はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

北九州大満喫の旅その6:関門突破

2010年11月29日 23時53分01秒 | たびろぐ九州。

炭坑節のふるさと、田川伊田の町を歩いたあと、
「平成ちくほう鉄道」が田川伊田駅に乗り入れているもうひとつの路線、
「田川線」に乗って、終点の「行橋」駅までやってきました。これにて「へいちく」2路線完乗。
この田川線も、旧国鉄田川線が三セクとなった路線で、
国鉄時代から比べて、いくつか新しく駅が生まれ、駅数が増えています。

高架駅のせいか、天井の高さの割にはホームが狭くて、かなり角度の付いた駅名板の写真になっちゃいました(^^;;
おっ、ここにも愛称がついてるんですね~、「ゆめタウン行橋」。
ピンク色の駅名表記がなんともかわいらしい雰囲気です。


行橋まで連れてきてくれた車両がこちら。「炭都物語号」。
昨日今日~明日~♪って、あれは「三都物語」でしたね(^^;;(←byJR東海)
で、この車両のデザインが素敵。ちゃんと2本煙突とお月様と、そして竪抗とヤマが描かれてます。
なんだかもう、次の夏の盆踊りで「炭坑節」を踊りたくなってきました。ほんとに。


そんな「へいちく」のホームから、JR日豊本線のホームへとやってきました。
旅名人きっぷ、まだまだこれから大活躍の兆し♪


ホームに滑り込んできたのは、この日の朝に博多から門司港まで連れてってくれた415系。
やっぱりこのカラーリングとこのお顔を見ると、ああ、九州にいるんだなと思わせてくれます。
そして、この415とのつかの間の時間を過ごし、到着したのは、


「新田原」駅。上の行橋駅の駅名板を見てもらうとわかると思うんですけど、
たった2駅の短い旅でした。でもね、ここへわざわざ来たのには、ちゃんと理由があるのです。


とりあえず、せっかく来たからには一度改札の外へ出て駅舎の撮影。
ちょっと落ち着いた感じのピンクの壁に、「SUGOCA」のピンクの幟が妙に合ってる気がする~(^^;;
しかし、「しんでんばる」って読めそうで読めない駅名だよなぁ。
「しんたはら」とか「しんたはる」とか読んでしまいそう。

さて、そんな「しんでんばる」まで、たった2駅乗ってきた理由とはこちらっ!


折り返しの普通列車、「下関」行きに乗るため!!ここが始発駅となるのです。
正直、とても小さな駅なので、どうしてここが折り返しの始発駅になるんだろう??
って思ってたんですけど、どうやらこの駅が、
かつての「門司鉄道管理局」と「大分鉄道管理局」の境界駅なんですね。
それでなのかなぁ、とこれはあくまでもわたしの推測。

で、ついさっき乗り込んだ行橋駅を通り過ぎ、ひとつひとつ駅に停まり、
それでも駅間はいい走りを見せてくれた普通列車は、


終点「下関」駅に到着。関門トンネルをくぐって本州へ!
と、ここの駅名板はJR西日本仕様。
あれ?「旅名人きっぷ」ってJR九州のきっぷだよね???
と言いたいとこですが、ここがJR西日本とJR九州の境界駅なんですね。
だからここまでが利用範囲内。いやぁ、やっぱりお得です。このきっぷ♪


はるばる海を渡って(くぐって?)やってきたし、下関駅で降りるのは久しぶりだったので、
駅舎を一目見ようと外に出たんですけど、そうだった。こんな風になったんだっけ。
以前の下関駅は、青い三角屋根の駅舎だったんですよね。
それが、悲しい事件で焼失してしまって。ほんと残念。


元々はここが屋根だったのかなぁ、と思われる跡がありました。
歴史ある建物だったし、大好きだっただけに、再会できなかったのは重ね重ね残念。
「あさかぜ」とのお別れのときが、最後の訪問となったあの駅舎。
何度か訪れることができてよかったと、名残を見上げながら切なくなった夕暮れでした。

