我が家のベランダから見える桜も葉桜が多くなりました。
葉桜と言えば思い出すのが太宰治の「葉桜と魔笛」。
余命いくばくもない妹と姉の思い出を、53歳になった姉が回想する形で書かれた
10分もあれば読み切れる短編小説ですが
人を感動させ、泣かせる要素がびっしり詰まった小説です。
美しい嘘と姉妹愛。厳格ではあるが優しい父親。
やっぱり太宰って凄いと思います。
ご近所の方から3年前に頂いた枝垂れ桃の花が咲きました。
(2016.04.10撮影）
2012年に種から育てた苗を、2013年の春に頂いたもので、
当時はこんなにかよわい苗でした。
苗を下さったご近所さんは咲くまでに3年かかるとおっしゃっていましたが、
本当に3年目の今年花が咲きました。
(2013.03.24撮影）
ご近所さんの枝垂れ桃
親株は赤や絞り、白の花が混ざった美しい源平咲きの
枝垂れ桃でしたが、我が家で咲いたのは白花のみ。
でもこれから木が大きくなればご近所さんのように
1本の木から美しく咲きわける枝垂れ桃になるに違いありません。
(2013.03.24撮影）
待ち待ちて ことし咲きけり 桃の花 源平と聞きつつ 花は白なり
(2016.04.10撮影）
「葉桜と魔笛」でＭ・Ｔから来た手紙の中に書かれていた短歌
元の句の花色だけを変えました。
太宰治さんごめんなさい。
ミヤマオダマキ
実家から持ち帰って9年たちました。
大きな株にはなりませんが、毎年どこかで咲いています。
母との思い出がたくさん詰まったお花。
いつまでも咲き続けてほしいです。
(2016.04.06撮影）
ハナニラ・ロルフフィードラーとパンジー
一見寄せ植えのように見えますが、
ハナニラは昨年突然自生し、今年初めて花を咲かせました。
花が咲くまではどんなハナニラか分かりませんでしたが、
私の好きなロルフフィードラーでした。
繁殖力が旺盛なので来年はそうとう増えるのではないでしょうか。
(2016.04.06撮影）
シャガ(著莪)
数日前から咲き始めました。
10年以上前に近所の方から頂きましたが、植える場所がないので
鉢植えで育てています。
鉢は日陰に置いてありますが、毎年忘れずに5～6本の花を咲かせてくれます。
(2016.04.10撮影）
2色カラフル咲きチューリップ
昨年10月下旬に球根を購入して鉢に20球植えました。
(2016.04.06撮影）
黄色の2色咲きは1輪枯れましたが
18輪の花が咲きそうです。
(2016.04.10撮影）
アセビ
一昨年、花芽のついた鉢植えを求めましたが、一回り大きな鉢に
植え替えたところ、花芽がいつの間にか落ちてしまいました。
昨年は花芽もつかず、3年目にしてやっとお花を見ることが出来ました。
スズランに似た可愛い花を沢山咲かせます。
下向きに咲くのでブロック塀の上にのせてパチリ
(2016.04.10撮影）
オキザリス・緑の舞
今季2度目の開花です。
1～2月頃を除き、断続的に一年中咲いている気がします。
(2016.04.10撮影）
シラーベルビアナの蕾も膨らんできました。
あとしばらくすれば咲くでしょう。
今年は蕾が20もあったので楽しみです。
(2016.04.10撮影）
寄せ植えのBefore After
写真左(2015.11.11）
コニファー1本 一重のストック2株 白のデイジー1株
パンジー1株 ヒューケラ・シナバーシルバー(使い回し）の植え込み
写真右(2016.04.06）
一月下旬、白のストックが枯れたのでその場所に
ガーデンシクラメンとコボレダネのプリムラ・マラコイデスを植え
紫色のパンジーは他の鉢に植えました。
プリムラ・マラコイデスが咲き、やっとすべての花が咲き揃いました。
写真左(2015.11.16）
柚と万両、クリスマスローズの鉢に
プリムラジュリアン2株、コボレダネのイベリスを植えました。
万両はこの時点ではまだ色づいていませんが
12月中旬から赤く色づき、2月の半ば頃には小鳥さんに
食べられて無くなっていました。
写真中央(2016.03.04）
クリスマスローズが咲き、ジュリアンもたくさん咲いています。
イベリスは植え替えの時期が悪かったのか、
先端を残しほとんどの葉が落ちてしまいました。
写真右(2016.04.06）
イベリスがこぼれるように咲きました。
コボレダネからイベリスを育てるのは初めての経験なので
嬉しさ一入です。
