
札幌市資料館は大通公園の西端にあり、東端のさっぽろテレビ塔に対し、
東西に長い公園の西を締めくくる位置にあります。

1926(大正15年)に札幌控訴院、
のちの札幌高等裁判所として建てられた建物で、
現在は、札幌市の歴史と文化について、様々な物が展示・紹介されていたり、
ミニギャラリーや会議室として貸し出されています。

建物は札幌軟石が使われ、
2018(平成30年)に、札幌市有形文化財に指定されています。
札幌軟石は、およそ4万年前に札幌の南側、支笏湖にあたる場所で
起きた噴火によって発生した火砕流が冷えて固まった「溶結凝灰岩」という岩石。
火に強く保温効果があり加工しやすい札幌軟石は、
古くから札幌近郊の蔵や住宅、庭石に使われている自然が生んだ
歴史のある建材のひとつだそうです。

壁には丸い飾り

アーチが美しいエントランス

天井とシャンデリア

刑事法廷の再現

札幌市出身の漫画家・おおば比呂司さんの記念室。
沢山の作品が飾られていましたが、撮影は禁止でした。
2階に上がってみましょう。

階段のステンドグラス


2階の室内から見た大通公園

展示室
2Fは主にギャラリーや貸室になっています。

レンタルサイクルのようです。

ツツジ

一面の花(雑草?)

資料館の裏側

ツタ
秋には紅葉して綺麗でしょうね。

裏側の入り口

裏庭
札幌市中央区大通西13丁目
拝観料:無料 ( 9時 ~ 19時 )
休館日:毎週月曜日と年末年始(12月29日~翌1月3日)
月曜日が祝日に当たるときは、翌日が休館日