俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

桜若葉

2013年05月01日 | 俳句

花咲くや 桜若葉の 鈴なりに
(はなさくや さくらわかばの すずなりに)
15628 【季語】 桜若葉 【季節】 初夏


春落葉 風には勝てぬ 庭箒
(はるおちば かぜにはかてぬ にわぼうき)
15629 【季語】 春落葉 【季節】 晩春


風無きに 滝上りとや 鯉幟
(かぜなきに たきのぼりとや こいのぼり)
15630 【季語】 鯉幟 【季節】 初夏


遠き日の 夢追いかけて 萩若葉
(とおきひの ゆめおいかけて はぎわかば)
15631 【季語】 萩若葉 【季節】 晩春


早乙女の 姿忘れて 幾年ぞ
(さおとめの すがたわすれて いくとせぞ)
15632 【季語】 早乙女 【季節】 初夏


花の失き チューリップにも 華はあり
(はなのなき ちゅーりっぷにも はなはあり)
15633 【季語】 チューリップ 【季節】 晩春


太陽に 向かい踏み出す 夏の一歩
(たいように むかいふみだす なつのいっぽ)
15634 【季語】 夏 【季節】 三夏


君が微笑 慈しみ溢れ 夏気分
(きみがえみ いつくしみあふれ なつきぶん)
15635 【季語】 夏 【季節】 三夏


今はもう 筍掘りも 昔事
(いまはもう たけのこほりも むかしごと)
15636 【季語】 筍 【季節】 初夏


メーデーや つわものどもの 恥さらし
(めーでーや つわものどもの はじさらし)
15637 【季語】 メーデー 【季節】 晩春


桐咲くや 昔は昔 遠くあり
(きりさくや むかしはむかし とおくあり)
15638 【季語】 桐の花 【季節】 初夏


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