hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

昇仙峡と弥三郎岳トレッキング②

2018-11-07 | ハイキング・ウォーキング

紅葉を楽しんだ後は、昇仙峡ロープウェイに乗って、
弥三郎岳までトレッキングをします。
歩き始めたころに比べ、ずいぶん人が混みあってきたと思ったら、
ツアーの大型バスが何台も並んでいました。



御神体が巨大水晶の「昇玉堂」は
仙娥滝から上った180段の階段のすぐ左手にあります。
写真右は「夫婦木神社 姫の宮」で、
ロープウェイ仙娥滝駅近くの高台にあります。
縁結びと子宝にご利益があるそうです。
夫婦木神社の男宮は、ここから2㎞ほど離れた場所にあるとのこと。



さぁ、いよいよ、昇仙峡ロープウェイに乗って
弥三郎岳までトレッキングです。
ロープウェイは46人乗りで、昭和39年に架設されました。
仙娥滝駅からパノラマ台(全長:1015m、高低差:300m)
を片道5分で結びます。料金は往復で一人1200円。
あと1~2週間後だったら、周囲の山々は、もっと赤く
染まっていたかもしれません。

まずはパノラマ台周辺を散策します。



(案内図は昇仙峡ロープウェイのHPより拝借))



写真左はロープウェイ・仙娥滝駅構内の黄金池。
黄金の金魚が口をパクパクさせて近寄ってきたので、
100円で餌を買って与えましたが、あっという間に平らげていました。
写真中央上はロープウェイ・パノラマ台駅



縁結びの神としても知られている八雲神社。
1564年前に金桜神社の末社として建立された神社で、
拝殿は昭和43年に再建されました。
拝殿のすぐ後ろには存在感のある石祠があります。



富士山遥拝所とうぐいす谷



富士山遥拝所は富士山のベストビューポイントで
お天気次第では、このように富士山が見えたはずでした。
(画像は昇仙峡ロープウェイのHPより拝借)



うぐいす谷と福仙人マークのついた展望台の塔に立つ人々



左の写真の山の名はわかりません。
右は荒川ダム(能泉湖)
荒川ダムは、高さ88mのロックフィルダムで、
洪水調節・不特定利水・上水道の確保を目的とした山梨県営の多目的ダム。
この水が仙娥滝に繋がっているのだそうです。

パノラマ台で一通り展望を楽しんだ後は、弥三郎岳までトレッキング。
山頂まで片道20分くらいの短い登山コースです。



弥三郎岳は写真左の白い岩山です。
かなり狭い岩の間も歩きます。



頂上の手前でストップしている人もいました。



弥三郎権現と山頂の三角点(1058.27m)

弥三郎岳山頂のすぐ下にある水晶石の祠が弥三郎権現。
酒の神が祀られています。

弥三郎伝説
その昔、弥三郎という酒作りの名人が羅漢寺に寺男として住んでいました。
勝ち戦の祝い酒などを造り、武田家に大変重宝がられていましたが、
大酒飲みで失敗が多く、住職にいさめられ、一斗の酒を最後に禁酒を誓い、
その夜弥三郎岳から天狗になって消えてしまったと伝えられています。
(昇仙峡ロープウェイのHPより)

弥三郎岳の山頂は花崗岩の丸い一枚岩で、それほど広くなく、
5~6人しか立っていられません。
周囲には滑落防止の柵等はないので、足元には注意が必要です。
三角点の写真は人の足の間から撮りました。



弥三郎岳から見る奥秩父山系の名峰。
南側にある、富士山や南アルプスなどは見えませんでした。

帰りはロープウェイ・仙娥滝駅構内や滝上通のお土産屋さんで
葡萄やお菓子などを買い、昇仙峡滝上バス停から車を停めてあった
天神森まで路線バスに乗って帰りました。
歩いている時はそれほど感じませんでしたが、バスで下りると
けっこうな距離を歩いていたことがわかりました。
中央高速はいつものように小仏トンネル手前あたりから渋滞していましたが、
今回は迂回せず八王子JCTまで進み、圏央自動車道を利用して帰りました。
息子はとても疲れたと思うのですが、翌日は朝早くから
湘南月例マラソンに参加したそうです。
コメント (4)
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