12/25(土) -1℃
おはようございます。
朝のお目覚めはいかがでしょうか?
昨夜のクリスマスイブは美味しいケーキなんぞ食べられましたか?
今朝起きて枕元には置いてありませんでしたか?
今日、今夜のクリスマスが本番ですから、期待できる方は用意して待ってくださいね。
???予定のない方?
”来年こそ”実現できるように祈りでもささげましょうか?
「アーメン」
今朝の湯来に伝わる民話は「おさん猫婆さん」です。
むかし、堂原に大きな庄屋の家がありました。土地を多く持っているのでよい暮らしをしていました。この庄屋のお婆さんは長い病気で床に伏せったままでした。富山の薬がよく効くので、
「富山の薬売りはまだ来んさらんかいのぉ」
と言って、毎日待っていましたが、最近はほとんど口にしなくなりました。
ある日、一人の薬売りの商人が橋のたもとまで来たとき、五~六匹の猫が出てきて今にも飛びかかろうとしています。シッシッっち追いますが、逆に目を光らせて追い詰めてきます。ことは面倒なりと逃げ出しました。そして、一本の木を見つけて登りました。すると一匹の大きな猫が異様な鳴き声をあげると、方々からたくさんの猫が集まって来ました。
薬売りが登っている木の根元から、猫が猫の上に乗り、またその上に猫が乗り、だんだん高くなっていきます。もう少しのところで薬売りの所まできましたが、猫一匹分だけ足りません。そこで猫たちは相談して
「年をとった猫にきてもらおう」
と話がまとまり、おさん猫に来てもらいました。おさん猫は一番上に乗って行き、手を伸ばし、薬売りを引っ掛けて引きずり落とそうとしました。すると薬売りは小刀を取り出して
「こやつ、何をする。エイ!」
とおさん猫の左手を切りつけました。おさん猫は鳴き声もあげずに一目散に逃げていきます。他の猫たちも驚いて逃げていきました。
その晩、薬売りは木賃宿に泊まることにしました。宿に着くとおかみさんが、
「庄屋のお婆さんが長い患いで薬売りさんを待っとられると言うことじゃけぇ、すぐ行ってあげんさい」
「そりゃあええ、薬をたんまり買おてもらおう」
と庄屋さんを訪ねました。そこの主人とおかみが言うには、
「前頃は毎日、富山の薬売りさんを待っていなさったが、近頃は急にご飯もよく食べるようになり、時々は魚の骨までもむしゃむしゃ食べんさる」
「からだ具合が悪い、からだ具合が悪いと言いなさるので医者を呼ぶと診てもらわなくていいと言い、うまいものを食わせろと言いなさる。おまけに今日は左手が痛いと言うて包帯をして寝ていなさる」
おばあさんの病気の様子を聞いていた薬売りは
「ひとつわしに診せてみんさい」
と言って婆さん部屋に入りました。
「婆さん、薬売りさんが来なさったで」
「薬はいらんけえ、帰ってもらえ」
おばあさんの左手が微かに震えています。薬売りが近づくと手を引っ込め、目を光らせてにらみつけます。無理に左手を引き出そうとしたとたん、婆さんはおさん猫に早変わりして飛び上がって猫くぐりから外へ飛び出していきました。
「おさん猫がお婆さんに化けていたのなら、本当のお婆さんはどこだろう」
家中の者が捜しまわりました。するとその座敷の床下からおばあさんの死骸が出てきました。
それっきりというもの、おさん猫は姿を見せなくなりました、とさ。
化け猫伝説なども、この類からなんでしょうか。長く生き抜いているモノには要注意が必要かもしれませんね。
我が家の場合は・・・・・・・。山奥ですから何だっていますよ
次回は「森を救った大蛇」です。お楽しみに。
今日は 「 クリスマス 」 の日
イエス・キリストの降誕記念日(キリスト降誕祭)。西暦336年にイエス・キリストの降誕の日と決定されました。
しかし、キリストがこの日に生まれたという確証はなく、一般的にはローマの冬至を祝う「太陽の祝日」と結び附けられたものと言われています。
X’masの書き方も "X"は「キリスト」を表わすギリシア語の頭文字であって英語の省略形ではないため、"X'mas"とは書かないんだそうです。私たちが書いているスペルの根拠って何なんでしょう???????
英語ダメだからなぁ
今日はこれから「似島」
雪に縁はない場所ですけど、「」のご縁で人に会ってきます。
今朝の湯来には「雪」は有りませんでしたので、安心して温泉入浴にお出かけください。
では、でわ。
降り始めております。
ミルクロードは白くなっておりますので、ご通行にはお気を付けください。