俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

2007年10月14日 縄電車

2007年10月14日 | 俳句

生国の 近ければ今 竹の春
(しょうごくの ちかければいま たけのはる)
4673 【季語】 竹の春 【季節】 仲秋


赤とんぼ 大和心の むずかしさ
(あかとんぼ やまとごころの むずかしさ)
4674 【季語】 赤とんぼ 【季節】 三秋


仏の眼 菊花開く候 奈良元気
(ほとけのめ きくかひらくこう ならげんき)
4675 【季語】 菊 【季節】 三秋


秋晴れや 野ざらしの身に 風染みて
(あきばれや のざらしのみに かぜしみて)
4676 【季語】 秋晴れ 【季節】 三秋


縄電車 各駅停車 秋の木々
(なわでんしゃ かくえきていしゃ あきのきぎ)
4677 【季語】 秋 【季節】 三秋


指切の 小指の思い出 秋高し
(ゆびきりの こゆびのおもいで あきたかし)
4678 【季語】 秋高し 【季節】 三秋


妹唄う 大きな栗の 木の下で
(いもうたう おおきなくりの きのしたで)
4679 【季語】 栗 【季節】 晩秋


欲しきもの 君の心や 秋の空
(ほしきもの きみのこころや あきのそら)
4680 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


女郎花 畦に寝そべり 添寝せん
(おみなえし あぜにねそべり そいねせん)
4681 【季語】 女郎花 【季節】 初秋


夕茜 さびしくやさしく 暮れの秋
(ゆうあかね さびしくやさしく くれのあき)
4682 【季語】 暮れの秋 【季節】 晩秋


澄ます耳 秋の色付き もう少し
(すますみみ あきのいろづき もうすこし)
4683 【季語】 秋 【季節】 三秋



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