はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

7種の移動手段。

2011年07月29日 23時16分06秒 | たびろぐあちこち。

えー、ちょっと横浜線に乗って八王子まで行ってました。

ウソです。すみません。

というわけで(?)、昨夜遅くに旅から帰ってまいりました。
気がついたら、ANAのマイルがけっこう多く流れてしまいそうだったので、
あわてて行先決めて飛んできました。

の割には、かなり充実した旅となりまして、撮った写真が実に800枚に迫るイキオイ!!

…。

我ながら撮りに撮ったなぁ(^^;;;
おかげで、帰ってきたよ!の記事にどの写真を選んでいいものか迷いに迷いました。
(で、八王子…。)

なんでこんなに撮ってきたかというと、
今回はタイトル通り「7種類」の移動手段を使う旅になったからかも。
いつも移動がメインの旅とはいえ、今回はほんとにバラエティに富んでました(笑)。
そのうちの鉄道に関しては、海を渡り2つの県を旅して、
2路線完乗、1路線一部乗車してきましたよー。
気が付けば、九州で乗ってない路線は残りわずか2路線となりました。

あと、今回のもうひとつのメインが「街歩き」。
気になってた「通り」をたくさんたくさん歩いてきました。
暑い中歩いてたんで、今回の旅でいったい何リットルの汗を流したかわかりません(笑)。

すごく楽しかったし充実してたんですけど、真夏に旅に出るのが久しぶりだったのと、
旅に出る前、仕事とか父の新盆なんかで疲れが溜まってたみたいで、
初日、突然の体調乱調に見舞われてダウン。ちょっと休んだらすぐ復活したけど、
もう若くないんだなー、と改めて思い知らされました(笑)。

3日間、とにかく蒸し暑くてツラかったですけど、相変わらず歩き回りましたけど、
楽しんでこれました。早くレポ書いていきたいくらい。
でも、とりあえずいま書いてる道東の旅の続きを書いていきたいと思います。
うーん、またもやレポが溜まる一方だなぁ(^^;;;
でも、いつか書いていきますので、そのときは思い出していただけたらうれしいです♪

「日本一」で道東の旅'10秋 その4:トンネルの向こう側

2011年07月21日 22時02分45秒 | たびろぐ北海道。

「滝川」駅から、日本一長い距離を走る定期普通列車に乗って、「富良野」駅までやってきました。
ここで停車時間が20分あったので、ちょっと駅の外へ出てみることに。
いままでにもこの駅には何度か訪れてるけど、
そういや初めて訪れたときに行ったのが、駅前にある「北の国から資料館」。(ベタ(笑))
純が大きくなってコトー先生になっても(?)、やっぱりなんだかんだ言っていまでも大好きなドラマです。
そんなことをね、駅前に立って思い出したりしてみました。歳を取った証拠か(笑)。


ここまで単行で来た列車は、富良野駅で1両連結して2両編成で釧路を目指します。
ただ、お客さんの数はそれほど増えなかったけど(^^;;

ここ富良野から先、「新得」駅までは、今回初めての乗車となりました。
根室本線という幹線は、道内最長距離を走る路線だけあってか、
滝川-新得間、新得-釧路間、釧路-根室間と、3つの別路線のような雰囲気があります。
かつては道東へのメインルートだった根室本線ですが、
短絡線として日高山脈をブチ抜いてつくられた石勝線の開業に伴い、
それまでの滝川経由から、運転時間が大幅に短縮できる石勝線経由へと流れが変わり、
滝川-新得間は優等列車の走らない、ローカル線色の濃い区間となりました。
あ、滝川-富良野間は、札幌とを結ぶ臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」が走っているので、
富良野-新得間はまさにローカル幹線といったところ。
そして、石勝線経由で走る特急「スーパーおおぞら」は、新得から根室本線へ入り、終点が釧路駅。
その先は、やはりローカル線ほどの本数しかない、通称「花咲線」として根室へ。
日本の最東端へ向かうには、長い道程なわけですね。

さて、ここまでまだまだ序盤戦。(←戦て(笑))ここからの初めての区間、楽しみです。


ひとつひとつの駅間の長い路線というのは、ずーっと車窓を見ていても飽きないんですよね。
どんな車窓も初めて見る景色はワクワクするけど、北海道ならではのスケールの大きい景色が続きます。
いくつかの駅を過ぎ「東鹿越」駅の手前で、川かと思いきや湖が見えてきました。
その昔、このダム湖ができたことによって、この付近の線路の付け替えが行われたんだそう。


