あの糞女のうち一匹にサイバラやらせるなんざ、狂ってる。