まつりの雪辱を果たす。

どうにも焼きそばが食べたいと頭から離れなかった数日。まるで伊賀のカバ丸である。

いよいよ昨夜は自分で拵える。

それというのも、さんろく祭りの我らが出店でT氏が焼いていた焼きそばが美味しそうで、かつ出店は忙しく作った先から売れていく。ばたばたと祭りは終わり、結局のところおあずけを食ったままなのであった。
で、しょうがないから自分で拵えたという次第。


祭りなんてものはやってる方は案外何も見ていなかったり食べていなかったりというのが相場である。やってて楽しいのだから、その差し引きは成立するが、食い物の恨みは何とやら。食いしん坊には結構つらいのであった。