実家が曹洞宗の檀家であることから
大本山の永平寺にはかねがね行きたいと思っていました。
今回やっとその願いが叶いました。
永平寺は、寛元二年(1244)に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場で、
四方を山に囲まれた広大な敷地に、大小七十余りの建物が並んでいます。
現在は130人の修行僧が、厳しい修行生活を送っているそうです。
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龍門(正門)
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参道
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苔むした参道の右手に建てられた石像や石碑など。
(画像はクリックすると大きくなります)
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通用門
通用門をくぐると拝観料500円を払い吉祥閣に入りますが、
事前に添乗員さんが料金を徴収し、手続きを済ませておいてくれました。
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吉祥閣前の紅葉
吉祥閣は一般の人々が禅の修行を体験したり
道元禅師の教えを実践するための道場で、鉄筋5階建ての立派な建物です。
(正面奥に見えるのは祠堂殿)
入り口で靴を脱ぎ、ビニール袋に入れて持ったまま1階の広間へ。
添乗員さんの話ですと、お坊さんが参拝のポイントや注意点について
説明して下さるはずでしたが、この日は見えませんでした。
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見学は1:40~2:40の1時間。
順路に従い、回廊で結ばれている七堂伽藍を巡りますが、
時間を気にしながら急ぎ足で回ったので、頂いたパンフレットを見ることも出来ず、
何が何やらさっぱりわかりませんでした。
ブログを綴る時点で、パンフレットの説明と写真を合わせ
少しは理解したつもりですが、肝心な写真が揃っていませんでした。
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傘松閣2階には156畳敷の絵天井の間があり、
昭和5年に川合玉堂、伊東深水など、当時の著名な画家144名により
描かれた230枚の美しい天井画が飾られています。
見学者が多すぎて、大広間全体は写真に収められませんでした。
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階段状の回廊
廊下はよく磨かれているので滑らないよう注意深く歩きます。
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承陽門とその奥に有る承陽殿
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承陽殿内部
承陽殿奥には永平寺を開いた道元禅師の御真廟があります。
日本曹洞宗の発祥の根源として、曹洞宗の聖地とでもいうべき場所で、
道元禅師は「承陽大師」とも呼ばれていたことからこの名がついたそうです。
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法堂
七堂伽藍の一番奥に位置し、朝のおつとめなど
各種法要が行われるそうです。
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仏殿
七堂伽藍の中心に位置する仏殿は、二重屋根と石畳敷きの伽藍で、
曹洞宗の御本尊である釈迦牟尼仏が祀られています。
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中雀門
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中雀門右側
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山門
七堂伽藍の中で最も古い寛延二年(1749)の造立で、
中国唐時代様式の楼閣門。
山門楼上の羅漢堂には五百羅漢などが祀られており、
毎日、修行僧が楼上に登り、お経をあげているそうです。
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カラフルな山門の四天王
(画像はクリックすると大きくなります)
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御朱印
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最後に、
七堂伽藍とは日常の修行に欠かすことのできない重要な建物のことで、
「法堂」「仏殿」「庫院」「僧堂」「山門」「浴室」「東司」の七堂。
私が通り過ぎて写真を撮れなかったのは「庫院」「僧堂」「浴室」「東司」の四堂でした。
パンフレットの写真を載せておきますが、わかるでしょうか。
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さあ、門前町の駐車場に戻りましょう。