酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

味噌を練る。

2012-08-07 | こしらえた話。
立秋だとか。昨日の涼しさと言ったらそれこそ秋のようであった。

涼しくなったらやろうと思っていたこと。それが味噌である。


と言っても、味噌を仕込むわけじゃない。作るのはごま味噌。
既製の味噌にすりゴマ、出汁などをまぜ、煮詰めるというもの。炒め物にぽちょんと加えれば、簡単に味噌炒めができるという便利な一品。わが冷蔵庫の常備菜(常備調味材)なのである。昔、大阪の料理上手な美人ブロ友さんに教わった。

これ、焦げ付かないようまめに混ぜなくてはならないので、すなわち鍋の前にいなくてはならず、つまりは暑い時にやるものではないのである。
しかし、その便利な味噌を切らしてしまうと、これから手に入りやすい露地物の野菜などに使えないのは悔しい。ということで昨日、チャンスとばかりにコトコト煮始めたのだった。

ピーマンやナスなど夏の野菜をさっと油に通し、コレをかける。
秋に美味しい生鮭をバターでソテーしてコレ。
温野菜サラダにコレ。
回鍋肉のような、いわゆる味噌炒め系にもさっとコレ。
なんならトンカツやチキンカツにもコレ。
とにかく便利で美味しい。

テーブルに電気の鍋(テフロンはこういう時に便利)を置き、酒を呑みながらの仕事。案外これはこれで楽しかったりもするのだが、めでたく出来上がったこれは一晩冷蔵庫で寝かせ、今日辺り、鶏の味噌炒めなんぞを拵えてみようかと思う。

むふふ。