goo blog サービス終了のお知らせ 

酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

グレープシードオイルに変えてみる。

2012-02-28 | おためし
流行りものに弱いという訳ではないが、良さそうなものなら使ってみたい。

ということで

イタリアワインとグルメ食材の店トスカニーさんから届いた「直輸入 アルモソーレ グレープシードオイル」を試してみることに。


葉っぱは関係ありません

グレープシードオイルは近頃話題だ。料理番組なんかでもよく耳にする。

ブドウの種から抽出されるオイルで、コレステロール0%、トランス脂肪酸0%、ポリフェノールやビタミンEが豊富らしい。
また、沸点が高いため、加熱してもいい温度が高く、炒め物や揚げ物まで幅広い用途使えるとのこと。

普段はキャノーラ油を使っているが、違いがあるのか。
どれ、さっそく。


年季の入った鍋、お見苦しくて申し訳ない

指で触ってみると、けっこうサラッとしている。においも特に感じない。

いつも作っているものなら違いが分かり易かろうと、チクワの磯辺揚げ。


おおっ、自分はこんなに天ぷらが上手かったっけ。
からりと揚がった。味わいもさらりとしていて、シイタケもべっちょりとならない。
好印象である。
(正直、油が新しいというのも要因の一部にあると思うが)
そうそう、油の良し悪しが分かりやすいのはコレに限る。
天かすを食べてみる。天ぷらの上手い店で分けてもらう天かすは美味しいもの。


天かすご飯。天かすに温かいめんつゆをかけて、サクサクを食べるのが美味しいところだが、さて、グレープシードオイルの天かすは…

冷めてもサックリとしている。脂臭いという感じもなく美味しい。この日はたまたま青海苔入りの衣だったので、なお美味しいのだった。


ところでこのオイル、沸点が高いので炒め物にも良いとのことなので後日、試してみた。オイルの風味等が分かりやすいようメニューは豆腐ともやしのチャンプルー。


よ~く水抜きした豆腐に焼き目をつけてから、もやしなどを炒める。さらさらと油の周りがよく、軽快に段取りが進む。出来上がりも上々だ。
豆腐ともやしの風味が新鮮な、美味しいチャンプルーの出来上がりとなった。


試しに使ってみたということで、天邪鬼の自分としては何か言いたいが、どうやらケチのつけようが見当たらない。
このオイルならドレッシングにも良さそうだ。


元来、揚げ物が好きな自分。こんなものにも。


ピーラーで薄く剥いて、ごく軽くサクサクを楽しむゴボウのかき揚げ。
ゴボウが甘くて旨い。こうしたものはなおのこと、良いオイルで拵えたいものだ。




トスカニー ファンサイトファンサイト参加中

青汁初体験。

2012-02-22 | おためし
誰が名づけた青汁。

という飲み物?健康食品?は、メーカーはさて置き、今や誰もが知っているものとなった。

が、どれだけの人が口にしたろうか。実のところ自分、人が飲んでいるのをひと口ふた口、味見しただけの「それちょっとちょうだい」レベルである。

が、食いしん坊ゆえ、色々食べてはいるが、多分野菜不足は否めないわが身。青汁というものには興味があった。

が、いざ買って試してみようにも、何を選んでいいやら、テレビの通販を見てもどれも似たり寄ったり。

だったのだが、この度、その青汁なるものを試す機会を得て、いよいよ味見と相成った。

届いたのは【桜江町桑茶生産組合】有機桑青汁(7包入り)。スティックタイプだ。


後ろの毛むくじゃらはお気にならさず。いつぞや、こんな形状の某クリープを盗み食いし、その夢のような美味しさの虜になったらしいただの食いしん坊。多分これを某クリープだと思ってこの場を離れないのだった。