「その7」へつづく。

話を聞くということは。

2010年11月28日 20時49分14秒 | にちじょう。

先日、とある偉い方とお話しする機会がありまして。
そこで、こんな話題になりました。

『人の話を聞こうとしない人はダメだよね』

うっ、わたしももしかしたらそういうときがあるかもしれない…。

ドキッとしていると、その方が、

「そうやって、自分を顧みることができる人は、
もしもそういうことがあったとしても、ちゃんとわかってもらえているはずですよ」

そうかなぁ…。そうだといいんだけどなぁ(^^;;
もちろん、伝える側の姿勢もすごく大事だと思うんだけど。

問題なのは、自分は正しい、自分は間違っていない、
と「聞く耳を持たない」人なんだそうです。
なるほど、話を聞かないってそういうことか。

この歳で、ある程度の地位になって、自分が調子よかったりすると、
結構そういう傾向になってく人がいるんだよね、とその方は笑っておりました。

自分がうれしいとき、悲しいとき、つらいとき、
話を(=気持ちを)聞いて(=酌んで)くれないと寂しいでしょう、って。

たとえ、解決策が出てこなくても、話を聞いてもらえるだけで気持ちが楽になることってある。
それだけで救われることってたくさんあるんですよね。
人の話を聞く、ということは、相手の気持ちに耳を傾けるってことなんだな、
と、当たり前のことなんだけど、ものすごく気付かされた瞬間でした。



今年は、いつもよりも1ヶ月早くハガキを準備することになりました。
ちょうどそれが届いた頃、昔いっしょにある時期を過ごした仲間がメールをくれました。
しばらくは年賀状だけの付き合いになってたけど、
そんなわたしの便りに、大変だったね、と温かいメールをくれました。
直接会って話したり、電話で会話するだけでなく、
悲しみを伝えるハガキも、話を聞いてもらうことになるんですね。
わたしの気持ちに答えてくれた仲間がいること、話を聞いてくれる友人がいること、
ほんの少しだけこぼした愚痴に、優しく答えてくれる友人がいること、
ものすごくうれしかったし、力になりました。
そういう人を、これからもずっと大切にしていかなきゃ。
わたしも、誰かの気持ちにちゃんと耳を傾けられる人でいようって改めて思いました。

いまひとり、話を聞いてほしい人がいます。
その人が、ほんの少しでもいいから、わたしの話を聞いてくれる人だったらいいなぁ。

北九州大満喫の旅その5:炭坑節のふるさと

2010年11月26日 15時12分25秒 | たびろぐ九州。

またもや間が空いてしまいました。すみませんっ!
それでは、5月の北九州レポの続き~。

魁皇関の地元、直方から平成ちくほう鉄道「伊田線」に乗って「田川伊田」駅までやってきました。
あ、魁皇関といえば九州場所、今日まで1敗を守ってますね!!
もともと好きなお相撲さんだし、ちょうどレポで触れたところだったので、
いつもよりも勝敗が気になってます。
古傷とか心配ですけどね、なんとかがんばってほしいです。はい。

田川伊田駅は、JR九州の日田彦山線の駅。
直方から乗ってきた旧国鉄伊田線と「田川線」の2路線が、三セクの「へいちく」となり、
合わせて3つの路線がこの駅に乗り入れています。


田川伊田では少し時間があったので、いつものとおりちょっと駅前を散策してみました。
駅を出て左へ歩いていくと、地元の商店街を発見。
こちらもいつものことだけど、こういうアーケードってついつい呼ばれてしまうんですよね。
恒例の地元商店街巡り。どんな通りなのかワクワクしながら入ってみます。


入ってすぐのところで見つけたカラーマンホール
福岡県田川市の花「ツツジ」がデザインされてます。
文字が書かれてないので、なんの蓋かはわからないけど鮮やかで素敵~♪


ちょっと行くと、薬局の店先にケロちゃんがっ!!
最近、このタイプ(なんでも初代ケロちゃんだとか)に会うことって少なくなりましたよね。
初代の中にも初期型とかあるみたいですけど、それでもこの子に会えて感動!
お店の方に、「写真撮ってもいいですか~?」って聞いたら、
笑顔で「どうぞ~♪」と答えてくださいました。ありがとうございます♪
ずっと大事にされるのだぞ。


途中にはこんなレコード屋さんも発見。電話番号がすごい!!
シャッターが閉まってたのが残念ですけど、2階のタイル張りの壁といい、
窓枠といい、こういうお店大好きです♪


商店街を抜けて、足の向くまま気の向くまま歩いていると、大きな鳥居が見えてきました。
そこは「風治八幡宮(ふうじはちまんぐう)」という地元の由緒ある神社。
ここ田川を訪れたごあいさつと、旅の無事を祈るために参拝です。
お参りを終えてまたしばらく歩くと、衝撃の出会いが待ってました。
それが、こちら。↓






おおおっ!!!なんだこの食堂っ!!!(?)
思いっきりわたし好みの雰囲気満載です。これは絶対に立ち寄りたいっ!!!!

