健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

唐津くんち

2005-11-08 | looking.
夕食後は唐津くんちへ。唐津駅前・辻薬局の辻さんが友人で、20年ぶり2度目の宵ヤマとなりました。唐津市といえば人口は8万人くらいのこじんまりした町。こんな小さな城下町に、こんな素晴らしいお祭りがある。企業色の一切無い、14の町内・おれたちの祭りだという雰囲気にあふれています。
この祭りに参加するため、全国にちらばっている唐津っ子が帰ってくるから、すごい熱気。「エンヤー、エンヤー、エンヤー、」「オイサー」の景気のよい掛け声と、山車に乗ったお囃子が独特の雰囲気をつくりあげます。
一番曳山・刀町の赤獅子が文政2年に創られたというんだから1819年、200年近い歴史がある。江戸時代、城主は富が集中しないためにも、この祭りを始めたといいます。「庭見せ」といって富める家は、玄関から家を開放して、誰にでも長家や卓袱料理を振る舞ったといいます。その伝統は現在も続いていて、辻さんの自宅は、解放されていて、食事などご馳走になることができます。
もうひとつの目的は「庭見せ」することによって、隠れキリシタンの撲滅を狙ったとも言われています。
唐津神社の氏神・氏子による秋祭り・今宵の宵ヤマから二日目の・旅所神幸、三日目の町廻りと続きます。山車が、鯛や鯱、亀と浦島太郎、赤・青獅子や義経の兜など、バラエティーに富んでいて楽しい。木型の上に和紙を幾重にも貼り付けて、漆塗りという大変手のかかる工法で作られていて、莫大な費用が掛かり2-3年の期間で完成したと言われています。
駅前でコの字型に山車が激しく曲がります。10時には唐津神社に14台の曳山が集結して1日目の宵ヤマは終了します。
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