さて、佐世保駅を出発した松浦鉄道のディーゼル車両は、
以前、佐世保を訪れたときのレポで紹介した、
お隣の「佐世保中央」駅を過ぎるとすぐ、国道35号線を渡っていきます。
で、この国道を渡り切るとすぐに現れるのが、そのお隣の「中佐世保」駅。早っ!!
この間、わずか200mという、日本一短い駅間なんだそうですよ。
進んだ!と思ったら、もうブレーキ!って感じだよね??
国道挟んで両側に駅がある、ってすごいけど、
三セク後にできた、商店街の中にある佐世保中央駅と対照的に、
中佐世保駅はちょっと寂しげな佇まいでした。

現在の松浦鉄道には、三セクになってから新設された駅もあれば、
国鉄松浦線時代からの趣のある駅舎も混在していて、そんなのを見るのも楽しい路線。
こちらは、昭和40年代に大水害で廃止となった、柚木線の発着駅でもあった「左石」駅。
2つの線が発着していた駅だけあって、立派な高い屋根の駅舎が印象的で、
ホームの柱や改札も、昔のまんまって感じでした。
まるで時間が止まっちゃってる感じがよかったなぁ。こういう駅大好き。

対してこちらは、松浦鉄道が開業してからできた、その名も「大学」駅。
すぐそばに、長崎県立大学だったかな?があるそうなので、この名前みたいですけど、
なんと、神棚がホームにあるんですよ!!合格祈願??
このずっと先に、「今福(いまぶく)」駅というのがあるんですが、
そこと、ここ大学駅を結ぶ「合格祈願きっぷ」なるものも発売されてるみたいです!
松浦鉄道の車両基地がある、三角屋根がかわいらしい「佐々」駅を過ぎ、
高校野球でおなじみの「清峰高校前」駅のちょっと先あたりで、
窓の外をボケーッと眺めていたわたしの目に、
「あれはいったい何!!!???」といった物体が飛び込んできました!!
それが、こちら!!↓

しんかんせん!!!
見たところ、100系っぽいです。「グランドひかり」か??(笑)
ホンモノなのか、はたまたハリボテなのか??
どういった用途で使われているのでしょう???倉庫???気になる~!!!(笑)

先日紹介した、吉井駅と潜竜ヶ滝駅の間にある、竹筋の「福井川橋梁」。
車両の後ろから撮ったんですけど、やっぱり乗ってるとあっという間に通過!(笑)

その先にも、いくつか味のある橋が出現するこの沿線、
中でもこの橋、「江迎鹿町」駅と「すえたちばな」駅間にあるんですが、
前の日に平戸~生月へ行ったときに、下の国道を車で通って、
思わず、「すげー!!かっこいー!!」と叫んでしまった橋。(←ヘンな人)
ここ、平戸口に向かって微妙に下ってるのと、左にカーブがついてるんです。
しばらく眺めてても飽きることのなさそうな佇まいの橋だったので、
思わず、さりげなく前面にかぶりついて撮影しちゃいました~(^^;;

そして列車は、佐世保から1時間20分ほどで、「たびら平戸口」駅に到着!
全国の鉄道と線路で繋がってる駅としては、日本最西端の駅に到達です!!
せっかくなので、このたびら平戸口駅で降りてみることにしました~。
「その9」へつづく~♪