印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

象牙の塔

2011-11-02 14:02:39 | 川柳
先月半ばごろの吟行に鬼怒川温泉までいってきた。といっても川柳ですが。
アンケートをとか、マンネリ化してきたのでとかいっていた。

吟行と言っても、吟行はなく、前もって出した句を主だった人が4人ほど、選句するだけ。
互選はない。句もつくらない。披講は4人がして、作者名を、二人のひとが記入する。この方たちは、自分のノートをみれない。あとで、印刷してくれるので、この時間が無駄になる。

なんか何も知らないとはいえ、無駄な旅行のような気がした。ただただ象牙の塔を鑑賞したようだった。川柳にたいするエンスーだね。

象牙の塔でも、彼らのエンスーである、句案十体を行きのバスのなかできけたのだから、この集まりも今のところおろそかにはできませんね。彼らは14世川柳の飛兎竜文としての矜恃を保持している。そういう意味では一歩すすんでいるやも。たまさかそこにいる機会に出会った。

※エンスー:enthousiast (エンスージアスト)


折り紙つきの壺

2011-11-02 12:47:38 | drama review
昼に朝ドラの再放送をみた。朝もみたのだけれど。

おばあちゃんがいう。「今日はあんたが正しい。神戸へいってこい。うちでなんとかする。」
二人の妹さんたちがいう。「いっといで」
主人公が言う。「お母さん、大丈夫?おとうさん、一番あたるで」
お母さん「えー、すんませんって、いうだけや。あとは心配すな」

主人公は弱冠二十歳そこらで、心斎橋の大手百貨店の店員の制服を20着注文をうけてきて、1週間で仕上げる契約だが。

この着物から洋服に移り変わる時代の、まだ家庭が父親の管轄下で保たれている背景で、このおばあさん、父親の母親であるけれども、見ていて、その強さには脱帽です。折り紙つきの壺の中身をみているようですね。



けじめある生き方のできる人

2011-11-02 10:29:52 | cpu
パソコンクラブ帰りにいっしょに近所の人と話しながら帰ったが、帰った人は会社にいるとき、そういうのばかりやって、そういうのとは、パソコンでプレゼンの内容の作成。会社では、毎日好きなことをして、遊んでばかりだったといっていた。遊んでいたとはパソコンで好きなことを、管理されることなく、自由に発想していたということ。恵まれていますね。

1ケ月も、1年もそうなので、自分で一日の流を決めて、計画を立てて仕事をしていた。プレゼンとか教育係とかで、projectorも使って、その資料作り。会社に申請して自分用に、23万のprojectorもかったという。誰も苦情を言う人いなくて、だれもいえないんだという。その代り会社の製品はひとつも知らなかったそうで、その点は残念がっていた。この分野優遇されているのですね。でもお金は職権で絶対不明な不信なお金の使い方をしなかった。消防署とか警察のかたとか接する機会も仕事のなかにはいっていたけれど、絶対接待もされる側、する側も厳しく一線を引いていたという。今でもその厳しさは常にきちんとしている。折り紙つきですね。

蕨の三学院に立派なお墓がある。今は縁をきっているようだが。先祖は社会的に役人のリーダーだったようだ。時代がその制度にあわなくなってきていて、だれもその末裔については関心がない。

だから、会の事業別分担金を、係の人で飲み食いにつかうのに、リーダーが本部に返金できない、自分にくれたものだから、俺のものだからかってにつかっていいんだといって、それになっとくできなくて、一人だけ反対意見をいったという。この人以外は暗黙の箝口令がしてあったみたいだけど。でも使ったという。そういうの巷には数多くあるけど。営利事業団体ではないから。総会が済めば、時効なのでしょうから。カジュアルで重くならないスタイルかもしれない。