そして、普通列車は「幾寅」駅に到着。
ここは映画「鉄道員(ぽっぽや)」の「幌舞」駅として登場したことで有名な駅です。
映画のために、立派な木造駅舎に改装しちゃったっていうんだからすごい。
そんな素敵な駅舎の向こうには、やっぱり映画で活躍した赤いキハ40がチラッと見えます。
こちらも映画の時代設定に合わせて、キハ12としてバス窓に改造された車両。
廃車の2年くらい前だったか、たまたま「名寄」駅で出会って感動したのを憶えてます。
それ以来の再会。チラッとだったけどうれしかった。ここで余生を過ごしてたんですねー。


幾寅を出ると、次の停車駅がこちらの「落合」駅。
上り列車と交換したあと、こちらでも少し停車時間があったので、駅舎を見に外へ。


こんな赤い屋根がかわいい木造駅舎をゆっくり見られるのも、各駅停車の旅をしているからこそ。
特急でピューッと目的地に到着できるのもいいけど、ノンビリ旅するのもいいものです。


ホームからこれから進む方向に目をやると、トンネルが見えます。
ここからの根室本線は、かつて日本三大車窓のひとつと言われた狩勝峠を行くルートを走ってたんですが、
急勾配を通っていたため、昭和41年に新しくトンネルが造られ、廃止となりました。
その後、新狩勝トンネルで合流する石勝線が開通され、メインルートを譲った根室本線。
ここ落合駅には、長い歴史の中でもいろんなドラマがあったんですね。


広い構内を跨線橋から見下ろしてるうちに、発車の時間となりました。
かつて、苦労して新得へ向かった旧線を進行左手に見送りながら、
いくつかのトンネルをくぐり抜け、長い長い新狩勝トンネルを通り、新得へと向かいます。
長いトンネルをくぐる頃、まずはひとつ目の根室本線未乗区間の完乗です。


気圧に弱いわたしにとって(笑)、長いトンネルは修業みたいなもんです(^^;;
やっとその苦行(は言い過ぎか(^^;;)から解き放たれ、車窓を眺めていると、
左手に旧線の廃線跡が見えてきました。
ここ、旧線が廃止されたと同時に廃駅となった「新内(にいない)」駅から新得間を、
「狩勝実験線」として脱線や車両火災など、鉄道事故の究明の実験に使われた区間。
トンネルの向こう側にも、たくさんの歴史が詰まっています。


そして、滝川を出発して3時間。「スーパーおおぞら」で何度か通った「新得」駅に到着です。
残すところ、まだあと5時間。日本一長距離普通列車の旅はまだまだ続きます。

「その5」へつづく。

「日本一」で道東の旅'10秋 その3:長距離普通列車に乗って

2011年07月19日 11時25分58秒 | たびろぐ北海道。

ちょっと間が開いてしまいましたが、道東の旅レポの続きを書いていきますね~。

「滝川」駅で特急「スーパー宗谷」を途中下車し、ご当地銘菓に出会ったあとは、
いよいよ今回の旅の主役が登場です!
駅へと戻り、ホームへ向かうと、こちらの気動車が待っててくれました。
札幌から乗った、函館本線~宗谷本線を走る「スーパー宗谷」には乗らずに、
ここ滝川が起点の「根室本線」の車両に乗り込みます!


というわけで、この列車が今回の旅のいちばんのお目当て。
この列車、このサボにも書いてある通り「日本一長い距離を走る定期普通列車」で、
1日に1本、しかも下りのみという「滝川発釧路行き」に乗車です。
帰ってきてすぐの記事に書いた「やってみたかったコト」とは、この列車に乗ることなのでしたー♪
根室本線といえば、滝川駅から根室駅までを走る、道内最長距離を誇る幹線なんですが、
ここ滝川から途中の釧路までの長い距離を、ずーっと各駅停車で向かうのです。
乗車時間、実に8時間。長い(笑)。
これ、たぶん列車の旅が好きな人じゃないと、かなりツラい距離かと(^^;;
というか、通しで乗る人は、旅人くらいしかいないか??
そんな「日本一」の列車に乗って、終点、釧路駅を目指します!!


