憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

⛰️笑う

2022年05月19日 05時49分20秒 | イベント

5/19(木)  8℃    晴れ☀️

 おはようございます。
 今日も真夏日になりそうだと予報されている日になりそうです。湯来では鳥が鳴いて川が流れて野山は今花が咲き乱れています。
 今朝の新聞の投書欄に「山笑う」と題した投稿がありましたが、新緑の緑が日増しに濃くなってきているような気がします。

 山笑うとは、春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになる様子を表しているそうで、俳句の季語として使われている言葉だそうです。
 俳人・正岡子規の詠んだ俳句に

 故郷(ふるさと)や どちらを見ても  山笑う

 と言う句があって、子規が自身の故郷である松山(愛媛県)の春を想って詠んだ句だそうです。明るい春の山の風景と、故郷への愛着が感じられますね。

わたしが湯来生まれて、ン十年、一時的に街中で生活していた頃もありましたけど、山々に囲まれた温泉と酪農と渓谷で暮らしていると、正岡子規の思いや彼が見ていた風景がイメージできて、今になってようやく分かったような気がしてます。

 山登りや自宅周りを散歩していると。山の木々のなかにモザイク画のように梅や桜などの花々が咲いていたり、足元を見ればふきのとうやワラビなどの山菜が生えている光景を目にします。間もなく、甘酸っぱい木イチゴが林道脇で採れるようになると、6月に入った石ヶ谷峡を散策すると、目に見える世界360度が「山笑う」に感じられます。

 しかし、こういう山笑うなら良いんですが、最近の山笑うは自然が我々を「嘲笑う」事が往々にしてあるようで、最近では土砂崩れなどの災害を発生させています。
 今の時期、山の新緑の部分を良くみていると谷沿いに違った色になっている場所に気付かれると思いますが、そこは以前土砂崩れがあった場所なので気に停めておいてください。特に最近では山の手入れがほとんどされてませんから、下流に住んでいる方は特に注意しなくてはいけません。
 この天気が雨模様の日に変わったらたぶん梅雨入り宣言が出されるんじゃないか?と思っています。こうした場所が有るということ、注意する必要が有ることを知っておきましょう。
 本当は地権者の理解を得て、里山整備が出来ると良いんですけどね。
 色の違う水、腐った葉っぱと土の匂いがしたら要注意です。早目の避難計画を立てておきましょう。


 今日の天気は晴れ☀️。水分補給をしっかりして熱中症対策をしておきましょう。今日も1日、元気に過ごしましょう☺️。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ノロリノロリ、ストップモー... | トップ | どこへ行って頂こうかなぁ~ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

イベント」カテゴリの最新記事