hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

北大・苫小牧研究林

2019-06-24 | 国内旅行
6月2日(日)
せっかくの日曜日でしたが、孫息子のK君は1時半まで
部活の大会(陸上部)があるとのこと。
あまり遠くには行けないので、
娘に北海道大学・苫小牧研究林に連れて行ってもらいました。
Mちゃんは森の散歩より、お友達と遊ぶことの方が楽しいらしく、
自転車に乗ってさっさと公園に出かけました。



明治37年に北海道大学農学部の演習林(現在は研究林と改称)として創設。
市街地に近いこともあり、緑のオアシスとして市民に親しまれ、
北海道の自然100選にも指定されています。
面積は約27km2 (2,705ha) と広大です。





苫小牧・幌内川
北大研究林の北西部林内を水源とし、研究林の中を流れ、
苫小牧市街を通って太平洋(苫小牧港)に注ぐ河川です。
小さな小川ですが、全国でも屈指の水質を誇り、
清流・日本一になったこともあり、
苫小牧市民の大切な飲み水となっています。

ウィキペディアによると、幌内とはアイヌ語の「ポロ・ナイ」(大きい(親の)・川)
に由来するそうで、北海道だけでも同じ名前の川が22もありました。
ニジマス、ヤマメ、イワナなどが生息しているらしく、
10㎝位の魚が泳いでいる姿が見えました。



遊水池



遊水池はいくつかあるようです。
こちらの写真は2011年5月中頃、研究林を訪れた時のもので、
今回よりもう少し奥にある遊水地です。
まだエゾヤマザクラが咲いていましたね。
建物は北海道大学・森林記念館(国登録有形文化財)です。



ズミ(酸実)
とても香りが良く、綺麗な花でした。
それもそのはず、バラ科リンゴ属の一種で、
リンゴに近縁な野生種なのだそうです。
語源は、実が酸っぱいこと、あるいは樹皮を染料(黄色)に
用いたことによる(染める実)ことからだそうです。



アップで!
あと何日か遅かったら散っていたかもしれません。
ラッキーでした。



娘のスマホで写してもらいました。



クルミの雄花



ヤマツツジ



ヤマナラシ?



森の小道
娘の話ですと、林の中の採取・採集はすべて禁止だそうですが、
キノコや山菜とりは許可されているそうです。
苫小牧市民が羨ましくなった一瞬でしたが、
娘はまだ一度もとりに行ったことがないそうです。

広葉樹が多かったので、秋の紅葉のシーズンも綺麗でしょう。



マムシグサとヤマシダ



カタツムリ
サッポロマイマイとオカモノアラガイ





クリンソウ
群生はしていませんでいたが、水辺のあちこちに咲いていました。
15年前頃、庭で育てたことがありますが、1年で枯れてしまいました。
やはりこのような環境があっているのでしょうね。



そろそろ帰りましょう。





タチツボスミレとヤブヘビイチゴ



名前?とマイヅルソウ



タンポポとヤブニンジン

山野草は特別に珍しい花はありませんでしたが
緑いっぱいの森の中で1時間半、ゆっくりと過ごせたことは幸せでした。
コメント (6)
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