hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

昇仙峡と弥三郎岳トレッキング①

2018-11-05 | ハイキング・ウォーキング
息子から「明日どこかに行けそうだけど」とのメール。
急遽、ネットで日帰りで紅葉が楽しめそうな所を探し、
「日本一の渓谷美」といわれる、山梨県の昇仙峡に行ってきました。
(出かけた日:11月3日土曜日)

家を出たのは6時50分
カーナビで圏央道の相模原から中央道の相模湖インター近くまでが渋滞と知り、
相模湖インターまで一般道で行くことにしました。
途中で一度コンビニに寄り、相模湖インターには8:25に入りました。


千代田湖(農業灌漑用人造湖・ヘラブナ釣りのメッカ)

甲府市街と昇仙峡の中間にある千代田湖で一休みし、
昇仙峡の玄関である長潭橋近くの天神森・市営駐車場に着いたのは
9時50分ごろでした。



駐車場近くのお蕎麦屋さんで案内図をゲット。
時間がなくて、詳しく調べてこなかったので、助かりました。

昇仙峡の入り口、長潭橋(ながとろばし)から天鼓林、羅漢寺
覚円峰(夢の松島)、仙娥滝を経て、滝上エリアを進み、
昇仙峡ロープウェイに乗って、弥三郎岳(標高1058m)までの
トレッキングを楽しんできました。

昇仙峡は15年以上前に日帰りツアーで経験済みでしたが、
他の観光地と組ませてあったので、メインの覚円峰(夢の松島)と
宝石屋さんに寄って水晶のネックレスとイヤリングを
買ったことしか覚えていません。
今回は下から全部歩けて満足でした。(歩数は17290歩)



スタート・長潭橋(ながとろばし)標高501m
長潭橋は大正時代に作られた趣のあるアーチ橋です。
舗装された昇仙峡遊歩道をユニークな名前がついた奇岩・奇石
を楽しみながら上って行きます。
(左の写真は昇仙峡HPより拝借)



亀石 オットセイ石 大砲岩
トーフ岩? 猿岩 ラクダ石(ラクダのこぶのような石)
富士石 大佛岩 松茸石

写真を取りながらの歩みは3倍もの時間がかかりました。
疲れなくて良いですけどね~(o^^o)



ハマグリ石 フグ石 寒山習得岩
登竜岩 えぼし岩 浮石

この他にも何ヶ所かに、奇岩・奇石がありました。
何かに見立てられている石というのは、
なかなかそのように見えないものが多いですが、
ここの石はほとんどがそう見えるので凄いと思います。
誰が名付けたのでしょうね。





下の方は紅葉が始まったばかりのようです。



上に行くに従い紅葉が鮮やかになります。



このくらいになると見事。
身体まで赤く染まりそうです。



愛のかけ橋
別名「天鼓林橋」
カップルで渡ると愛が実ると言われている昇仙峡の隠れスポット。



愛のかけ橋から眺める渓流



天鼓林付近
天鼓林は山梨県の天然記念物にも指定されている景勝地。
林の中の限られた場所に立って足を強く踏み鳴らすと
地中からポンポンと鼓の音に似た共鳴音が還ってくるそうです。



有明橋
遊歩道入口から3つ目の橋



羅漢寺橋 羅漢寺
羅漢寺橋を渡り、石段を登ると羅漢寺。
弘法大師空海の作と云われる岩正五百大阿羅漢の木彫像が
安置されているというので立ち寄ってきました。



羅漢寺縁起



保存庫(写真中央下)
保存庫の中をガラス戸越しに覘くと五百羅漢像などが安置されていました。



覚円峰などの眺めが素晴らしい場所の近くには
美しい水晶を扱ったお店もありましたよ。
見ているだけで幸せ気分でした。



覚円峰
昇仙峡のシンボル覚円峰は、
花崗岩が風化水食を受けて出来たもので高さは180m。
圧倒されるような美しさです。
その昔、覚円が畳が数枚敷ける広さの頂上で
修行したと言い伝えられている。



天狗岩
ゴツゴツした岩肌が、長い鼻を持つ天狗の横顔のように
見えることから名付けられたそうです。



遊歩道を挟んで向かい合うように聳える「覚円峰」と「天狗岩」



長田円右衛門の碑
円右衛門は一介の百姓ながら、長田勇右ェ門らと共に
昇仙峡新道を切り開き、今日の観光道路の礎を築いたそうです。



ため息の出るような美しさ。



こんな赤、見たことがありません。



石門
巨大な花崗岩に囲まれた天然アーチの石門。



先端がわずかに離れスリリング。
長い年月の間、崩れもせず、よくその姿を保って
きたものだと感心しました。



昇仙橋を渡ると、オーバーハングした岩が道の上に張り出していました。
天井の割れ目にはには至る所に一円玉が・・・
何か意味があるのでしょうか。



仙娥滝(せんがたき)
花崗岩の岩肌を削りながら落下している滝で落差は30m。
途中の岩に当たってできた水しぶきに光が当たり、
中ほどに綺麗な虹が見えました。
なんてラッキーなのでしょう。うっとりです。



滝の名である「仙娥」とは、中国神話に登場する月に行った女性の嫦娥こと。
日本の滝百選にも選定されているそうです。



180段の階段を上ると、滝上には金桜神社の鳥居があり、
右手には土産物屋さんなどの商店街、左手には昇玉堂があります。



滝の最上部はどうなっているか見に行きました。
滝は川の先端の岩の間から流れ落ちているようです。
川の流れの緩やかさと滝壺に落ちる滝の勇壮さのギャップに驚きました。

写真が多いので2度に分けます。
次回は昇仙峡と弥三郎岳トレッキング②
コメント (14)
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