滝川を発車するのがこの時間。
羽田を一番に飛ぶ千歳行きでもこの列車には間に合わないので、前乗りしたというわけなのでした。
乗ってみると、地元の方とは思えない旅の人もチラホラ見受けられましたよ。
ということは、もしかして釧路までご一緒??ちょっと楽しみです♪


滝川を出発し、記念すべきひとつ目の停車駅がこちら。「東滝川」駅。
ここで初っ端から上り列車との交換あり。ノンビリ行こうぜ北海道といった感じ(笑)。
ちなみに、数えてみたら滝川と釧路の間には、駅数なんと46駅。ひゃー。(信号場除く)
もうね、行き急いでもしょうがないよね的な気持ちに、自然となってきます(笑)。


この駅って、上りホームと下りホームが互い違いになってるんですね。
交換列車を待つ間、ちょっとだけホームに降りてみたけど、
さすが北の大地、駅舎へ続く跨線橋の入口になんと扉が!!寒さ&雪避けといったところ?


「もしり」の手書き感がかわいい「茂尻」駅。ここの駅舎もなんだかいい雰囲気です。
元々は貨物の駅としてつくられた駅で、前回の九州旅同様、北海道にもたくさんの炭鉱があったんですよね。
以前は駅裏に炭鉱施設跡があったと聞くけど、いまはもうないのかな。


そうそう、札幌駅を出発するときに見つけたサッポロクラシックの「北海道鉄道130周年」記念缶♪
飲みたかったけど、長い列車旅の序盤で酔っぱらって車窓見れず、では台無しなので撮影のみ(笑)。


そんな車窓には、線路に寄り添うように流れる雄大な空知川が映っていました。
お天気あんまりよくなかったけど、それでもこの車窓は見応えありました。心が洗われます。


言葉の響きが素敵な「芦別」駅。雪の降る地域ならではの屋根の造りがいいです。
雪が降るだけでなく、柱には「星の降る里・芦別」なんて琺瑯看板も。
かつては、平成に入ってすぐに廃線となった、「三井芦別鉄道」の発着する駅でした。
ここの廃線跡もちょっと気になってるんですよね。いつか行ってみたいです。


ボーッと飽きることなく車窓を眺めながら、すこーしウトウトして油断してたところに、
どこからか赤トンボがやってきてた!わーっ!!
最初は超ビックリしましたけど(笑)、すぐ横でジッと休んでくれたので、
ソーッと写真だけ撮らせてもらいました。携帯でも撮ったけど、完全に休憩モードに(笑)。


そして普通列車は、定刻にほんの少しおまけがついて「富良野」駅に到着。
すると、滝川から同じく乗り込んだ旅の方々は、みなさんここ富良野で降りていかれました。
うーん、やっぱり乗り通す人ってそんなにいないよねぇ(^^;;
まだまだ気持ち的に余裕がありましたが、ここで20分ほど停車するので、
気分転換に、ちょっと駅の外へ出てみることに。


改札の前まで来たら、JR北海道のマスコットキャラクター「モジャくん」がお出迎え~♪
思わずこっちまで微笑みたくなる笑顔に、すっかり和んでしまいました(笑)。
ありがとう、モジャくん。ちょっと途中下車しますよ~。

というわけで、日本一長距離の定期普通列車の旅、まだまだ続きます!

「その4」へつづく。

一歩前へ。

2011年07月04日 10時45分10秒 | にちじょう。

あんなにケーキ食べたのに、しばらくは甘いモノはいらないって思ってたのに、
あまりの暑さにアイスケーキ食べました。体の中から冷やしてみました。
冷たくて濃厚でウマかったー!でも…、これだから夏に太るのよね…。


昨日、胸にちょっとちっちゃい穴が開きました。
といっても、後ろ向きなことではなくて前向きなことで。

もちろん、開けずにうまくやり過ごすこともできたんです。
でも、痛い思いをしてでも、知ることは大切だと思うんです。
だから、これでよかったのかも。


もうひとつ、どうしても避けて通りたくないことがあります。
昨日までは、そのままやり過ごすつもりでいたんです。
でも、気が付いた。
だから、ちょっとがんばってみよう。
もしかしたら、昨日のよりももっと大きな穴が開くかもしれない。
でも、それでも当たって砕けたいのです。後悔したくないし。

とかいって、一歩踏み出すのはけっこう勇気のいることなんですよねー(^^;;
いやいや、また弱気になってどーする。前向きに前向きに。
(しかし、前向きってけっこう大変よね)