毛むくじゃらはさて置き、なぜこの製品が気になったかというと、成分が桑の葉だったからだ。桑なら知ってるからだ。テレビなどでCMしている製品は、何とかという横文字の植物(野菜?)が主原料だったりして、たいそう栄養があるのだろうが、この目で見たこともなくどうも馴染めない気がするのだった。

グラスにさらさら~


けっこうな微粉末である。うっかりくしゃみをするとドリフのようになる。

添付のパンフレットをみると有機桑は、その何とかという横文字の葉よりマグネシウム、カルシウム成分が多いらしい。結局薬局、桑で良かったではないか。


水を入れていよいよ飲む。


よ~く混ぜて。
先ほどの粉は、溶けるというより混ざるという感じだ。さっさと飲まないと沈殿してしまいそうだ。何より自分ももらえると期待している毛むくじゃらがうるさい。

(さすがに飲むシーンは撮れない)

美味しい~!とは言わないが、不味いということは全くない。
自分、抹茶を頂いていたことがあるので、この手の味には抵抗がない(という味である)。

かくして、その後数日これを飲んだのだが

生憎ながら、ここのところ飲みすぎながらも体調も通じも良いもので、有機桑のおかげでイキイキ~という実感はないが、この手の商品は飲み続けた結果、それがじわりじわりと何年後かに出てくるものと思う。
何より、大量の野菜に匹敵する栄養を摂れるのだから、飲むに越したことはない。

お徳用を買えば1包あたり約100円。これは悪くないと思う。あとはこれをどう習慣にするか、そのきっかけづくりだな。朝、冷水で作って一気飲みすると通じにもいいとかね。

蛇足の余談冗談
素人発想だがこんなのも飲んでみたい。これにウコンが入ってます~!とか、シジミエキスもプラスしました!とか(笑) あ、素人というより飲兵衛発想でした。



有機桑の葉専門店 桜江町桑茶生産組合ファンサイト参加中


サラサラくらべ。

2012-02-20 | おためし
その言葉で思い浮かべるのは

お茶漬けサラサラ(自分だけ?)

呑んだ時の締めに、うちでは近頃、朝茶漬けなんてことも楽しんでるが、ご飯の食べ方の一つというか、完成されたご飯料理とさえ思う。

なぜなら、居酒屋などでは出汁などでいただくことが多いが、家庭で食べる小袋に入ったアレ、食材としての完成度がとても高いからだ。

うちではもっぱら、歌舞伎幕の柄でお馴染みのN園のものが多い。たまにS子のりという感じか。
という中、山本海苔店の海苔茶漬『梅の友』を味わうことに。


関係ないが、向こうにある漬物。農家のおばちゃんが漬けた本物の沢庵。
茶漬けはこういう楽しみもあるのだ。


さてさて

袋を開け、ご飯の上にふりかけてみると、おや?おや?海苔が多~い。
さすがは海苔屋だ。(ちなみに競合の歌舞伎幕はお茶屋がルーツ)

もともと写真を撮るつもりでもあり、キレイに盛りつけようと思っていたが、えーい、もういいや。


で、こんなことに。海苔だらけ(笑)

なかなか良い香りである。海苔が小さく刻まれているからだろうか。

かくしてお茶漬けさらさらはスタート。

率直な印象を言うなら、少し時間が経つと海苔が若干溶けるようで、お茶が次第に濁ってくる。少し美観を欠くか。
これがホントの海苔ってもんよと、海苔屋が言うなら自分はぜんぜん気にならないが。(今思ったが、自分、海苔の善し悪しには疎いかも)

ともかくは、味も風味も他社とは引けをとらない気はする。お茶漬けはさらさらと腹に納まったようだ。
食塩相当量を知りたかったが、捨てた袋に書いてあったのか、またサイトではその情報には行き着かず残念(安易に分かるところに表示されていたのなら、ごめんなさい)。



