2005年のゴールデンウィークに結願した私は,同時期に結願したとよいちさんと,
おへんろで知り合った京都のおへんろさんで,とよいちさんの個展にも来たことがあ
るYさんに声を掛けて,3人で結願祝いをしないか持ちかけたのだった。
するととよいちさんが「もっといい機会があるわ。」と言って誘ってくれたのは,
西宮のバー曼陀羅のおへんろさんオフ会。
この時には,四国を一度歩いただけの私が,へんろ小屋やへんろ道の整備等
に関わることになるなんてまったく考えも及ばなかった。
いきなり知らない人ばかりの集まるところに行くのは少し勇気がいったものの,
とよいちさんもいるし,Yさんは遅れるけど,りっさちゃんも来てくれることになったの
で心強い。
で,今回はとよいちさんが主役の1人でもあったので早めに寄せてもらい,初めて
森春美さんにお会いした。明るい快活な方で,こういうみんなが集える場を提供して
くれるのは,ご自身も歩き遍路を経験された方だから。
そのうちどんどんと人が集まってきて,お店の中は自由に動き回れないほど。
ある程度集まったところで自己紹介したあと,それぞれがへんろ話等に花を咲か
せていると,そこで紹介されたのが奈良にお住まいのRさんとY下さんだった。
お二人ともお遍路には精通されていて,へんろ保存のための活発な活動をその
時から展開されていたのだった。
で,自然とお礼参りの話になったんだけど,Rさんはお礼参りに付いていくのが大
好きなのだった。(笑)
「ぜひ一緒に!」 とオファーが。
今明かすと,高野山へのお礼参り(こそ)はゆったり歩きたいなあと思っていたの
だが,Rさんの熱意に負けた・・・。
ウルトラマラソンを走るような人と一緒に21キロの町石道を歩くなんて,正直言っ
てちょっと辛いなあ。
大丈夫だろうか? 不安だなあ。