酔う程に 自慢話に 隙間風
ようほどに じまんばなしに すきまかぜ
21078 2020/11/13 【季語】 隙間風 【季節】 三冬
落葉焚き ゴミ収集と 変わりけり
おちばたき ごみしゅうしゅうと かわりけり
21079 2020/11/13 【季語】 冬旱 【季節】 三冬
顔名前 記憶薄れて 冬旱
かおなまえ きおくうすれて ふゆひでり
21080 2020/11/13 【季語】 冬旱 【季節】 三冬
梟を 撮って撮られて 気持ち沸き
ふくろうを とってとられて きもちわき
21081 2020/11/13 【季語】 梟 【季節】 三冬
紅葉は 小粒な熊手で 搔き集め
もみじばは こつぶなくまでで かきあつめ
21082 2020/11/13 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋
紅葉には 紅葉の色の 見せ処
もみじには もみじのいろの みせどころ
21083 2020/11/13 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋
錦秋は いつ頃なのか 教えてよ
きんしゅうは いつごろなのか おしえてよ
21084 2020/11/13 【季語】 錦秋 【季節】 三冬
錦秋(きんしゅう)=紅葉が錦 (にしき) の織物のように美しい秋。
コロナ禍は 寒気で換気の 難しさ
ころなかは さむけでかんきの むずかしさ
21085 2020/11/13 【季語】 寒さ 【季節】 三冬
冬役所 科学音痴の 捨て所
ふゆやくしょ かがくおんちの すてどころ
21086 2020/11/13 【季語】 冬 【季節】 三冬
科学力 欠けた見本の アベノマスク
かがくりょく かけたみほんの あべのますく
21087 2020/11/13 【季語】 マスク 【季節】 三冬
志賀島 日の出日の入り 見える冬
しかのしまは ひのでひのいり みえるふゆ
21088 2020/11/13 【季語】 冬 【季節】 三冬
仲良くも 番で睨む 寒鴉
なかよくも つがいでにらむ かんがらす
21089 2020/11/13 【季語】 寒鴉 【季節】 晩冬
番(つがい)=二つ組み合わせて一組となるもの。対(つい)。特に、雌と雄。
智恵絞り 創句に励む 冬の旅
ちえしぼり そうくにはげむ ふゆのたび
21090 2020/11/13 【季語】 冬 【季節】 三冬
冬銀河 肥後の夜空は 煌めけり
ふゆぎんが ひごのよぞらは きらめけり
21091 2020/11/13 【季語】 冬銀河 【季節】 三冬
パッチ履く 温くはなれど ジジくさく
ぱっちはく ぬくくはなれど じじくさく
21092 2020/11/13 【季語】 パッチ 【季節】 三冬