…と思ったんですが、お昼に門司港で焼きカレー食べちゃったんだよなぁ~。
さすがにまだこの時点ではお腹いっぱい。(レポはずいぶん時間経ってますけど(^^;;)
入口の暖簾にある「ちゃんぽん うどん」の隣の「びっくり」ってなんだよ!!!(笑)
ああ~、ものすごい気になる~、とものすごく後ろ髪引っぱられましたが、
泣く泣く断念。ああ、いつかまたここ田川を訪れないといけない宿題ができちまいました(^^;;;


あまりの魅力的物件に悶絶していると(?)、足元には別バージョン発見!
「炭坑節のふる里 たがわし」マンホール
さっきのツツジのカラーマンホもいいですけど、こっちのほうがよりわかりやすいですね。
そう、田川市といえば「月が~出た出た~」の炭坑節発祥の地なんですよね。サノヨイヨイ。
炭鉱で栄えた田川の二本煙突(お月さんが煙たがったあの煙突ね)と、ツツジ、
それと石灰石採掘で削られた姿の「香春岳」がデザインされています。

商店街を反対側に抜けてしばらく行ったところに、「田川市石炭・歴史博物館」があり、
そこで伊田竪坑の二本煙突や、竪坑櫓などの遺跡を見ることができるんですけど、
このときは次の乗り継ぎの関係で、見学する時間を取ることができなかった。
食堂も含めて、いつか見に行きたいですね。


そんな田川伊田の駅前で見つけたおみやげ。その名も「田川まん十」。
包み紙にもやっぱり煙突が。丸いのはお月さまかな?


おまんじゅうにもちゃんと焼印が。白餡がしっかり入ったおまんじゅうは甘くて美味しかった~。
こちらのお店では石炭を模した「黒ダイヤ」なる羊羹も売られてました。さすが炭鉱の町。
ほんの少しの散策だったけど、楽しい駅前散歩になりました!

「その6」へつづく。

強制終了。

2010年11月16日 21時04分55秒 | にちじょう。

なんでかなー。

おっ、やっと調子よくなった♪

と思った矢先にまた固まりました。パソコン。

仕方ないので強制終了。やんなっちゃうなーもー。

そんなわけで、コメントのお返事遅くなってしまってすみません。
とりあえず、新しく撮ってきた写真の取り込みはできるようになったので、
テスト的にアップ。
今夜のお月さまは、さらにふっくらしてきていました。
雲でかすんでたので、ボヤーッとしか写らなかったけど。

もう街はすっかりクリスマスモード。早いよ。ついていけないよ。

はるかさん、海を渡る。

2010年11月14日 23時36分50秒 | たびろぐあちこち。
正確には、「海をもぐる」かな??

旅の途中からも投稿しましたが、先月に引き続き、また北海道へ行ってきました。
「トーキョー」に見送られながら、本州から海を渡って。
しかし、今回はほんとにドラマチックな展開というか、
まだ微妙に笑えない(苦笑)というか、とにかく最初から最後までヒヤヒヤな旅でした。
最初にオマケが付いたのを皮切りに、その後まったく予想だにしない展開にヤラれながら、
最後の最後に乗った電車までもが、途中で停まって結局10分遅れで到着(笑)。
もう、笑うしかないです。

でも、最寄駅に着いて地元の深夜バスの姿を見たら、なんだかすごくホッとしました。
見慣れたカラーのバスは、無事に帰ってきたことをわたしに教えてくれました。
夜遅くまで走ってるバスの運転士さんって、ほんとに大変な仕事ですよね。毎日毎日、ありがとう♪

それにしても、トーキョーは暖かいですね~。人も多いし、車も多い。
今日もしっかり仕事してきたし、なんだか旅に出てたのがウソみたいな気分。
でも、塞ぎこむ悪いクセは出てしまったけど、素敵な笑顔とウマいものとの出会いは素晴らしかった。
気持ちの整理が着いたら、いつか書きたいと思います。

さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、
「北九州レポ」の続き、どんどん書いていきますね~♪

北九州大満喫の旅その4:愛称路線

2010年11月08日 22時47分47秒 | たびろぐ九州。

うーん、まだいまいち調子が悪い…。

あ、わたしのことではなくパソコンね。新しい画像が取り込めないんですよ。
困ったなぁ。とりあえず北九州レポの画像は取り込んであってよかった…。

というわけで、レポの続き。

「黒崎」から筑豊電鉄に乗り「筑豊直方」までやってきました。
そこから10分ほど歩いてたどり着いたのがこちら、JR筑豊本線の「直方」駅。
この駅舎、明治時代に博多駅本屋を移築したという、歴史ある建物です。
車寄せの柱なんて、ほかではなかなか見られない素敵な形になってたりと、
けっこうあちこち見応えのある駅舎なんですよね。
門司港駅といい、素晴らしい建築物が現代に残ってることがうれしいなぁ。


駅前にある「JRバス直方駅」の前には、こちらも賑やかに魁皇関の幟がたくさん!
地元感がたっぷり伝わってきます♪
そうそう、JRバスの乗り場って、JRだけにバスでも「駅」って呼ぶんですよね。

で、直方から筑豊本線に乗るのかと思いきや、向かった先が、


おお~!!!こちらもわたし好み(?)の建築物!!
西鉄バス筑豊のバスセンターです。こちらも「バスセンター」というより「駅」といってもいいような。
レンガの壁には、「急行」や「普通」などの行先がたくさん掲げられてます。
こっちにもメチャメチャ惹かれたんですが、


そのちょうど向かいにあった、こちらの駅が次のスタート地点!

え?駅??ここが駅???跨線橋じゃないの????

と一瞬躊躇しちゃいそうな入口の、この跨線橋の下を左手に行くと、そこが次の乗車路線、
第三セクターの「平成筑豊鉄道」通称「へいちく」の「直方」駅です。
小さく掲げられている駅名の看板、よく見るとなんだか会社の名前が書いてあります。


ホームの駅名板を見ても、やっぱり駅名のほかに社名が書いてある。
これ、ネーミングライツといって、応募した企業の名前を愛称として付けてるんですね。
もちろん、車内アナウンスにもこの愛称がちゃんと流れます。
これが聞いてるとけっこうおもしろい!というかインパクトありますね~。


まずは、ここ直方から「田川伊田」までの旧国鉄伊田線のルートに乗車です。
(よろしければこちらの路線図参照)
黄色い400型「なのはな号」の前面には、とってもかわいいキャラクター「ちくまる」くんが♪


車内の吊り革にも、ちくまるくんがたくさんいる~♪かわいい~!
実はここにも、吊り革オーナーといって、全国のへいちくファンのみなさんの名前が書かれてました。
みんなで残していこう!という気持ちが伝わってきます。いいですね~、こういうの。


たくさんのちくまるくんに囲まれながら、列車は田川伊田に向かって出発です。
ひとつ目の駅を過ぎると、遠賀川に架かる「嘉麻川橋梁」を渡ります。
例によって後方から写真を撮ると、トラス橋を支える橋台がレンガ造りなのに感動。


途中の「赤池」駅には、懐かしい国鉄時代と思われる駅名板がそのまま使われていました。
国鉄伊田線の時代には、直方を出ると2つ目の駅だった赤池駅。
へいちくに変わってから、途中にたくさんの駅ができました。
信号場からの昇格駅の両隣には、新しく生まれ変わった伊田線の駅名が貼られていました。


実はこの日、いまいちお天気がスッキリしなくて、降りそうで降らない綱渡り的天気(?)。
でも、車窓の一面の緑はとってもきれいで、ちょっとくらいスッキリしない空でも気持ちよかった~。


そして、直方から35分ほどで、終点「田川伊田」駅に到着です!へいちく伊田線完乗!
ちなみに、ここの車内アナウンスは「ミスターマックスたがわいた」でした(笑)。

いったいどこにあるのか気になったので、MrMax探しに行ってみようか??と思ったんですが、
次の乗り継ぎを考えて、駅前散策くらいに抑えてみることにしました~(笑)。

