酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

蕎麦をたぐる。一福は何て読む?

2015-08-25 | 麺好き
今日は久々の快晴。
外を歩いたおかげで顔が少しヒリヒリする。もう秋だしってんで日焼け止めなんぞ塗ってないので、なにげにマズイかなと思ったりするお年頃。

暑いので(暑くなくても、だけど)そば。さんろく街の場末にある蕎麦屋へ。
ところで店名、「いちふく」と呼ぶ人あり、「いっぷく」という人あり。実は自分もどっちなのか分かってない(笑)


とにかくはシャッキっと冷たい蕎麦に身体が喜ぶ。
けっこう好きなんだな、ここの蕎麦。ちょっとお高いが(笑)旨いことは旨い。
手打ちと思しき二八。そして盛り加減がなかなかで、実にたぐりやすい。なので、すっとたぐっては口にズルっと、たぐってはズルっ・・・このテンポが痛快だ。
お江戸の方が昔から言ってるところに「蕎麦はたぐるもの」というのがあるけれど、それを実感させてくれる感じが気に入っている。

蕎麦といえば、こないだの蕎麦屋も良かったねえ。
十割蕎麦なれど蕎麦嫌いな人に配慮してか香りがしないし、麺は冷たくしてお腹をこわさないように気を使って冷水で締めてないし、水分を取り過ぎないようにと蕎麦湯の入れ物には二人で一杯分位しか入れないときたもんだ。おまけにミニ丼のご飯は箸の使えない人でも食べやすいように団子状。どんな釜なのか平成の時代にそんなご飯が炊けるのはすごいなあ。
この夏いちばんの思い出。夏の幻だったのかどうか、確認しに再び訪ねるつもり。

行く夏の食卓

2015-08-25 | 酒風景

露地物の完熟トマト。本来は夏にしか食べられない、これが本当の姿。


シシトウの揚げ浸し。ほんのりカレー風味。
地産地消、身土不二。そんな晩酌は格別である。

朝晩の涼しさに幾ばくの虚しさ。そんな今日この頃。