俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

シャワー

2008年08月06日 | 俳句

『遠雷や 機音も高く 雨近し』
(えんらいや きおんもたかく あめちかし)

『雷鳴に 拍手加わり 夕立す』
(らいめいに はくしゅくわわり ゆうだちす)

『換気扇 険しく啼いて 夏旱』
(かんきせん けわしくないて なつひでり)

『撫子や 我が待つ秋は 近いかえ』
(なでしこや わがまつあきは ちかいかえ)

『向日葵や 病気見舞いの 思い出よ』
(ひまわりや びょうきみまいの おもいでよ)

『千切り絵の 向日葵どこや 散歩せん』
(ちぎりえの ひまわりどこや さんぽせん)

『汗たらし 喰らうラーメン 空元気』
(あせたらし くらうらーめん からげんき)

『酔狂の 寝ぐらはどこや 蓮の花』
(すいきょうの ねぐらはどこや はすのはな)

『眠れぬ夜 一人シャワーで 座禅事』
(ねむれぬよ ひとりしゃわーで ざぜんごと)



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