内容は昔から知っている昔話というか、お伽噺というか、少し怖い部類のお話で知っている内容だった。
おばあさんのところに、旅人一行が暗くなったのでお世話になる。ところがそのおばあさんがとんでもない人食いおばあさん。でみんなそのことを知って命からがら山から逃げて、その後をおばあさんが追いかけてくる。
主だったストーリーはそのような感じだった。
能の方は前後の二段からなる。
前段は、旅の山伏一行が人里離れたところで夜を迎え、老婆の住むあばら家に一夜の宿を借りる場面で、老女が糸車を繰りながら昔を懐かしみ、その後に、薪を取りに裏の山に消えていく。
其の際老女は、自分の留守中に決して閨(ねや)を覗かぬようにと言い残していく。
そこで老女の言葉に関心をそそられた従者の能力が、主人の静止を振り切って覗いてみると、閨の中にはたくさんの死体が積み重なっていて、血を流したり腐乱しているのが見える。驚いて主人に報告すると、主人らは一目散に逃げていく。
後段も続きは想像がつくようなもの。
そういうのを掘り下げて俳句に取り入れて、やはりその表現方法の形を生であじわえるのがいい。句をひとつも出されない講師もいるけれど、俳句をしている臨場感が生まれない。そちらはスペイン語の君 あなたの世界かな。
おばあさんのところに、旅人一行が暗くなったのでお世話になる。ところがそのおばあさんがとんでもない人食いおばあさん。でみんなそのことを知って命からがら山から逃げて、その後をおばあさんが追いかけてくる。
主だったストーリーはそのような感じだった。
能の方は前後の二段からなる。
前段は、旅の山伏一行が人里離れたところで夜を迎え、老婆の住むあばら家に一夜の宿を借りる場面で、老女が糸車を繰りながら昔を懐かしみ、その後に、薪を取りに裏の山に消えていく。
其の際老女は、自分の留守中に決して閨(ねや)を覗かぬようにと言い残していく。
そこで老女の言葉に関心をそそられた従者の能力が、主人の静止を振り切って覗いてみると、閨の中にはたくさんの死体が積み重なっていて、血を流したり腐乱しているのが見える。驚いて主人に報告すると、主人らは一目散に逃げていく。
後段も続きは想像がつくようなもの。
そういうのを掘り下げて俳句に取り入れて、やはりその表現方法の形を生であじわえるのがいい。句をひとつも出されない講師もいるけれど、俳句をしている臨場感が生まれない。そちらはスペイン語の君 あなたの世界かな。