今年は うれしさつのる 春の果て
(こんとしは うれしさつのる はるのはて)
12566 【季語】 春の果 【季節】 晩春
惜春や 心は昔 亡くしなや
(せきしゅんや こころはむかし なくしなや)
12567 【季語】 惜春 【季節】 晩春
惜春や 鯉多くして 山となる
(せきしゅんや こいおおくして やまとなる)
12568 【季語】 惜春 【季節】 晩春
惜春や 年はとっても 戀心
(せきしゅんや としはとっても こいごころ)
12569 【季語】 惜春 【季節】 晩春
惜春に 契沖散歩 良き出会い
(せきしゅんに けいちゅうさんぽ よきであい)
12570 【季語】 惜春 【季節】 晩春
契沖=江戸初期の国文学者。尼崎市出身。
暮の春 我を見つめて 泣く吾子も
(くれのはる われをみつめて なくあこも)
12571 【季語】 暮の春 【季節】 晩春
公民館 花の手入れは 行き届き
(こうみんかん はなのていれは ゆきとどき)
12572 【季語】 花 【季節】 晩春
寺守る ワッパは六歳 暮の春
(てらまもる わっぱはろくさい くれのはる)
12573 【季語】 暮の春 【季節】 晩春
国宝の 身近にありて 春惜しむ
(こくほうの みぢかにありて はるおしむ)
12574 【季語】 春惜しむ 【季節】 晩春
寺町の 風情たっぷり 暮の春
(てらまちの ふぜいたっぷり くれのはる)
12575 【季語】 暮の春 【季節】 晩春
契沖の 石碑微笑む 暮の春
(けいちゅうの せきひほほえむ くれのはる)
12576 【季語】 暮の春 【季節】 晩春
尼崎市の旧街道沿いに
契沖の記念碑が数カ所あう。
契沖の記念碑が数カ所あう。
いまだして 春の名残の 花ばかり
(いまだして はるのなごりの はなばかり)
12577 【季語】 春の名残 【季節】 晩春
若葉風 川沿いに吹く 風の筋
(わかばかぜ かわぞいにふく かぜのすじ)
12578 【季語】 若葉風 【季節】 初夏
散策に 見つけしものは 暮の春
(さんさくに みつけしものは くれのはる)
12579 【季語】 暮の春 【季節】 晩春
そよ風が 散歩に程よし 若葉風
(そよかぜが さんぽにほどよし わかばかぜ)
12580 【季語】 若葉風 【季節】 初夏
若葉風 耳心地良き 吹き具合
(わかばかぜ みみごこちよき ふきぐあい)
12581 【季語】 若葉風 【季節】 初夏
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