hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

北陸旅行・紅葉の永平寺

2017-11-23 | 国内旅行

実家が曹洞宗の檀家であることから
大本山の永平寺にはかねがね行きたいと思っていました。
今回やっとその願いが叶いました。

永平寺は、寛元二年(1244)に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場で、
四方を山に囲まれた広大な敷地に、大小七十余りの建物が並んでいます。
現在は130人の修行僧が、厳しい修行生活を送っているそうです。



龍門(正門)



参道

   
苔むした参道の右手に建てられた石像や石碑など。
(画像はクリックすると大きくなります)



通用門
通用門をくぐると拝観料500円を払い吉祥閣に入りますが、
事前に添乗員さんが料金を徴収し、手続きを済ませておいてくれました。



吉祥閣前の紅葉
吉祥閣は一般の人々が禅の修行を体験したり
道元禅師の教えを実践するための道場で、鉄筋5階建ての立派な建物です。
(正面奥に見えるのは祠堂殿)

入り口で靴を脱ぎ、ビニール袋に入れて持ったまま1階の広間へ。
添乗員さんの話ですと、お坊さんが参拝のポイントや注意点について
説明して下さるはずでしたが、この日は見えませんでした。



見学は1:40~2:40の1時間。
順路に従い、回廊で結ばれている七堂伽藍を巡りますが、
時間を気にしながら急ぎ足で回ったので、頂いたパンフレットを見ることも出来ず、
何が何やらさっぱりわかりませんでした。
ブログを綴る時点で、パンフレットの説明と写真を合わせ
少しは理解したつもりですが、肝心な写真が揃っていませんでした。



傘松閣2階には156畳敷の絵天井の間があり、
昭和5年に川合玉堂、伊東深水など、当時の著名な画家144名により
描かれた230枚の美しい天井画が飾られています。
見学者が多すぎて、大広間全体は写真に収められませんでした。



階段状の回廊
廊下はよく磨かれているので滑らないよう注意深く歩きます。



承陽門とその奥に有る承陽殿



承陽殿内部
承陽殿奥には永平寺を開いた道元禅師の御真廟があります。
日本曹洞宗の発祥の根源として、曹洞宗の聖地とでもいうべき場所で、
道元禅師は「承陽大師」とも呼ばれていたことからこの名がついたそうです。





法堂
七堂伽藍の一番奥に位置し、朝のおつとめなど
各種法要が行われるそうです。



仏殿
七堂伽藍の中心に位置する仏殿は、二重屋根と石畳敷きの伽藍で、
曹洞宗の御本尊である釈迦牟尼仏が祀られています。



中雀門



中雀門右側



山門
七堂伽藍の中で最も古い寛延二年(1749)の造立で、
中国唐時代様式の楼閣門。
山門楼上の羅漢堂には五百羅漢などが祀られており、
毎日、修行僧が楼上に登り、お経をあげているそうです。

 

カラフルな山門の四天王
(画像はクリックすると大きくなります)



御朱印



最後に、
七堂伽藍とは日常の修行に欠かすことのできない重要な建物のことで、
「法堂」「仏殿」「庫院」「僧堂」「山門」「浴室」「東司」の七堂。
私が通り過ぎて写真を撮れなかったのは「庫院」「僧堂」「浴室」「東司」の四堂でした。
パンフレットの写真を載せておきますが、わかるでしょうか。





さあ、門前町の駐車場に戻りましょう。

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~♪ (shizuo)
2017-11-23 15:15:37
Hiroさん頂けましたね記念の御朱印、よかったですね念願だった永平寺。
もう何年前になるでしょうか、わたし達も永平寺へ。
広い回廊をグルグルした記憶が残っています。
苔むす庭にひらひら舞う落ち葉。
ステキな写真が撮れましたね。
↓「今まで旅行に行ってもほとんど人物撮影はしませんでしたが…」。
わたし達と同じです、特に自身の写真は全くと言っていいほど皆無(^^♪。
思い出しました…、
二人でじゃなく、東尋坊、永平寺は家族旅行でした。
蟹、召し上がられましたか?
ただ黙しひたすら格闘、蟹さんと(^^♪。
返信する
永平寺 (ryo)
2017-11-23 16:19:06
有名ですよね、永平寺。
大晦日にいつもNHKで見ているように
思います。
落葉紅葉がまた一層鮮やかに
演出していますね。
すばらしいお寺です。

