わたくし、現在友人宅に向かっております。Gとの戦いを放棄しまして、お泊りに行くのです。何しろあいつはすっかり姿を消してしまいました。ワンルームであるから、そんなとこで寝れまへん。
おのれG、明日になったらバルサンしてやるからなあ。
この記事は『電脳秘書執務日誌』「うんちく vol.302 ゴキブリ」にトラックバ～ック！
現在、僕はゴルゴ13のように険しい目つきをしています。実際には会ったことないけど、絶対にああいう目つきをしています。
何故なら、Gが出たから、です。
先ほどそら豆、さば鮨でふんふんと日本酒を飲み、チャック・マンジョーネの音楽を聴いて楽しんでいたのです。
しかし真っ白き我が部屋の壁を、決していらっしゃってはイケナイお方が、触覚も凛々しく歩いていらしたのです。
時期としてもまだ早いし（昨年のGショックの記事を見たら8/23だった）、だいたいGさんが出没するような環境を作っておりません。ゴミはすぐにゴミ捨て場に出してるし、窓も開けっぱにしてないし...。あれ、してたかな？ あ、してたな...。
先ほどの出没直後、そうっと、そうっとその場を離れ、掃除機を組み立てました。ああしかし、敏感なあのお方は、もうすでに見えなくなっております。後ろを見せたのがまずかった。初戦で負けたのです。こうなったらそう簡単には見付からない。というより、慌ててあちこち覗いていきなりお出ましになったら俺卒倒するもんね。
大変残念ではあったのだけど、戦線を離脱。雨の中を隣のコンビニに向かいました（ちなみに顔はずっとゴルゴ）。
G退治用の強力な殺虫剤を探したのだけれど、その店にはなかった。そのかわり正統派ホイホイさんがある。取りあえずそいつを購入して、再び部屋に戻りました。
そこはもはや、先ほどまでの安住の地ではないことがはっきりと分かりました。Gの場所なのです。たかが一匹に、僕は生活の基盤を奪われたのです。凌辱されたのです。
うなじのあたりを極度に緊張させながらも、早速ホイホイを作り始めました。何だか心配だなあ。これを置いておいたら、Gをわざわざ呼び寄せるようなものだと思うのです。そのためのホイホイなのだから。しかし今は捕獲が第一なので、手早く組み立てました。
あっ、想い出した！ あれは二十歳くらいの頃。あのときもGの出現に驚き、慌ててホイホイを買ってきたのです。暑い日だった。隣の部屋から野球中継が聞こえておりました。僕は四畳半の真ん中に座り込み、上半身裸でホイホイを組み立てていたのです。ふんふん鼻歌も出たかもしれません。何しろこれで安心！ と油断していたから。
もう一度述べますが、ホイホイはGを呼び寄せるものですね。あのとき僕は裸の脇腹に、みょーな感触を得たのです...。
おお神様、もうこれ以上は恐ろしくて書けませんですだ。経験は人を強くする。今日はホイホイの組み立て及び設置を可及的速やかに行いましたよ。ああ、僕にモーゼのような力があったらなあ（何の？）。
さて、これから別のコンビニに行ってきます。捕獲体制を整えたから、今度は鉢合わせしたときのために強力殺虫剤を買ってくるのです、ルビコン川を渡るのです。顔はゴルゴだけど。
追：この記事は『雲海の涯(はて）に～』「そう、Ｇ よ～！」、
『OUTDOOR』「ゴキブリ対策」、
『walkup.sunnyday.jp』「Ｂが出た！」にがんばろートラックバック♪
原宿でしたあ。あのクリスマスのイルミネーションはもはや過去の物になってしまったけど、どこかロマンティックな雰囲気を感じるところ。それは追憶のなせる技か知らん、俺知らねえ。