俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

11月12日

2020年11月12日 | 三選俳句暦





冬めくや 皆々丸く 縮こまり
ふゆめくや みなみなまるく ちぢこまり
1421 2006/11/12 【季語】 冬めく 【季節】 初冬


冬の昼 男も降りる 北新地
ふゆのひる おとこもおりる きたしんち
7950 2008/11/12 【季語】 冬の昼 【季節】 三冬


冬の酒 猪口にぐい呑み 升の酒
ふゆのさけ ちょこにぐいのみ ますのさけ
17991 2016/11/12 【季語】 冬 【季節】 三冬



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2020年11月12日 嚔(くしゃみ)

2020年11月12日 | 俳句





青空が 白く成り行く 冬に入る
あおぞらが しろくなりゆく ふゆにいる
21068 2020/11/12 【季語】 冬に入る 【季節】 初冬


冬の空 余生の息で 色白し
ふゆのそら よせいのいきで いろしろし
21069 2020/11/12 【季語】 冬  【季節】 三冬


今朝の冬 水で薄めし 酒が良い
けさのふゆ みずでうすめし さけがよい
21070 2020/11/12 【季語】 冬  【季節】 三冬


寝て居れば 時が早まる 冬一日
ねていれば ときがはやまる ふゆひとひ
21071 2020/11/12 【季語】 冬  【季節】 三冬


冬の暮 立志伝なんぞ 糞喰らえ
ふゆのくれ りっしでんなんぞ くそくらえ
21072 2020/11/12 【季語】 冬  【季節】 三冬


クイズ狂 東大法科 銀杏散る
くいずきょう とうだいほうか いちょうちる
21073 2020/11/12 【季語】 銀杏散る 【季節】 晩秋


久方の 鯨話に 涎落つ
ひさかたの くじらばなしに よだれおつ
21074 2020/11/12 【季語】 鯨 【季節】 三冬


どこからが 初紅葉や 紅枯落
どこからが はつこうようや べにこおち
21075 2020/11/12 【季語】 初紅葉 【季節】 仲秋


我が体 嚔と咳の 化かし合い
わがからだ くしゃみとせきの ばかしあい
21076 2020/11/12 【季語】 嚔 【季節】 三冬


初冬や 考えようで 竹の夏
はつふゆや かんがえようで たけのなつ
21077 2020/11/12 【季語】 初冬 【季節】 初冬


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