「その5」へつづく。

北九州大満喫の旅その3:大関の故郷へ

2010年11月04日 23時32分43秒 | たびろぐ九州。

数日前からヘンな感じではあったけど、昨夜完全に動かなくなったパソコンが、
なんとか息を吹き返し、記事のバックアップも無事に取れてました。ホッ。
更新停まってしまって、コメントのお返事もできなくてすみません…。

では北九州レポの続き。

門司港で名物のウマいものを食べ、いよいよ「旅名人の九州満喫きっぷ」の本領発揮とまいります。
ホームへ向かうと、門司港まで連れてきてくれたのと同じ顔の国鉄型が待っていました。
この普通列車「小倉」行きと、準快速「羽犬塚」行きを乗り継ぎ、途中下車した駅が、


「黒崎」駅。
何度か通ったことはあるけど、降りるのは始めて。
この、昔ながらの駅名板が残っているのがうれしいです。
かつて鹿児島本線のお隣の駅は、あの長い歴史を誇る「折尾」駅だったんですよね。
ここ黒崎から、JRではない路線に乗ってみることにします。

実は、以前からここで降りてみたかったんですよね~。
改札を出て、目的の方向へと駅を出てみると、そこで目にしたものがこちら!




ドーン!!

なんと、階段とエスカレーターの間に巨大な時刻表が!これ斬新だよなぁ(笑)。
というわけで、巨大時刻表にも書いてありますが、
JRの駅からエスカレータを上ったり下りたりしながら、たどり着いたのが、


筑豊電気鉄道、通称「ちくてつ電車」の乗り場。
ここ「黒崎駅前」駅から、終点の「筑豊直方」駅を目指します。

この「黒崎駅前」からは、「西鉄北九州線」という路線が走っていました。
その昔は、門司から繋がっていた長い路線で、そっちは先に廃止になったんだけど、
10年ほど前に、ここから折尾までを結んでいた最後の区間が廃止に。
そして、2つ先の「熊西」から乗り入れていた同じ西鉄グループの「ちくてつ」が、
その短い区間をそのまま引き継ぎ、直方まで運行しています。
全線専用軌道ではあるものの、


路面電車のサイズのものが走ってるんですね~。
古いタイプのもまだまだがんばってるはずなので、ちょっと期待してたんですけど来なかった。残念。


そんな小さな車両は、直方に向けて走り出しました。
運転士さんの姿を見ていると、ほんとに路面電車のよう。
阪堺電車の専用軌道区間に乗ったときのことを、チラッと思い出すような車窓。
意外にアップダウンもあって、素敵な吊り掛けサウンドが響き渡っていました♪


この車内にある運賃表示機がなんともかわいらしくて、ついつい写真に収めてしまいました。
明るくて見やすいのがいいなぁ。あんまり他では見たことがない気がするけど。


小さな車両に揺られるのを楽しんでいると、途中の駅でヒョコッと現れたピンクの車両。

おーっ!!!

できることなら乗りたかった2000形車両にやっと会えました~♪
なんとも愛らしいそのお顔、ちゃんと撮りたかったけど無情にもすれ違い。残念。
でも、走ってる姿が見れただけでもうれしかったです。


北九州市、中間市、そしてまた北九州市へと走り続けてきた電車は、
いよいよ終着駅のある直方市へと入り、遠賀川の鉄橋を渡ると、


終点、「筑豊直方」駅に到着です。筑豊電鉄、これにて完乗♪
橋の高さそのままに、高架の駅になってるんですね~。
ホームに降り立っていま乗ってきた車両が折り返していくのを見送り、
さあ!次の目的地へ向かうぞー!と駅を後にしようとしたら、
こんなのが目に入っちゃって、もー釘付け!!





ハッケヨイ 納めた!納めた!

魁皇関ではありませんか!!
そう、魁皇関って直方出身なんですよね~。
九州場所での人気はほんとにすごいし、
博多と直方を結ぶ特急に、「かいおう」って名が付いたくらいの人気者。
満身創痍だとは思いますが、応援せずにはいられないお相撲さんのひとりです。
駅のホームのポスターからも、愛されてるのが伝わってきたのでした~。

「その4」へつづく。