はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

仕事納めだワン。

2006年12月31日 19時58分00秒 | にちじょう。

いやぁ、終わった~!!
今年最後の仕事を終えて、無事帰宅しました!!つかれた~!!

今年新たにこのブログに遊びに来てくださったみなさま、
そして、その前からお付き合いくださってるみなさま、
今年1年、本当にありがとうございました!!
中には実際にお会いできた方もいらっしゃるし、
昨年から続いて遊んでくださってる方もいらっしゃるし、
ブログを通じて繋がる縁、とてもうれしく思っております。

今年はたまたま、旅先でブログのお友だちとニアミスしたり、
偶然、お友だちの住む町の近くを訪れたり、なんてこともありました。
来年は、実際にお会いできる方が増えるといいなぁ。
また新たな出会いがあることを祈りつつ、

来年もどうぞよろしくお願いいたします♪

もうすぐ戌年ともお別れ、ということで、
実家のワンコ、琉球生まれの「ももちゃん」に友情出演いただきました(笑)。
さぁて、年越しそばの支度しなくちゃ!
それではみなさん、よいお年をお迎えくださ~い!

信越一筆書きの旅その4:ゴールを目指せ

2006年12月29日 23時32分34秒 | たびろぐあちこち。

さて、中央本線・篠ノ井線・大糸線・北陸本線と乗り継ぎ、
直江津までやってきました。
そろそろゴール目指して、今度は信越本線へと入っていきます。
この信越本線の長野方面は、山越えの厳しい路線。
ここからお世話になった車両が、こちら。


夕陽を浴びて黄昏る115系。いやぁ、国鉄型づいてますなぁ。
同じ系列の113系は、東海道線や横須賀線でなじみの深い車両でしたが、
現在では残念ながら撤退してしまっているので、
こうして懐かしい車両に会えるのはうれしいものです。
車内の化粧板やシートモケットはリニューアルされてましたけどね。

直江津駅の改札を入ったところで駅弁を買い込み、いざ出発です。
さすがに夕方ともあって、始発の直江津ではそれほど多くなかった乗客も、
すぐに帰宅の高校生で、車内はいっぱいになりました。

そして、信越本線で唯一のスイッチバック駅、「二本木」に到着。
といっても、どうスイッチバックしていくのか、
いまいちよくわからなかったんですよ~。え?どっち向いてるの??って。
いったん本線へと入り、バックして駅へ入る、という感じなんですね。
だんだんと山を上っていってるのが、こうした駅でもわかります。

新潟県側の最後の駅、「妙高高原」駅まで来ると、
それまでたくさん乗っていた高校生も、ここでほとんど降りていきました。
ボックス席の窓側に座ってたんですが、
外からの冷たい空気が鉄板を通して伝わってきました。寒かったなぁ~。

長野県へ入ると、あたりはもう真っ暗。何も見えません。
さすがに1日の疲れが出てきました。朝早かったし、ずっと列車に揺られっぱなしだし。
ちょっとウトウトして気がつくと、長野に近付いたせいか、
微妙に車内が混んできていました。


直江津から1時間半、列車は終点「長野」駅に到着。
ここまで来ると、ほんとにグルーッと回ってるなぁ、という気になってきます。
せっかくここまで来たんだからと、以前訪れた長野電鉄を見に行ってみました。


記念の入場券を購入し、ホームへ下りてみると、
そこにいたのは、元日比谷線の「マッコウクジラ」かと思いきや、
東急田園都市線からお嫁に来た8500形。すっかり主流になっているようでした。
この姿といい、走り出しの音といい、渋谷かどっかにいるような錯覚に(笑)。
とても長野にいるとは思えない!という感じでしたね~。
以前乗った、特急車両の2000形にも会いたかったんですが、
もう走っていない時間帯だったので、残念ながら会えずじまい。


そうこうしているうちに、もう帰りの列車の時間になりました。
長野からは、新幹線を使うことに。さすがにここまで来ると、もう在来線はキツくて(苦笑)。
しかし、乗り心地は快適でも、この新幹線によって失われた路線があると思うと、
やっぱり寂しい。特急「あさま」、長野出張のときに使った思い出がありますからね。
北陸新幹線が全通したら、今回乗った路線のうち、
どれほどの鉄路が失われるのでしょうか。
どんなに便利になろうとも、やっぱり「新幹線」を好きにはなれないのです。


みんなで楽しく歓談してるうちに、新幹線は「大宮」駅に到着。
ここで青さんとはお別れ、それぞれの駅へと帰ります。
もちろん、一度通ったルートを通らずにね!

