憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

湯の山温泉

2016年10月25日 08時02分27秒 | イベント

10/25(火)10℃ 曇り  

 おはようございます
 どんよりした空です。

 このまま、天気は下り坂になるんでしょうかね?
 雨が降る前にやるべきところの仕事を終えておきたいとは思ってるんですけど、なんや勘弥の雑用や夜の会議の下調べと目に見えないドタバタで時間が過ぎてしまいそうです。


 のんびり出来るようになるのはいつの事やら。


 今日は『リクエストの日』です。

 1936(昭和11)年、ベルリンのドイツ放送で、ラジオのリクエスト番組が始まりました。生演奏番組の放送中にリスナーから、希望する曲目を演奏して欲しいと電話があったのがきっかけで始められたもので、その後リクエスト番組は大ヒットしてるんですって。
 いろんな歌がありますけど、皆さんは何をリクエストしますか?
 歌いたい歌、歌って欲しい歌、聞きたい歌、一つに絞るには悩んでしまいます。が、最新の歌は私の頭の中に残って無いので浮かんでくるのは古いものばかり。
 歌詞とかメロディーとか、いい歌は全てが口ずさめるんです。やっぱり、歌謡曲よりフォークソングかなぁ~?


 冒頭の写真は湯の山温泉旧湯治場の写真です。この旧湯治場は国の重要有形民俗文化財に指定されています。今、本殿が改修中で、年度末までには終えられると聞いています。

 せっかくなので湯の山温泉の蘊蓄です。

 約250年前の湯治場が現存しています。
 開湯は富士山の宝永噴火した大同年間と伝えられてます。
 村人によって1707年、白煙が立ち込めているのを発見しました。
 1748年、再度湯が湧出。
 1749年、広島藩主浅野吉長の命で、藩儒堀正脩が「霊泉記」を書いています。
 1750年、広島藩が湯の山明神社と湯治場を建造し、藩主浅野吉長が入湯。以後、藩主藩が湯所役人を置いて庶民に開放しています。
 1797年、藩絵師岡岷山が入湯し、「都志見往来日記」に当時の繁栄ぶりを記録。
 1958年8月1日、「湯之山旧湯治場」が県の史跡に指定。
 1972年7月29日、湯来温泉とともに「湯来・湯の山温泉」として国民保養温泉地に指定。
 1974年2月18日、「湯ノ山明神旧湯治場」が国の重要有形民俗文化財に指定。
 1974年5月、湯来町営の「湯の山温泉館」がオープン。
 1991年7月18日、「湯来・湯の山温泉」が国民保健温泉地に指定。
 1994年7月、湯来町営の「クアハウス湯の山」がオープン。
 2015年から旧湯治場と本殿の改修中。

 中国地方でも珍しい、冷たい新鮮な源泉(約23.5°C)を打たせ湯で身体に浴びる体験がここでできます。
 広島に多い単純弱放射能温泉は含有されているラドンが空気に触れた時から飛散が始まり、これは加熱することで効果絶大。なので、加熱していない湯に入浴するのが理想的。だから湯の山温泉館の打たせ湯は、単純弱放射能温泉の入浴方法としては理にかなった方法だと言われています。
 とは言え、慣れないといきなり冷たく感じてしまう打たせ湯は体が受け入れてくれないかもしれないので、内湯で暖まってからがオススメ。温冷交互浴は疲労回復にも有効だそうですからお試しあれ。
 この温泉は、江戸時代には藩主浅野家の湯治場で、霊験新た。藩儒の紹介で日本全国から湯治にこられた方も多く、最盛期には37軒もの仮屋があったそうです。因みに、藩主が温泉に冬場に来られたそうですが、当時は温めていないので入浴を断念、時季をずらして再来されたとかの余談もあります。
 最近では、強すぎない放射能冷鉱泉が癌を患った方に喜ばれており、こちらに定住されている方も多いとか。広島が自慢できる温泉の1つだと私は思ってます。
 静かな温泉地なので、今、闘病で話題になっている歌舞伎役者の奥様にも、霊験を実感して回復して欲しいんですけどね。

湯の山温泉館の住所
〒738-0601 広島県広島市佐伯区湯来町和田471番地
アクセス 広島駅からJR山陽本線で「五日市」駅下車し、駅南口から広電バスで70分
営業時間 09:00~21:00(最終受付 20:30)夏場と冬場で時間が変わるみたいです。
定休日 不定休
※但し、メンテナンス等で休館の場合も有ります。
料金 大人 350円(12歳以上)、小人 150円(4歳~12歳未満)
のんびりゆったりしたい方は、1日利用もあります。

 今日も充実した一日でありますように。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨の中 | トップ | 実りの秋 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

イベント」カテゴリの最新記事