健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

Feel the Fire,

2005-11-01 | 聴けた!imaging.
Cause when I look inside my heart und I tell the truth to me. Load and clear my soul cries out with total honesty. I need the Fire Fire Fire
to keep me warm I got to feel the Fire.
キープ ミイ ウオーム ファイアーがコンセプトになりまして、スピーディーワンダーの録画にも立ち会いました。心に火を!!!心に唄を!!!
このビデオを見て、八代亜紀が歌わせてくれといってきました。八代さんは、ダンプの運転手、タクシーの運転手をカヴァーします。スピーディワンダーは30代の男性。さて、20代の男性には誰がということで・ナガセマサトシを持ってきました。
大ヒットしました。現在年間16億円の利益を稼いでくれます。この成功で判ったのは、
1、一見成熟した市場でもOK、出来るよっていうこと。
2、成功は余裕を生んで好循環を会社にもたらしてしまう。
3、成功体験は次の成功への最大のイシズエになります。  ということです。そして、この成功は、午後の紅茶のリニュアルの成功につながります。午後の紅茶は33,6%のトップシェアーを握っていましたが、だんだん売上が落ちてきました。アンケートによると紅茶はたまに飲むもの・この頻度を上げるにはどうしたらいいかを考えました。味が少し甘かったのを、逆に・苦く・濃くしました。純水を使って作って、スッキリ飲めて、思わず飲みたくなるようなエンターテイメントが必要だ。
松浦亜弥アヤヤを使いました。アヤヤトランクが当たるキャンペーン実施。そうしたら、また伸び始めて、コーヒーやお茶を侵食しだしちゃいました。17年経ってまだ2割伸びている商品に生まれ変わりました。
世の中、情報の量は増えても、情報受容能力は人間だから増えません。だから、新しい商品というのは、サプライズ・心地よい驚きが無ければダメで、理解ではなくて了解!!なんです。一瞬にして全体像がわかって、どこか一抹の不良性があるといいですね。魅力的かどうかを競うレースです。プロデューサーが開発者でなくてはいけません。経営会議の例もありましたが、民主主義はダメ、合議制はもっとダメです。ブランドは掛算になります。キリンコーヒーがいいなんて、会社の都合で商品を作らないことです。日本人はいいものを見ています。神は細部に宿るといいます。とにかく可能性のある大きい市場・伸びる市場を狙うことです。大降りするんです、ヒットはいらない!ホームランを狙うんです。人のマネはしないし、自分のマネもしないこと、わかりやすく下世話にしろっていうことですかね。」
面白い話でした。特に、社長を説き伏せるために、キリンコーヒーの2種類のコマーシャルビデオを作り、スピーディーワンダーのビデオと一緒に見せたなんて執念です。両方のビデオ会場で見ましたが、これならFIREやろうっていう気になります。
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ファイアー。

2005-11-01 | 聴けた!imaging.
先週聴く事が出来た・「キリンビバレッジの商品戦略」。キリンビバレッジ株式会社商品商品企画部長 佐藤章さんのお話。なんせテープから起したのではなくて、聴いたメモからなので不確かな部分も残ります。
「1982年にキリンビールに入社しまして1997年にビバレッジに出向しました。この飲料の市場は年間4兆円もあって、生ジュースなど期限が短いもの、チルド商品が2割、日持ちするドライ商品が8割です。販売形態は過去3年くらいまでは自動販売機が6割を占めていましたが、現在は4割で、手売りが6割になっています。
シェアーナンバーワンがコカコーラで32%。2位がサントリーで16%。3位以下は10%弱で熾烈な争いをしています。上位10ブランドで売上の6割を占め、20ブランドで9割を占めてしまいます。年間に1000種類以上新製品は出るのですが、ヒットするのは2-3個で去年は伊右衛門でした。ブランドでは1位がジョージアで2位がコカコーラ、3位がアクエリアスです。
種類別に見ますと1位が缶コーヒーで月間4億円売れています。2位がお茶で1,9億円、急速に伸びています。3位が果汁で1,8億円です。
キリンはファイアー、生茶、きき茶、アンナサプリ、というヒット商品を持っています。コーヒーを缶で飲む習慣を持つのは何故か日本だけです。清涼飲料を飲む世代ですが、年を取ればとるほど飲むようになります。からだの水分が足らなくなるからではないでしょうか?
ビバレッジに移った頃はヒット商品といえば、午後の紅茶くらいしかありませんでした。商品分析すると、キリンレモンは既に負け犬、午後の紅茶は花形でしたが、金の成る木がありません。その頃、ジョージアとBOSSが独占していたコーヒーというカテゴリーを選択し、開発資源を集中しようと決意しました。
・レギュラーコーヒーの旨さを追求した缶コーヒー・自家焙煎のこだわり・焙煎は火で旨くなる・心に火を灯す・勇気であり・ネイティブアメリカン・のイメージで作ろう。
矢沢永吉と飯島直子に勝とう!パッケージもライターのジッポみたいにしよう。その計画を経営会議に上程しました。即座に却下。ファイアーとは何だ?火事になるみたいで縁起でもない。麒麟のイメージが無い。名前は「キリン缶コーヒー」で良いのではないか!」当時の社長が断言しました。
練り直し!スピーディーワンダーに交渉したが、コマーシャルの為の演奏はしないということで断られていた。即座に正規のルートでなくて、私が直接手紙を書きました。今、日本はバブル崩壊・デフレで元気が無い。日本を元気にするために歌ってくれ!と・・・、そうしたら・やるっていう返事が来ました。即アメリカに飛びました。そして、井上揚水のキリンコーヒーのビデオと、スピーディーワンダーのファイアーのビデオ2本作って再び経営会議にかけました。」
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