いやぁ、あっという間でしたが、かなり内容の濃い1日でした~。
一筆書き、やろうと思えば日帰りでできちゃうもんですね。
また機会があったら、時刻表とにらめっこして1本の線を引いてみたくなりました。
そしてこれから先も、こうして線を引ける鉄路が残っていくことを、
願わずにはいられない、そんな1日となりました。

信越一筆書きの旅その3:北陸本線に乗って

2006年12月27日 23時10分25秒 | たびろぐあちこち。

さて、大糸線の終点、糸魚川までやってきました。
今回は一筆書きの旅ですからね、同じルートを戻ることはせずに、
日本海側を縫うようにして走る、北陸本線を通るルートへと入っていきます。
行き先は、この方向幕通り、北陸本線の終着駅「直江津」。
で、お世話になる車両は、こちら!


国鉄生まれ国鉄育ち♪

って…、そういや宮崎でも登場しました、この車両(笑)。
LEDの方向幕にはちょっとビックリですが、
いいですね~、この頑強そうなボディ。しかもこちらはデカ目仕様。
なぜかわからないけど、やっぱり国鉄型の車両って好きなんですよね。
とはいえ、こうして乗ることができるのも、もうそう長くはないのかなぁ。
機会があれば、できるだけ乗りたいものです。

ところで、糸魚川駅のホームで見つけたこちらのプレート、


なんの変哲もない、特急の乗車口案内ですが、
「日本海」と「北陸」のプレートをよく見ると、特急寝台の文字!
一般的に耳にするのは「寝台特急」ですけど、
車掌さんの中には、「特急寝台」とアナウンスする方もいらっしゃるんですよね。
どっちでもいいのかもしれないんですけど、
個人的には「特急寝台」の響きのほうが好きなので、ちょっとうれしい発見。
まあ、ただそれだけのことなんですけどね(笑)。

糸魚川では改札の外へ出る時間もなく、北陸本線の列車は目的地へと走り出します。
糸魚川を出てしばらくすると、トンネルが頻繁に出てきます。
出たな、と思うと、そこは駅。で、なんて駅?と見てみると、


のう

おお、なんてシンプルな駅名なんでしょう!ここはカニがウマいんだそうですよぉ。
漢字で書くと「能生」駅というんですが、どうしてもHTBの悪キャラ、
「noちゃん」を思い浮かべてしまったわたし。
(ついでに言うと、どうでしょうの釣りバカGC大会に出てきた「のう」くん)
ま、窓が開かないっ!とジタバタしながら、窓越しに撮影(笑)。


能生を出ると、またすぐにトンネルへと入ります。
このトンネルがものすごく長い!!全長11kmもの長さを誇る頚城トンネル。
そして、そのトンネルの途中で列車は止まったのです。それがこちらの「筒石」駅。
上越線の「土合」駅のように、地上の駅舎、地下のホーム、という構造ですが、
こちらの「筒石」は上りも下りもトンネルの中にあります。
普通列車しか停車しないこちらの駅、機会があったら一度外へ出てみたいです。


長い長いトンネルを出てしばらく走ると、目の前に広がったのは日本海。
海沿いの駅、「有間川」に到着です。
なんとも日本海らしい、曇天の寒空。
ああ、日本海まで来ちゃったのね、となんか感慨深かったです。


糸魚川から40分弱で、直江津に到着です。この時点で、午後3時半頃。
この日の朝、家を出てきたとは思えないくらいの時間です。
とはいえ、次の乗り継ぎまではそんなに時間もないので、
駅前をちょっとだけ散策してみました。
すると、右のこんなノボリを発見。
直江津は、新潟県の鉄道発祥の地なんですね。
そんなここ直江津駅は、南小谷と同じく、JR西日本と東日本の会社境界の駅。
駅舎の「JR」表示を見ると、緑色してるでしょ。
ここからまた、JR東日本のエリアなんですね。

そうこうしているうちに、次の列車の発車時刻が近付いてきました。
ゴール目指して、またまた列車に乗り込みます。

「その4」へつづく。

信越一筆書きの旅その2:国鉄色で糸魚川へ

2006年12月26日 23時48分31秒 | たびろぐあちこち。

特急「あずさ」と大糸線の鈍行を乗り継いで、南小谷までやってきたわたしたち。
この南小谷までは電化された区間ですが、
いよいよここからは非電化区間、お目当ての「あの」車両を待ちます。ドキドキ。

そろそろ来るね~、とホームで待っていると、

あれ??あれあれ??あの色は???


