俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

4月16日

2020年04月16日 | 三選俳句暦

2008年4月16日
山風に 心揺さぶる 竹の秋
(やまかぜに こころゆさぶる たけのあき)
6149 【季語】 竹の秋 【季節】 晩春

2009年4月16日
飛花落花 花筏となりて 安心す
(ひからっか はないかだとなりて あんしんす)
9431 【季語】 飛花落花 【季節】 晩春

2013年4月16日
薔薇の芽の 膨らむ陰に 枝の棘
(ばらのめの ふくらむかげに えだのとげ)
15570 【季語】 薔薇の芽 【季節】 初春

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4月15日

2020年04月15日 | 三選俳句暦

2006年4月15日
足揃え 体操の如 海女潜る
(あしそろえ たいそうのごと あまもぐる)
364 【季語】 海女 【季節】 晩春

2010年4月15日
花は葉に 雪洞の灯の 紅強し
(はなははに ぼんぼりのひの べにつよし)
12386 【季語】 葉桜 【季節】 初夏

2013年4月15日
花曇り 何を語るや 我が影は
(はなぐもり なにをかたるや わがかげは)
15563 【季語】 花曇り 【季節】 晩春

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4月14日

2020年04月14日 | 三選俳句暦

2008年4月14日
葉桜に 抵抗するや 桜蕊
(はざくらに ていこうするや さくらしべ)
6118 【季語】 葉桜 【季節】 晩春

2009年4月14日
旅行けば 行きも帰りも 春霞
(たびゆけば いきもかえりも はるがすみ)
9418 【季語】 春霞 【季節】 三春

2014年4月14日
覗き見る 階下の椿 艶めかし
(のぞきみる かいかのつばき なまめかし)
16601 【季語】 椿 【季節】 三春

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4月13日

2020年04月13日 | 三選俳句暦

2008年4月13日
桜蕊 散りにし後を 赤く染め
(さくらしべ ちりにしあとを あかくそめ)
6111 【季語】 桜蕊散り 【季節】 晩春

2010年4月13日
楽しまん 大和心の 葉桜を
(たのしまん やまとごころの はざくらを)
12373 【季語】 葉桜 【季節】 初夏

2014年4月13日
一輪でも 花の女王 チューリップ
(いちりんでも はなのじょうおう ちゅーりっぷ)
16590 【季語】 チューリップ 【季節】 晩春

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4月12日

2020年04月12日 | 三選俳句暦

2007年4月12日
聞き澄ます 薺花咲く 川の端
(ききすます なずなはなさく かわのはた)
3193 【季語】 薺花 【季節】 三春

2010年4月12日
花筏 風姿花伝の 跡見ゆる
(はないかだ ふうしかでんの あとみゆる)
12367 【季語】 花筏 【季節】 晩春
風姿花伝 (ふうしかでん、風姿華傳)
=世阿弥が記した能の理論書。
世阿弥の残した21種の伝書のうち最初の作品。
亡父観阿弥の教えをもとに、世阿弥自身が会得した芸道の視点からの
解釈を加えた著述になっている。

