数日前の産経新聞です。お粗末な日本の情報発信は、以前から指摘されながら、一向に打ち手が見えてきません。日本の真価が、他国の意図的な情報によって歪められているという指摘です。日本の医療機関をねらい打ちする情報などあるのかどうか知りませんが、日本の国の性癖がモロに相似しているのか日本の医療界の一般的に言って情報が少ないといわれています。これが良いことか良くないことか、議論のあるところとは思いますが、少なくとも国民の負担がそこそこある以上、それに見合う最低限の説明情報の流通は欠かせないでしょう。しかし、本当の問題は、情報の受け手による情報リテラシーや知識・関心が育成されていない。その批判力がないという点にあるように思います。医療は医学だけではないはずです。人がいきていくため、といより質の高い人生を送るための総合的な仕組みや見識をもって、相互が理解することから、本物の医療サービスが醸成されると思いますが、いかがでしょうか。