到着~♪

やってきたのは、単行の昔なつかしい国鉄色のツートンカラー!!
こちらが今回のお目当てのディーゼルカー、キハ52さん。
昭和40年に新潟鉄工で生まれたベテランさんです。
出かける前に見ておいた、JR西日本のpdfによると、
この日は最近お色直しされた、紺とクリームのツートンが来る予定だったんですが、
たまたま運用が変わったのか、いちばん会いたかった車両が来てくれました!
もう、みんなで大喜び(笑)。いやぁ、ほんとラッキーだったなぁ。


味のある「ワンマン」プレート。外板はちょっと痛々しいけどまだまだ元気。


国鉄型といえば、これ。ボックスシートの窓テーブルにある、
今ではほとんど使われないと思われる「センヌキ。」
ビンを上へこじる、って表現が大好き(笑)。



国内のあちこちで活躍していたこのキハ52も、
今ではこの大糸線(JR西日本エリア)や、
JR東日本の東北のほうでしか見られなくなってしまったそうです。
数を減らしたとはいえ、まだまだこうして国鉄型が活躍しているのはうれしい限り。
旅情たっぷりのボックスシートに座り、糸魚川までの旅のはじまりです。


南小谷のお隣の「中土」駅に到着。駅名板の通り、ここからはJR西日本エリア。


単行のディーゼルカーが似合う、味のあるホームと線路。【根知駅】


このキハ52に限らず、国鉄型の多くは暖房の効きがメチャメチャいいんですね。
あまりの温かさに、だんだん気持ちよくなってきて、
頸城大野あたりから、ウトウトしてしまいました。
ディーゼルエンジンの心地よい響きと振動も、子守唄になっちゃったみたい。
で、あっという間に「糸魚川」駅に到着。大糸線の旅もこれでおしまい。


大糸線のホームからは、大正時代につくられたという立派なレンガ造りの車庫と、
今回お世話になった車両の僚友たちが見えました。
いやぁ、いつの時代??ってくらい、ものすごく絵になるなぁ。
こうして残ってることが、ほんとにうれしいですね。
北陸新幹線の工事の関係で、取り壊しの話も持ち上がってるそうですが、
存在自体が貴重なんだから、簡単に壊したらバチが当たりますよね。
これから先も糸魚川で、この光景が見られることを楽しみにしたいです。

さて、とうとう北陸までやってきましたよ。この先の行程は?? 
「その3」へつづく。

信越一筆書きの旅その1:大糸線で南小谷へ

2006年12月23日 22時41分27秒 | たびろぐあちこち。

えー、瀬戸内の旅レポがなかなか終わらず、遅くなりましたが、
今月の初めに、お友だちの青い流れ星さんと日帰りで出かけてきた、
「一筆書きで日本海まで行っちゃった」旅レポをお送りします。

「一筆書き」っていうのは、
「悲しみ本線日本海。」って記事でサラッと書きましたが、
一度通った線路を重複しないで戻ってくる、というもの。
それを今回は、日帰りでやっちゃおう!という旅だったんですが、
一見、厳しそうな行程のようにも思えるけど、意外にできちゃうもんです。
そして、この「一筆書きの旅」の最大のお目当てというのが、「ある車両」。
いまとなっては、かなり貴重になったこの車両、後々ご紹介していこうと思います!
あ、今回の旅レポは、時刻表の路線図などをご用意いただくとわかりやすいかも。

さて、まずは都内から下りの特急「あずさ」南小谷行きに乗り込み、
松本駅からJR大糸線へと入っていきます。
しかし、このLEDサボ、昼間だと見えにくいよなぁ…。
しかも、漢字表記で撮ったつもりが、アルファベットに変わってるし…。
(交互に表示されるのよね)


そして、こちらの「信濃大町」駅にて途中下車。
JR大糸線は、長野県の松本駅から新潟県の糸魚川駅間を走る路線。
本来なら、松本であずさを降り、そこから大糸線の鈍行で来る行程を選ぶはずが、
ここ信濃大町まで特急に乗ってきたわけは、「食べたいものがあったから」(笑)。
以前、大町駅前のソースカツ丼屋さんがオススメ、とのコメントをいただいたのを
食いしんぼのわたしは忘れてなかったのです(笑)。

が!!
そのお店へ行くと、まだ開店前(泣)。
いや、もう開店の時間は過ぎてたんですけど、お店の方の到着が遅れてたんでしょう。
元々が本数の少ない大糸線、ここで待ってるわけにはいかないと、
仕方なく駅の待合室の中にある駅そばで腹ごしらえ。うーん、残念。次回リベンジか??