2013年4月12日
天気予報 信じ得ずして 春朧
(てんきよほう しんじえずして はるおぼろ)
15553 【季語】 朧 【季節】 三春

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4月11日

2020年04月11日 | 三選俳句暦

2006年4月11日
満開に いまだいまだで 花は散り
(まんかいに いまだいまだで はなはちり)
353 【季語】 花 【季節】 晩春

2008年4月11日
君と僕 夢で花咲き 夢で散る
(きみとぼく ゆめではなさき ゆめでちる)
6099 【季語】 花 【季節】 晩春

2013年4月11日
新月に 似合いぬるかな 残り花
(しんげつに にあいぬるかな のこりばな)
15538 【季語】 残る花 【季節】 晩春

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4月10日

2020年04月10日 | 三選俳句暦

2006年4月10日
花疲れ 肩車して 欠伸して
(はなつかれ かたぐるまして あくびして)
350 【季語】 花疲れ 【季節】 晩春

2019年4月10日
初つばめ ファインダーから 消え失せて
(はつつばめ ふぁいんだーから きえうせて)
20286 【季語】 初つばめ 【季節】 仲春

2019年4月10日
噴水の 膜に映るは 空と桜
(ふんすいの まくにうつるは そらとはな)
20287 【季語】 桜 【季節】 晩春

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4月9日

2020年04月09日 | 三選俳句暦

2013年4月9日
囀りも 堰の波音も 春最中
(さえずりも せきのなみねも はるさなか)
15518 【季語】 春 【季節】 三春

2013年4月9日
しぶとくも 残る桜に 魅せられて
(しぶとくも のこるさくらに みせられて)
15526 【季語】 桜 【季節】 晩春

2019年4月9日
逆光に 花びら揺れて 風光る
(ぎゃっこうに はなびらゆれて かぜひかる)
20283 【季語】 風光る 【季節】 三春

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4月8日

2020年04月08日 | 三選俳句暦

2008年4月8日
老いたるや 落花の場面 泪する
(おいたるか りっかのばめん なみだする)
6067 【季語】 落花 【季節】 晩春

2010年4月8日
幾度目か 花冷えで延ぶ 花寿命
(いくどめか はなびえでのぶ はなじゅみょう)
12310 【季語】 花冷え 【季節】 晩春

2010年4月8日
花吹雪 窓から入る 訪問者
(はなふぶき まどからはいる ほうもんしゃ)
12312 【季語】 花吹雪 【季節】 晩春

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4月7日

2020年04月07日 | 三選俳句暦

2006年4月7日
燕 川面に映り ゆるく飛ぶ
(つばくらめ かわもにうつり ゆるくとぶ)
339 【季語】 燕 【季節】 仲春

2009年4月7日
紅白に サトとオオヤマ 桜咲き
(こうはくに さととおおやま さくらさき)
9389 【季語】 桜 【季節】 晩春

2013年4月7日
花筏 堰に止まれば 護美となり
(はないかだ せきにとまれば ごみとなり)
15505 【季語】 花筏 【季節】 晩春

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4月6日

2020年04月06日 | 三選俳句暦

2007年4月6日
雪洞の 灯りやさしく 花四月
(ぼんぼりの あかりやさしく はなしがつ)
3113 【季語】 花 【季節】 晩春

2008年4月6日
花びらの 数より多き 人なるか
(はなびらの かずよりおおき ひとなるか)
6049 【季語】 花 【季節】 晩春

2013年4月6日
我が影を 踏み踏み歩く 春の朝
(わがかげを ふみぶみあるく はるのあさ)
15502 【季語】 春 【季節】 三春

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4月5日

2020年04月05日 | 三選俳句暦

2007年4月5日
気にかかる 雨の移ろい 花の午後
(きにかかる あめのうつろい はなのごご)
3100 【季語】 花 【季節】 晩春

2010年4月5日
風光る 宴の後の 青シート
(かぜひかる うたげのあとの あおしーと)
12266 【季語】 風光る 【季節】 三春

2012年4月5日
桜花 咲いたと思えば もう散るか
(さくらばな さいたとおもえば もうちるか)
14211 【季語】 桜花 【季節】 晩春

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4月4日

2020年04月04日 | 三選俳句暦

2007年4月4日
桜より 雪洞目立つ 花見宴
(さくらより ぼんぼりめだつ はなみえん)
3083 【季語】 花見宴 【季節】 晩春

2010年4月4日
池の鯉 桜の花びら 好きみたい
(いけのこい さくらのはなびら すきみたい)
12249 【季語】 桜 【季節】 晩春

2019年4月4日
いくらでも どこでも眠れる おらが春
(いくらでも どこでもねむれる おらがはる)
20266 【季語】 春雨 【季節】 三春

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4月3日

2020年04月03日 | 三選俳句暦

2007年4月3日
不安げや 新入社員の 靴の音
(ふあんげや しんにゅうしゃいんの くつのおと)
3058 【季語】 新入社員 【季節】 晩春

2008年4月3日
桜見は 今度の土日 どうかしら
(さくらみは こんどのどにち どうかしら)
6031 【季語】 桜見 【季節】 晩春

2013年4月3日
肩に乗る 花びらひとつ 捨てがたく
(かたにのる はなびらひとつ すてがたく)
15471 【季語】 花 【季節】 晩春

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4月2日

2020年04月02日 | 三選俳句暦

2007年4月2日
櫻餅 葉を残しては 叱られて
(さくらもち はをのこしては しかられて)
3055 【季語】 櫻餅 【季節】 晩春

2010年4月2日
ゆらゆらと 乗って流れて 花筏
(ゆらゆらと のってながれて はないかだ)
12213 【季語】 花筏 【季節】 晩春

2019年4月2日
四月馬鹿 昨日の馬鹿は 今日も馬鹿
(しがつばか きのうのばかは いまもばか)
20259 【季語】 四月馬鹿 【季節】 晩春

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