翌日。ためしに、

初めてやってみた、お茶漬けおにぎり。


ご飯に具材をまぜて、ニギニギするだけ。

うむ、これは旨い。呑んでる席のご飯物にも良いと思う。お茶漬けの素は、活用できるのだなと知った次第。

ちなみに山本海苔店さんのHPにある海苔レシピは、お茶漬けを使った料理などもあり面白い。

山本海苔ね。初めて食べた。いいと思う。
山本陽子さんがイメージキャラクターなのはCMなどで知っているが、どうも身近でない。

近くのスーパー(セブン&なんとかが経営するIY、近年旭川市に進出著しいD)に行ってみたが、同社の海苔は売っているが、お茶漬け製品は見あたらなく残念。身近じゃないはずだ。
あったのは、いつもながらの、歌舞伎幕の柄と、S子のり、ふりかけでお馴染みのM屋も茶漬けを出してるとは知らなかった。

ひょっとしてネット販売のみ? かな?
あったら買いたいと思いましたが。はい、お世辞じゃなく。





山本海苔店ファンコミュニティファンサイト参加中

美味しい水生活。

2012-02-09 | おためし
かかりつけの医者から、水をよく飲むようにと言われて以来、自分の生活の中でおもむろに高まった水への関心。
朝晩、食後、機会があればごくごくと飲むようにしたが、気になるのは水の質。

わが家はマンション、かつ築後30年超。一昨年前、各戸への給水管を改築したが、貯水槽は昔のまま。保健所の検査はパスしているようだが、不安は否めない。
自分の住む旭川市は水道水が美味しいとされるが、その恩恵にはどうにもほど遠いのである。

スーパーでペットボトルの水を買うも、重たく面倒。仕事場ではミネラルウオーターのサーバーを置き、その良さは実感しているが、決して広いとは言えない自宅でそれを置く気にもなれず、また飲食店で使っているようなタンク型?の浄水器もしかり。

という状況下、気になっていたのは蛇口に設置するスタイルの浄水器。
この度、いよいよ試すことと相成った。




宅配便での添え状には「水道水を飲もう!」とある。
おおっ、そのコンセプトはまさにツボだ。


浄水能力残量がデジタル表示で分かるというハイテクだ。
取り付けてみると、今まで無かったモノのせいでシンクへの視界が遮られる。水が流れ落ちるポイントが分かりにくいぞとも思ったが、次の日にはそんなこと忘れていた。
ボディは清潔感ある白であるが、圧迫感がないわけでもない。ガンダムがボディカラーに合わない色の武器を装着した違和感とでもいおうか、この場合はメタリックシルバーの方が自分には好みである。

さっそく試飲。様々な物質を濾過したそのお味は…
水の味自体は、しまりが出たというか、キリッとしたというか。あえて言えば、強いて言えばだ。その実、ピンとは来なかった(個人の感想です)。
しかし、朝起き抜け一杯の水。普段よりす~っと喉を通る、そんな気はする。

まずは、JIS規格において証明された浄水能力を我が食卓に得たりという満足感は十分にあったと思う。

その後、継続使用し、十日が経過。

何気に、濾過しない水、すなわち原水(浄水、原水が簡単に切り替えられる)を飲んでみると、あら懐かしや水道水の香り。
なるほど。原水から浄水に切り替えてもすぐには分からなかったが、浄水に馴れた身体で原水を飲むと、わずかであるがニオイ、薬臭を確かに感じる。
浄水器の存在をしかと認識したのであった。


さて、取り付けてその後、暮らしに何か変化があったかというと


水を意識してか、水っぽい?メニューが登場。

その翌日、たまたま遊びに来た友人と一杯やろうかということになり、湯豆腐でおもてなし。


水が良くなったと思うと、何故かしらこういうものがたべたくなるから面白い。水のおかげで昆布ダシがぐんと美味しくなりました!とは言い過ぎと思うが(笑)、水も材料のひとつ。質にはこだわるべきなのである。