発車前に、おいしいおみやげをゲットし、南小谷を目指し鈍行に乗り込みます。
途中、「JR東日本最西端の駅」という「南神城」駅に到着。
ちょうど目の前に、こんな記念碑があったので、記念に撮影。
停車時間なんてないので、車内から撮影したんですが、
こういう「最○端」って駅、けっこう好きですね~(笑)。


信濃大町駅から1時間弱で、「南小谷」駅に到着です。
ここまでが、JR東日本管轄の電化されている区間。
ここから先、終点糸魚川までがJR西日本管轄となり、非電化区間となるのです。
なので、会社境界駅のここ南小谷が、いったん終点となります。
到着したら、さっき乗ってきた「あずさ」が、折り返し待ちをしてました。
個人的には183系のが好きでしたけど。


で、この南小谷駅で出会ったのが、携帯からも投稿した、待合室の「コタツ」!
もうね、これがあるだけでも温かい気持ちになるよね(笑)。
といっても、待合室にいたおじいちゃんおばあちゃんたちは、
この手前にあったストーブを囲んでましたけど(笑)。

そして、駅の事務室の窓に貼られた箱。
この駅には売店がないんですが、なんと駅が委託で「駅弁」を売っていたんです。
確認できたのは、「ます寿し」と「ぶり寿し」の2種。
富山駅のあの「ますのすし」とは違う業者のもののようでしたが、
なんかこういうのっていいなぁ~。
駅そば食べなきゃよかったか?とちょっと後悔したわたしでした(笑)。

さて、このあとお目当ての「あの」車両と、いよいよご対面です♪ 
「その2」へつづく。

カンニング中島が…。

2006年12月20日 23時07分53秒 | にちじょう。
ちょうど2年前の今ごろ、こんな記事を書きました。

「カンニング中島っ!がんばれっ!」

今日、ちょっと出かけてきたので、そんなことを記事にしようかな、
なんて思いながら帰る道すがら、知人からメールが来ました。

「カンニング竹山の相方、中島さん死去。」

うそー!!!!
だって、この前、竹山さんが、
「もうすぐまたコンビ組めますから」って言ってたじゃん!!!!
最近名前聞かなかったからどうしてるかなぁ、って思ってたけど、
ああ、ナカシマがんばってるんだなぁ、って思ったばっかりだったのに。

本田美奈子.さんのときもそうだったみたいだけど、
回復したと思ったら、その後容態が急変することがあるんですね、白血病って。
なんかそれってほんとヒドイ。喜ばせておいてヒドイよ。
竹山さん、ほんとに帰ってくるの待ってたんだと思うんですよね。
こういう結果になってしまったことが、ほんとに悔しい。
いちばん悔しいのは竹山さんだろうけど。
こうなったら、竹山さんにはずっと「カンニング竹山」でいてほしいです。

中島さん、ゆっくり休んでくださいね。心からご冥福をお祈りします

瀬戸内の旅その10:ふわふわレモンケーキ

2006年12月18日 23時20分57秒 | たびろぐ西日本。

タコ料理で大満足になったあと、瀬戸田の町をひととおり歩き、
いよいよ生口島を離れるというときに、
あのコロッケと出会った「しおまち商店街」で、今回のおみやげを見つけました。

向栄堂さんの、「瀬戸田レモン」。

瀬戸田は国産レモン発祥の地として有名で、
国内で流通している国産品の7割は、ここ瀬戸田のものなんだそう。
今回、レモンを食べることはできなかったけど、
島には、柑橘類のテーマパーク「シトラスパーク瀬戸田」なるものがあるくらい、
有名なんですね~。近所の忠海にアヲハタの工場があるのも納得。
ちょうど、名物の青いレモンの時期だったようなので、食べてくればよかったなぁ。


で、こちらの「瀬戸田レモン」。あの「レモンケーキ」です。
最近じゃ、ほんとに見かけなくなりましたけど、
銀色のビニールか、こちらのみたいに黄色い薄い紙で包まれてて、
レモン型のカステラにレモン風味のチョコがコーティングされてる、あれ。
わたし、このレモンケーキってヤツが昔から大好きで、
たま~に旅先で見つけると、ついつい手が出て食べたりしてます。
もちろん今回も、レモンの発祥の地のレモンケーキなんだから、と、
フンパツして1箱購入(笑)。
箱を開けるだけで、爽やかなレモンの香りがあたり一面に漂います。
はぁ~、匂いだけでも十分にウマそう~♪


