風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

勝浦町であれやこれや その3

2007年05月30日 07時55分00秒 | お四国以外の四国

 朝起きてみたら5時45分だった。 
 携帯のタイマーをセットしたつもりがOFFのまま。(笑) 

                        

 6時30分の朝食までには準備も間に合い階下に降りて朝ご飯をいただく。

     
 いつもの朝粥がうれしい。今日の朝粥の中身は焼きおにぎりだった。
 男性軍は白ご飯もお代わりして気力満々のよう。  

 Kさんは今日は用事があるとかで,今日はお別れ。 
 いろいろとお世話になりました。  

 7時過ぎに宿を出て,歩いても行ける距離(約4キロ)だけど車で慈眼寺に向かう。
 今日はこのあと予定もあるし,それにへんろ道を歩くと見られない「灌頂の滝」も
見に行くということだったので。 
                        

 車道はものすごく遠回りなのだ。
 クネクネと奥へ奥へと登っていくと,左手に巨大な岩壁が現れたと思ったらそこが
滝だった。

          

 ものすごい迫力!これはすごいっ!!
 落差70mの瀧は水量は少なかったが圧倒的な存在感。 
 なぜか那智の滝より迫力があるような気がするのは滝がすぐ近くにあるからか?

  Fさん以外はみんな初めだったので,上のほうに見える不動明王を祭った場所
まで階段で上がることにした。急な階段を滝壺目指して登っていく。
 不動明王を祭った場所はそこよりさらに上で,ひーひー言いながらやっとのこと
上がるとさすがに水量が少ないとはいえ横に見える滝の水は近く,とてもきれいだ。

     

 見下ろすと豆粒みたいなFさんが見えた。

            

  うーむ,予想以上の滝にみんなご満悦。 案内したFさんも鼻高々。

  と,あまりゆっくりしていると穴禅定を団体に先を越されてしまうかもしれない
ので,いい加減出発せねば!
 そして走ること5分ほどで慈眼寺に到着。 

 ここは門を入ってすぐ前に大師堂と納経所があるのだが,本堂までは10分は歩
かないといけないとのことで,取りあえず大師堂をお参りし納経と穴禅定の代金を
支払う。

 穴禅定をする人には白衣を渡されるので必要のない荷物は大師堂横のロッカー
に預けることに。結局自分の白衣もそこに入れてしまった。(でも,これは正解だっ
た。)
 で,着替えが済んで乳銀杏のところで待っていると,女の人が一人ベンチに座っ
ていたのだが、そのお母さんが案内役の方だった。
 「禅定に行く前にトイレを済ませとくように。」 

 と言われ,たいして行きたくもなかったけど言われたとおりにする。

 よく見ると,大師堂前に試し柱があって,そこを通り抜けられなければ穴禅定は
出来ないのだそうだ。(これは穴禅定のところにも同じものがあった。)

        うーむ、小柄な女性でもこのとおり。

 メタボなおじさんとかはご用心ご用心。(笑)

 そして私たち5名で穴禅定に行こうとしてたら,駐車場がなにやら騒がしくなったの
で振り返ると団体さんがっ!? 
 案内役のお母さんは振り返ったまま進もうとしないので,私たちはさっさと上がる
ことに。
 それにしてもここの本堂はどんだけ登るんだ!?
 まるで岩屋寺の山門から本堂までくらいありそうな道のりに,みんなぐったり。

 やっとこさ本堂に着くと,Fさんは般若心経を読み上げようとするが息が上がって
読めないのだった。(笑)

 で,待っても待ってもお母さんは来ない。
 やはりあの団体さんと入るのかなあ? 
 そしてやはり予感は的中。それも総勢20名!

 私たちも含めると全部で25名もの人数がいっぺんに穴禅定をすることに・・・。

 お母さん曰く,
 「昨日は30名以上の団体を2回も案内したから喉が枯れちゃって。

  ・・・なんで喉が枯れるの?

 そしてとうとう25人の穴禅定の始まり始まり~。
                                         (つづく)