前日の晩、危うく喰いっぱぐれそうになりましたが、
大逆転(?)で美味しいお寿司を食べたステラプレイスに、翌朝早くにまたもややってきました。
といっても、朝ごはんを食べに来たんじゃないですよー。
ここ札幌駅から、今回の旅がいよいよ始まります!
羽田初便じゃ、この時間の列車には間に合わないので、今回は前日の晩に札幌入りしたんですけど、
前夜から雨降りで、この日の朝もなんだかグズグズとした天気。ちょっと残念。
でも、まだこのときはそれほど寒さもなくて、快適な気温でありました。
さて、乗りたかった列車はというと、
こちら!特急「スーパー宗谷」稚内行き。
札幌からJR函館本線で旭川と、そこから先は宗谷本線の終着駅、稚内までを走る特急です。
シュッとした細面(?)のお顔がかっこいい、キハ261系気動車が今回最初の乗車車両。
ちなみに、「スーパー宗谷」って、気動車特急の中では日本一の距離を走る特急なんです。
いきなり旅の序盤で「日本一」が登場!
最初の記事にもチラっと書いたけど、北海道に上陸したのがほぼ3年ぶり!
ほんとに久しぶりだったので、やっぱりこれが食べたくなった!(笑)
わたしにとって、北海道といったらセイコーマートの「しっとり豆パン」。
変わらぬお味にホッとしながら、もひとつ仕入れた小さな駅弁で朝ごはん。
豆パンと駅弁をつまみながら、列車は終点稚内へ向けて走り出しました。
しばらく走ったところでふと車窓を見ると、空が明るくなってきたー!!
ほんのちょっとの間ではあったけど、青空がチラッとでも見えるとうれしくなりますね☆
そして列車は、途中「滝川」駅に到着。というわけで、ここで途中下車。(!)
稚内にはこの後の列車でも行けますからね、ここでちょっと街歩きをしてみようかと。
降り立ったホームで、とっても素敵な自販機コーナーと遭遇!!
なんと、「いい日旅立ち」と書いてあります。わー、たまんないなぁこういうの!!
最低でも、30年はここにいらっしゃるんじゃないかと。素晴らしい。
初っ端から旅気分全開。こういう出会いが旅を楽しくさせるんですよね。
これで「ディスカバージャパン」とか見つけちゃったら大変なことになります。(←懐古趣味)
早速、駅の外へ出てみました。これまたいい雰囲気の駅舎。
この造りはけっこうあちこちで見かけますけど、いいですね。歴史を感じさせます。
やっぱり「JR」ではなく、「国鉄」の文字のほうが似合いそうです。
まだ少し早い時間で、静かな商店街を歩いていると、
ちょっと懐かしい感じの消火栓や、重厚な造りの蔵なんかを見つけたりして、
のんびりとまた駅の方向へ戻っていくと、
うん??なんだこれ???
モンモオ??
なんかモオ(?)、このかわいらしいフォントといい、この言葉の響きといい、
ものすごーく気になっちゃったので、のぼりのお店「おかだ」さんに寄ってみました。
「モンモオってなんですか???」
と伺ったところ、バターを使った白餡の焼き菓子とのこと。(だったと思う)
そういやのぼりに「代表銘菓」と書いてあります。これはモオ買うしかないです。
日持ちがしないってことで、自宅用のみの購入だったんですけど、
このレトロな包みがかわいらしくて、お店で見た瞬間に気に入ってしまった。
大臣賞も受賞されてるお菓子ですよ。期待は膨らみます。
袋から取り出してみると、思ってたのとはちょっと違った印象。
シャトレーゼのあの銀紙に包まってた「梨恵夢」みたいのかと思ってたんだよね。
ちょっとポッテリとしたかわいらしい形をしてます。
ひと口食べてみると、これがとっても優しい甘さでウマいっ!!!
ほんとにバターがたっぷり効いていて、和菓子のような洋菓子のような。
これはねー、いくつでも食べられそうな美味しさでした。
そう、「モンモオ」の名前の由来は、牛さんの鳴き声からだそうな。なんてかわいらしい響きなんだろう。
街歩きしたからこその、滝川の代表銘菓との出会いでした♪
「その3」へつづく。