よく、カステラの上のほうだけチョコがかかってるものも多いですが、
やっぱり全体にコーティングされてる、この形がレモンケーキの王道ですよね~。
期待に胸ふくらませながら、ひと口パクッといただくと、



やわらかい 



カステラがとにかくやわらかいのですよ!!
レモンケーキって、パサパサって印象が強いですよね?
でもこれ、全然パサってなくて、むしろふわふわ。
まさかここまでふわふわだとは思ってなかったので、正直ビックリ。
周りのちょっと固めのレモンチョコとも絶妙のコンビネーションだし、
いままで旅先で出会ってきたレモンケーキの中では、ダントツのウマさ。
同居人とふたりで、ペロッと食べちゃいました(笑)。
ああ、大箱買ってくりゃよかった~!!(悔)
瀬戸田を旅されるかたには、これ絶対にオススメですよ~♪


というわけで、長きに渡った瀬戸内レポもこれでおしまい。
いつもながら、お付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました
次回の旅レポは、先日の「日本海まで行っちゃった」編をお送りしま~す。
果たして…、年内に終わるだろうか…(笑)。

見えない宇宙を見てやろう。

2006年12月15日 15時10分10秒 | にちじょう。
今年9月、内之浦から最後のM-Vロケットに搭載されて宇宙へと旅立った、
太陽観測衛星「ひので(SOLAR-B)」
夏の寒空の中、空へ向かって飛んでいくロケットを見送った感動と興奮、
思い出すと鳥肌が立つくらい、あのときのことはまだまだ鮮明に記憶してます。
(過酷だったから特にね(笑))

そんな「ひので」の実験に携わった親友から、メールが届きました。
明日16日(土)の夜7時から、NHK教育の「サイエンスZERO」という番組で、
「ひので」をはじめ、宇宙で観測を続ける衛星たちの特集、

「見えてきた“宇宙の謎” 日本の最新天体観測」

ってのをやるから見てね、とのこと。
おお、そんな番組があるのね~!と、録画の準備にとりかかりながら続きを読むと、

『番組にゲスト出演された、プロジェクトマネージャーの小杉健郎さんが、
収録直後の11月26日に他界されたので、大変貴重な放送となります。』

…。
脳梗塞だったそうです。享年57歳。
11月末、「ひので」による初期観測成果が発表されたニュースは見ましたが、
その前日に亡くなられたんだそうです。
これ以上ない、というくらい完璧だったといわれる今回の打ち上げ。
大成功を収められて、ホッとされたんでしょうか。
これからが本番、という矢先の無念、想像に難くないです。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

あ、でも、もしかしたらわたしたちよりもずっとそばで、
「ひので」を見守っておられるのかもしれませんね。

宇宙観測、というものが身近に感じられるようになったのも、
この「ひので」のおかげ。
明日の放送、楽しみにしたいと思います。
もしも、少しでも興味のある方は、よかったら見てみてくださいね。

瀬戸内の旅その9:お目当ての海の幸

2006年12月14日 23時23分36秒 | たびろぐ西日本。
瀬戸田の商店街にて、揚げたてサクサクのおいしいコロッケのいい匂いにつられ、
ついつい寄り道してしまいました。

いかんいかん、早くお目当てのお店に向かわなくては!

ちょうどこの頃、それまでなんとか持ちこたえていた天気も、
残念ながらポツポツと雨が降り始めてきちゃったのです。
コロッケの他にも、ローストチキンやらなんやらかんやら、
もーあらゆる誘惑に負けそうになりながらも、商店街を急いで抜け、
えーっと、この辺かな???
と歩いていくと、ありました!!お目当てのお店!!


「たこの憩処 たこ八」!
じゃなくて!
「蛸処 憩」さん!!

