さて、石垣港の離島桟橋から、いよいよ別の島へと向かいます!
長年親しまれてきた、離島への玄関口のこの桟橋ですが、
どうやら、もうすぐお別れのときが近付いているようです。
携帯からも投稿しましたが、この写真を撮ってる位置から右手奥のほうに、
新しい「離島旅客ターミナル」がほぼできあがっていました。
いままで、雨風をしのぐには厳しい場所ではあったので、便利にはなりますが、
ちょっと寂しいかな。この桟橋にお世話になるのは、今回が最後となりそう。
ちなみに、完成間近の新しいターミナル、
本当は、昨年12月に供用開始となる予定だったそうです。
「27事業者に入居許可証/「離島旅客ターミナル」で選定」【八重山毎日オンライン】
あれ?わたしが行ったのは今月。そう1月。遅れてるじゃん!!
でも、遅れててくれてよかった~。現行の桟橋から乗れたもんね。
こんなとこも、島時間なのかもしれないな(笑)。
この日の行き先は、今回の目的地のひとつ、西表島の「大原港」。
西表にはもうひとつ「上原港」がありますが、
航路上の潮の流れがキツいので船の揺れが激しく、欠航になることも多い路線。
対して「大原」行きは比較的波も穏やか。こちらが主流となっているようです。
安栄観光の高速船「あんえい38号」に乗り、40分ほどで西表島、大原港に到着。
すると、港で出迎えてくれたのは…。
京急リムジン。
じゃなくて!!こちらは地元の「西表島交通」のツアーバスのようでした(笑)。
カラーリングはそのままで、第2の人生を歩んでる車両って多いんですよね。
西表島は、グルッと島を1周する外周道路がありません。
一旦、南の終点にあたる「南風見田(はえみだ)の浜」まで行った後、
反対側の終点、白浜まで向かうことにしました。
走り出してしばらく行くと、ありましたよ~、この看板。
西表といえば、「イリオモテヤマネコ」。
といっても、まず見ることは滅多にないそうです。夜行性だしね。
ただ、交通事故で命を落とすヤマネコが多いんだそう。
夜、くれぐれもスピードを出して走らないように、とのこと。
島内のあちこちに、
こんな看板がたくさん置かれています。
そんなイリオモテヤマネコの生態などを見ることができるのが、
こちらの「西表野生生物保護センター」。というわけで、立ち寄ってみました。
こちらが、イリオモテヤマネコの剥製。
普通のイエネコよりも耳の先が丸く、額から鼻先までが真っ直ぐなんですね。
そして、ちょっと体が大きめです。この子は、やはり事故に遭ってしまったそう。
貴重な野生動物だけに、共存していくために気をつけないといけないですよね。
ここでは、やはり交通事故に遭って一命を取り留めたヤマネコが、
自然とほぼ同じ環境のなかでリハビリしている姿を、モニターで見ることができます。
初めて動くヤマネコを見たけど、動きはやっぱり普通のネコ(笑)。かわいかった~。
センターを出てしばらく走ると、見たかったんだ!この標識!!
西表でしか見られない「動物注意」の道路標識です。
記念撮影~!とカメラを構えたら、やってきたのは都営バス!!(笑)
この島の天然記念物は、イリオモテヤマネコだけではありません。
携帯からも投稿した、こちらの看板。この「カンムリワシ」も貴重な動物です。
気持ちいいほどの真っ直ぐな道ですが、スピード出しちゃいけません。
なんといっても、カンムリワシが「おカンムリ」ですからね~(笑)。
のんびり走ってたもんだから、お腹が空いてきましたよ。
もうすぐ上原。なにかおいしいものはあるかな??
と、やっと西表に上陸したところなんですが、
また明日から、ちょっと出かけてきます!この続きは帰ってきてからね。
次回、西表レポをお楽しみに~♪
それでは、明日は早起きなので寝ま~す。おやすみなさい
旅レポは
「その9」へと続きます♪