能登金剛巌門を1:40に出発し、途中休憩をはさみ、
兼六園には3:10頃に到着しました。
これから約50分の兼六園観光が始まりますが、
朝からの雨は一層強くなり、レンズには雨粒がかかり
がっかりの写真ばかりでした。
兼六園は17年前の9月に一度訪れています。
その時、初めて宿泊を伴うツアーに、一人で参加しましたが、
一人参加は近くの席の方だけでも私を含め4名おり、
仲良く一緒に行動しました。
夜は近江町市場に繰り出し、人気のある食べ物屋さんを聞き、
美味しい日本海のお魚とお酒を頂きましたが、
この食べ物屋さんが居酒屋さんで、私にとっては初めての
居酒屋体験となり、とても良い思い出となっています。
この旅行にカメラは持って行きませんでしたが、
持っていた方が、あとから何枚かの写真を送って下さいました。
久しぶりにその時の写真を見て、
17年の歳月はかくも人を老けさせるものかと愕然としましたが、
昔の自分に出会えたようで、嬉しい面もありました。
兼六園は加賀前田藩の「金沢城」の外庭として歴代の藩主によって作庭され、
水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並び「日本三名園」に数えられています。
年間約300万人もの観光客が訪れる、北陸一の観光施設で、
将来、世界遺産に登録しようという運動も進められているそうです。
入園料は大人310円ですが、満65歳以上は無料です。(証明書が必要)
霞ヶ池のほとりにある「ことじ燈篭」
こんな風に撮れると良かったのですが・・・
(写真はお借りしました)
冬の風物詩・雪吊
京都ほどではないでしょうが、観光客であふれています。
明治記念之標
像は明治政府ができたときに造られた建国の祖「日本武尊像」で
人物を模した大きな像としては日本最古。
明治10年西南戦争の戦没者の霊をなぐさめる加賀藩旧士族の
記念碑でもあるそうです。
台座はセメントなどは使われず、石の重さだけで固定されているが、
決して壊れないとか。
その理由は、
台座には三竦(さんすくみ)と言ってナメクジ、蛇、蛙の形をした石があり、
蛇はなめくじを恐れ、なめくじは蛙を恐れ、蛙は蛇を恐れることから、
三者が互いに牽制し合って、それぞれが自由に動けないからだそうです。
(蛇がなめくじを恐れるとは初耳でした)。
成巽閣(重文)
兼六園に隣接した前田家の奥方御殿。
こちらの庭園も素晴らしいそうです。
瓢池に流れ落ちる翠滝
金沢城主公園・菱櫓(ズーム)
蓮池門通りに戻りました。
左前方には金沢城主公園の菱櫓が見えます。
あちこちで目にした金箔ソフトクリームが気になりましたが、
寒かったので、お土産屋さんで、餡串団子を食べました。
それが、冷凍白玉団子を3つ串に刺し、
電子レンジでチンして餡を少し塗っただけのようなお団子
だったのでちょっとがっかり。
食べた後、甘酒にすればよかったと後悔しました。
ひがし茶屋街
藩公認の茶屋街として栄えた所で、センスのよい和小物や和菓子のお店や
甘味処が軒を連ねています。
散策時間は55分ありましたが、こじんまりとしているのでそれほど時間もかからず、
お菓子をお土産に買ったくらいなので時間が余りました。
下調べをしてから出かけていれば、もっと見るべきところがあったのかもしれません。
夕食のローストビーフ弁当(オプション)
一切れ食べた後、気が付いて撮影。
見た目以上に美味しかったです。
帰りは小松空港発19:45のJAL192便で羽田空港に向かうはずでしたが、
出発が1時間近く遅れ、羽田空港に着いたのは21:45頃でした。
22:00発の横浜行きのリムジンバスにも乗れたのですが、
15分遅らせて22:15発の海老名行のリムジンバスにしたところ、
ちょっとしたアクシデントで30分ほど遅れ、
家に着いたのは24:00近くにもなっていました。
人身事故ではなかったので良かったですが、長~い一日でした。