瀬戸田、といえば有名なのが柑橘類と、この「タコ」なんだそうですよ。
で、この「蛸処 憩」さんというのが、
水曜どうでしょうの企画、「サイコロ6ゴールデンスペシャル」で、
どうでしょう班の4人が立ち寄ったお店なのです。
もしかしたら、他にもっと有名な蛸料理のお店があったのかもしれないけど、
どうしても「ここ」で食べたい、ってこだわりがあったんだねぇ。
(「たこの憩処 たこ八」は、わかる人にしかわかりませんねごめんなさい)


早速店内へ。わたしはこちらの「たこ天定食」(あ、「天ぷら定食」だったか?)を注文。
どうでしょう班が食べてたコースも食べてみたかったんですけど、
さすがに食べきる自信がなかったので、軽めに抑えておきました(軽いか?)。


で、このたこ天が、とにかくウマい。
プリップリなんですよ。とってもいい歯応えなんだけど、やわらかい。
新鮮だからこその食感なんでしょうね~。噛んでるとタコの甘みが出てきてね。
やー、タコって普段そんなに好んで食べませんけど、
これならいくらでも食べれそうでした。衣もサクサクでグー。


同居人は、こちらの「たこ天丼」を注文。
乗っかってるのは、定食のたこ天とおんなじラインナップのようでしたけど、


サクサクの衣に絡んだ甘辛いタレが、
プリプリのタコさんとメチャメチャ合うんですよ~!!
いやぁ、タコってこんなにおいしかったっけ??と思わず感動。くー。
ああ、こんなことならお腹空かせてお刺身なんかも食べたかったなぁ。
よし、次回瀬戸田行きのときにコース食べるぞっ!


ちょうど食べ終わる頃に、立て続けにお客さんが帰って行ったので、店内を記念撮影。
どうでしょう班は、いちばん奥のテーブルに座ったと思われます♪
動機は不純でしたが(笑)、新鮮でイキのいいタコを堪能できて大満足でした!
それにしても、今回ほんとにタコづいてたなぁ(笑)。

瀬戸内の旅その8:アツアツの島名物

2006年12月13日 23時20分48秒 | たびろぐ西日本。

大久野島を離れ、あの巨大たこ天の興奮冷めやらぬ(?)三原へと戻ってきました。
せっかく広島まで来たからには、どうしても寄っておきたい島がもうひとつ。
というわけで、三原港の旅客船乗り場へ。


今回お世話になったのが、こちらの高速船「マリンエース」。
昭和53年11月に大阪の三保造船で竣工された、との銘板を船内で発見。
なかなかのベテランさんですが、まだまだ第一線で活躍しております。


残念ながら雨が降ってきてしまったので、デッキにいるのを断念。
かなり寒かったのでね、ポカポカの船内でウツラウツラしていると、
いつの間にか、黄色い大きなアーチ橋をくぐっていました。目的地はもうすぐ。


三原港から20分ほどで到着したのが、ここ「瀬戸田港」。
しまなみ海道の島のひとつ、「生口島(いくちじま)」と、
さっきくぐった「高根大橋」が結ぶ「高根島(こうねしま)」に跨る瀬戸田町が、
今回の旅のもうひとつの目的地なのでした。


いまにも雨が落ちてきそうな空の下、町歩き開始ーっ!
港を出たちょっと先に、こちらの「しおまち商店街」を発見。
ここがまた、昔ながらの風情を残しているいい感じな通りなのです。
実は今回、お目当てのお店があって、ここ瀬戸田にやってきたのですが、
そのお店にたどり着く前に…、ヤバ、なんだかいい匂いが…。


ふふふん、と匂いに誘き寄せられた先にあったお店が、この「岡哲商店」さん。
ここでは、携帯からも投稿した、揚げたてのコロッケを売っていたんですね~。
このお肉屋さん、どうやら有名なようで、ちょっと見てただけですけど、
あとからあとからひっきりなしにお客さんが集まってくるんですよ。
うーん、このあとお目当てのお店が待っているのだが、
なんかすっごいウマそうだし…、えーい!食べてしまえ!!
と、買おうとしたらですね、わたしの前にいたオジサン、
なんと「買い占め」ていきました…(泣)。


「いま揚げてあげるから、ちょっと待ってな」
と待つこと数分、この数分がけっこうツライもんです(笑)。
アツアツサクサクホクホクなコロッケができあがってまいりました!!
もうね、待った甲斐があったくらいウマかったですよ。
揚げたてのコロッケ、ってそれだけで幸せな気持ちになっちゃうよね。

そういえば、携帯では撮ったけども、
食べるのに夢中になって、デジカメで撮り忘れちゃいましたよ(笑)。


店内には、サインやら取り上げられた番組の紹介がたくさん。
知る人ぞ知る名物に出会えて、とっても得した気分になりました~。