さて、血圧、気をつけてくださいませ。
私はなんやかやと突然不安材料が増えて
来年早々は腰と胸のしこりのMRI
はたまた明日は脳のMRIなんです。
痛みは目の奥からの激痛が走るのと、抱えている
腰部の痛みで、やはり齢とともにきましたね〜
ですが、気分は若く保ちたいものです。
全てが何ごともないと判明するのが待ち遠しい
ですが..。
返信する
Unknown (tona)
2017-11-23 17:21:30
夫の家は鶴見総持寺です。石原裕次郎の墓のそばです。同じ曹洞宗です。
学生時代には夏休みに、1昨年は合掌造りと一緒で雪深い永平寺にお詣りしましたので、懐かしく拝見しました。
秋は紅葉が美しいですね。
長年の夢を果たされて本当に良かったです。

明日、hiroさんの写真でお知りあいになりました大山の紅葉を見に登ってきます。hiroさんのときのように美しくあれと祈っています。
返信する
Unknown (やっこ)
2017-11-23 18:10:45
いい時期に永平寺さんにいかれましたね。
紅葉がとってもきれい!!
絵天井のお花の絵もすばらしいですね~!
修行をされている雲水さんたちにはお会いになれませんでしたか?
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Unknown (hiro)
2017-11-24 09:56:51
shizuoさん、おはようございます♪
shizuoさんはご家族で旅行されたのですね。
ツアーでなかったらゆっくりとご覧になれたでしょう。

子供達が小学生の頃までは家族旅行が中心だったので、
一緒に写真も撮りましたが、40代頃からは主婦仲間で
ツアーに行くようになり(家族のこともあるので日帰りが中心)
写真も撮らなくなりました。
50代からは子育ても卒業したので、宿泊を伴うツアーにも
参加するようになり、写真も撮るようになりましたが、
撮る枚数も少なく、人物撮影は行ったことの証明撮影ぐらいでした。
たくさん撮るようになったのはデジカメを利用するように
なってからですが、自分自身の写真を撮るようになったのはここ数年です。

蟹とアワビはオプションでランクアップして食べてきました。
返信する
Unknown (hiro)
2017-11-24 10:03:45
ryoさん、おはようございます♪
NHKの除夜の鐘は毎年永平寺でしたね。
その時、普段は閉じられている唐門が開扉されるのですが、
その唐門を写してくるのを忘れました。
個人旅行なら隅から隅まで回れるので撮り忘れはないと思うのですが
境内図が頭に入っていなかったのがいけなかったのでしょうね。
ちょうど紅葉が綺麗な時期に行かれて良かったです。

腰の胸にしこりがあるのですか。
それは大変ですね。歳を重ねるとしわやシミのほかにも
こぶやしこりもできるようですね。
お友達は首にしこりができて日帰りで取り除きましたが、
良性だったようです。
何事もないことをお祈りしています。
返信する
Unknown (hiro)
2017-11-24 10:10:20
tonaさん、おはようございます♪
今頃は大山に向かっている頃でしょうか。
今日はお天気が良いので紅葉も一段と綺麗なことでしょう。
近所のお友達も今日、大山寺や阿夫利神社に行くと言っていました。

鶴見総持寺はテレビではアンドか見たことがありますが、
まだ行ったことがないのですよ。
ご主人様のご実家の菩提寺でしたか。
やはり曹洞宗の大本山でしたよね。機会があったら出かけてみたいです。
返信する
Unknown (hiro)
2017-11-24 10:14:10
やっこさん、おはようございます♪
紅葉は終わっているかと思ったのですが、ちょうどよい時期でした。
絵天井や床の間の絵や置物はもっとゆっくり見たかったのですが、
人が多くて流されるように歩きました。
お寺はシーズンオフのほうがゆっくりとみられて良いですね。
雲水さんは何人か廊下でお見掛けしましたが、
修行している姿は見られませんでした。
そうそう、金沢のお菓子「福うさぎ」小松空港で買って帰りましたよ。
差し上げた方から、とても美味しかったと喜ばれました。
返信する
永平寺 (風花(かざはな))
2017-11-24 11:43:58
hiroさん こんにちは~
永平寺の紅葉が綺麗ですね!
私も孫が大学受験の年にちょうどツアーで行って
永平寺で合格祈願のお札を頂いてきた事がありました。
案内のお坊様が19歳でとてもイケメンでした。
もう3年前ですが懐かしく拝見しました。
返信する
こんにちは^^ (ひとみ)
2017-11-24 12:40:15
わぁ~紅葉の美しいこと♪
絵天井は、まぁ~まぁ~綺麗ですね~
今年は旅行には行けないので^^
hiroさんの所で旅行気分を♪♪

さて、午後は娘の双子ちゃんと遊びに行ってきます
返信する

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