それでは通常営業、岡山の旅レポへと戻りま~す!
岡山の旅レポ、といいつつ、宇野から海を渡って四国は高松に上陸~!!
今回お世話になったのは、こちらの四国フェリー「第八十玉高丸」。
なかなかのベテランさん、といった風貌がなんともいい雰囲気です。
「備前の湯」なるお風呂もついてたけど、1時間の船旅ではさすがに堪能できず。残念!
こちらが高松港の四国フェリー乗り場。
奥には「宇高国道フェリー」の乗り場も小さく見えます。
宇野同様、こちらも四国フェリーのほうが駅寄りに乗り場があるので便利。
ところでこの看板、夜になると煌々とネオンが光るんです。ある意味高松名物??(笑)
といっても、実はまだその様子を見たことないんですよ。
ということで、帰りは「うたか」か??
そうこうしている間に、さっき宇野から乗ってきたばかりの玉高丸は、
本州へ向かうトラックや人を乗せて、もう折り返す準備を始めていました。
休む間もなく、また宇野へ向かって出港。
燃料高で厳しい情勢だと思うけど、大切な宇高航路。がんばってほしいものです。
トラックの運転手さんにとっても、瀬戸大橋自走してくより体が休まるもんね。
乗り場の正面にある「玉藻公園」を横目に見ながら、高松駅方面へと向かいました。
船の中でメンチやらたいやきくんやら食べたけど、
やっぱ高松まで来たなら、うどん食べとかないとね~♪と歩いていると、
なんだかとっても年季の入った建物が、目の前に現れました。
実はいままで、高松って鉄道でしか訪れたことがなくて、
フェリー乗り場側って初めて歩いたので、この建物とも初めての出会い。
よく見ると、「県営桟橋」と書いてあります。
が、どう見ても閉鎖されているような雰囲気。
でも、どう見ても昭和初期に建てられたような、その趣きのある佇まいに魅せられて、
しばらく見入ってしまいました。あの、屋上の手摺の造りなんてほんと素敵。
全景が撮りたくなって、道を渡って向かい側から撮影。
確かにかなり古そうではあるけど、しっかりとした造りに見えるし、
ちゃんと手を入れたらまだまだイケそうじゃない??と勝手に思ったこの建物。
調べてみたら、平成13年まで現役で桟橋として活躍していたようです。
解体の話も出てはいるみたいですが、遺してほしいと考える地元の方もいらっしゃるようで、
なんと、この前日までアートイベントかなにかで建物内を開放してたらしい!
あー、残念!!また1日ズレ!!(苦笑)中も見てみたかったです。
せっかくの歴史的建造物、うまく活かせるといいのになぁ。
壊すのは簡単なことだけど、元に戻そうったって二度とは戻らない。
国鉄宇高連絡船も長いこと見守ってきたのかもしれないし、残ってくれたらいいなぁ。
そんなこの建物に寄り添うようにあった碑には、
「さぬき百景 玉藻公園と高松港」
とありました。
時代は移り変わっても、美しい風景はいつまでも在り続けていてほしいです。
「その5」へつづく~♪