後日は、鶏のスープで。


小鍋立てで晩酌。前の日に煮ておいた鶏のスープで白菜を炊く、水炊きふうというか、ソップ炊きもどきというか。
コクがぐんと出て、おつゆの味だけでも酒が呑める上出来となった。


また、

ふと思いついて甘酒を拵えてみた(うちでは滅多にやらないのに、これも水効果か)。


注/犬が飲んだわけではない


飼い犬なれど、もとは違う場所に暮らしていた愛犬わさび部長。
この子がアトピーを発症したのは、ここに移り住んでからだ。水が原因とは言わないが、わさび部長に与える水も、不安材料は無いに越したことはない。

ともかくは、浄水器があることで得られる安心感は何よりの収獲。良い水がいつもそこにある暮らしとは、心が豊かになることと感じた次第。とても贅沢なことなのである。
当面は水道水を飲もう!にする。




浄水器のクリンスイ ファンサイトファンサイト参加中

野菜のブイヨンであったかメニュー。

2012-02-02 | おためし
衰えを知らぬ寒さ。あったかいものを食べたいというのは、本能に違いない。

スープでも拵えようか。

となれば必需品はブイヨンだ。


今回手に入れたそれは、化学調味料無添加と銘打ち安全イメージ。とにかくは美味しければよいのだが、ネットの情報によれば「6種類の国産野菜の旨味凝縮、動物性原料や化学調味料を一切使用しないから、からだにやさしいブイヨン」とある。やる気満々だ。


350mlの水に1包と、使いやすいサイズ。
中身は顆粒というか、微粉末といった感じの粉。成分としては野菜エキスのほか諸々。香辛料も入っているので、即スープになるようだ。
他に何々? デキストリン? 化学調味料ではないが、「無添加」イメージがちょっとだけ薄ぼける。

で、温めて味見。確かに動物由来の成分がないだけに至極あっさり。旨味はじんわりと伝わってきた。

ならば、どんな肉を使ってもスープが競合することがない訳だ。鶏なら鶏の味だけを楽しめるスープの出来上がり~ってことか。

と勝手に解釈して拵えたのがこれ。


ごく軽く下茹でしたササミと、水で戻した沖縄のアーサー(アオサのこと)をことこと15分。肉に味が少し回ったかなという辺りで、食事開始。


試しに、そのブイヨン以外、調味料は不使用。

う~む、口の中に広がる肉と磯の香り(当たり前だ)。あっさり、かつ明解な味がなかなか良い。アーサーとブイヨンの相性も抜群で、大正解だと自画自賛。
二口、三口と味わっていくうちに、だんだんと感じてくる香辛料の刺激。思いのほか効いてくるのは、それだけ胡椒だとかが入ってるということか。
う~む、この件についてはどうだろう。香辛料は自分で足した方が納得できるような気も、いやメーカーさん推奨のバランスで含まれているなら、それが一番旨いという気も。自分の中で賛否両論なのだった。


ところで、

ブイヨンって、おダシのことと思うが、ダシと聞くと必ず拵えてみたくなるものがある。

というか、拵えたんだけど…


名づけて、野菜ダシの茶碗蒸し。

説明書き通りにスープを作り、フツーに茶碗蒸しを作る時のダシとして使ってみた。
具はシンプルに、サイコロに切ったランチョンミート(ちなみに3ヶ)のみ。


ランチョンミートについては、好みが分かれるかも知れないが、その風味を由とすれば、これはこれでなかなか旨い(自分は食べる際、ちょっと胡椒をかけたが)。
ワインなど洋酒は勿論、酒を選ばない肴になりそうだ。

というか、既に飲んでたというか、飲みながら作ってたんだけどね。


とまあ、たまに珍しいものが手に入ると、いろいろやってみようと脳みその大半を占める食いしん坊中枢が活性するようで、美味しく楽しめたのであった。

あ、勿論スープは温かく、朝の分まで拵えたおかげで、快適に一日をスタートしたのである。



ショップcorcorファンサイト参加中