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『鐘突くに 蜻蛉止まりて 散ぬを待つ』
(かねつくに とんぼとまりて いぬをまつ)
〔連想パターンがあるみたいだ。
秋、梵鐘、蜻蛉、、、。〕
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『秋の鐘 突きし音色を 褒められし』
(あきのかね つきしねいろを ほめられし)
〔行動パターンがあるらしい。
梵鐘を見ると突いてみたくなる。
その音を褒められると、最高。〕
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『鐘の音の みずみずしさに 秋を知る』
(かねのねの みずみずしさに あきをしる)
〔鐘の音に惹かれるのは、ごーんとなる「ご」のところの力強い澄んだ音。
いつまでも続く余韻。
また、聞きたくなった。〕
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『極楽の 道案内や その蜻蛉』
(ごくらくの みちあんないや そのとんぼ)
〔蝶々と蜻蛉は、よく寄ってくれる。
どこかへ、案内でもしたげに。〕
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『芒の穂 雀止まるにゃ ちと重い』
(すすきのほ すずめとまるにゃ ちとおもい)
〔留まっているのはあまり見かけないが、止まるのは見る。
ススキをばねにでもしているのかすぐ飛び立つ。〕
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『五代目の 酔狂哀れ 月見酒』
(ごだいめの すいきょうあわれ つきみざけ)
〔飲兵衛も五代目である。
初代は、江戸末期。
大きい屋敷があったそうな。〕
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『美女あらば 酔いも乱れる 秋の宵』
(びじょあらば よいもみだれる あきのよい)
〔ここでいう美女は、美人ではない。
愛らしい、愛嬌のある、かわいい女(ひと)。
嫁ではない。〕
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『かの女に こころ乱れて 夜半の秋』
(かのひとに こころみだれて よわのあき)
〔かの女を想うと、なぜかこころさびしく、こころ乱される。
なぜだ。〕
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