はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

広島で「宿題」の旅!その9:○○片手に野球観戦

2008年07月30日 23時25分18秒 | たびろぐ西日本。

広島駅そばの喫茶店で軽くお昼ごはんをとったあと、
広電の路面電車に乗って、球場前の電停に到着!
いよいよ、ラストイヤー市民球場での野球観戦です!!
後ろから、こちらの「カープ号」が追いかけてきてたので、もー慌てて撮影!
やー、こっちに乗りたかったー!(笑)


土曜のデーゲームだけあって、スタンドはたくさんのファンでいっぱい!
ちょうど「セ・パ交流戦」をやってた頃で、この日の対戦相手はオリックス。
引換券を予約する時点で、3塁側の外野指定は空いてたんだけど、
元カープファンとしてはやっぱ1塁側で見たいですからね~、
ちょっとフンパツして、内野指定席を取っちゃいました。

しかし、6月の初めとはいえ、日が差してくるとメチャメチャ暑かった!!
1塁側はマトモに日が当たるんですよ。なんにもさえぎるものがなくて。
そんなとき、強い味方になるのがこちらの、





お茶かよっっ!!

いや、野球観戦といったらもちろん、ビール片手に!!なんですけど、
この「生茶」、なんと地域限定モノだったんですよ!!
旅先恒例、ご当地スーパーめぐりをしていて見つけたんですけど、
売上の一部が、新広島市民球場の建設費として寄付されるんだそうです。
歴史ある市民球場がなくなるのは寂しいけど、
来年からは、新球場にがんばってもらわんといけんし。(ドームじゃないとこが好き)


正直、最近の選手の名前、あまりよくわかんなくて、(すみません)
とりあえず広島の攻撃のときは、適当に周りに合わせながら応援してたんですけど、
あまりの暑さに、敵陣の攻撃のときは日陰に退散~(^^;;;

ちなみに、帰ってきてから知ったんですけど、
わたしがカープファンだった頃に、中継ぎで活躍していた清川栄治投手、
なんといま、オリックスの投手コーチを務められてるんですね!!
しかも、6月に2軍から1軍のコーチになったばかりだったらしい。
あっちのベンチ(じゃなくてブルペンか??)にいたなんて!くー!!
(いや、いても遠すぎて見えないから(^^;;)

で、ここへは涼みに来ただけじゃなかったんです。
球場に背を向けて、後ろを振り返るとそこに見えるのは、


バスセンター♪

グランド側にカメラを向ける人はいても、こっちを撮るのは乗り物好きくらい??(笑)
ここは地元の路線バスはもちろん、都市間バスなんかもやってくる場所。
いろんな会社のバスがやってくるので、見てて飽きないんですよ~。
こうやって全体が見渡せるのも、市民球場の魅力のひとつ♪
(てか、野球見なさいよ(^^;;)


席を離れたついでに、球場の中をちょっと歩いてみました。
ふと顔を上げると、「ありがとう!市民球場」の文字。
市民、って球場名に付くところに、広島という土地との絆みたいなもんを感じました。
ほんとに、今年でお別れなんだなぁ、とちょっと寂しく思いながら歩いた先に、



「カープうどん」発見。

さっきハヤシライス食べたじゃん!と自分にツッコミを入れつつ(笑)、
ここまで来たからにはこれ食べないとね~♪と食券をイソイソ買う2人。
あちこちにあったんですけどね、結局いちばん端っこのお店まで来ちゃいました(^^;;


天ぷらはちょっとしょっぱめだったけど、お肉は味が染み染みで、
薄口のおダシと合っててウマかったです。ああ、来てよかった。
で、食べてる最中、背後にただならぬ空気を感じて振り返ると、
そこにいたのは、

ネッピーとネピ…、じゃなくてリプシー!!

回の合間の応援のために、出るタイミングを見計らっていらっしゃいました。
いやぁ、間近で見るとけっこうデカかったです。頭(^^;;
中にいる人、大変だろうなぁ、と思いながらもうどん喰うわたし(笑)。
(後ろ姿を撮ってみたけど、思いっきし逆光で使いモノにならんかった…)


で、席に戻って食後のデザート(笑)。なんか食べてばっかだなぁ(^^;;
ほとんどうちの同居人のお腹に納まりましたけど、
これ、ほんとに焼そばとイカフライが入ってました!!イカフライって…(^^;;
だから「ご当地ランチパック」っておもしろいんだよね~。


そうこうしている間に、7回表オリックスの攻撃が終了。
7回裏のカープの攻撃が始まる前に、恒例の応援タイムです。


たくさんの赤い風船が空高く飛んでいきます。
ああ、これ見れてよかったなぁ。広島来て、野球見れてよかったなぁ。と思った瞬間。
空港へ向かうために、試合終了までいることはできなかったんだけど、
市民球場ラストイヤーに、たくさんの素敵なものが見れた今回の旅、
「宿題」もこなせたし、楽しい旅となりました!

さて、次の旅レポはどこになるかなぁ。

というわけで、広島の旅レポはこれでおしまい!
でも、あとちょっとだけ、広島ネタが続きま~す♪

広島で「宿題」の旅!その8:パールふたたび

2008年07月29日 21時30分53秒 | たびろぐ西日本。

野球観戦のチケットを無事手に入れ、被爆建物を見に行った後、
試合開始までまだまだ時間があったので、腹ごしらえしようと一旦広島駅へ。

で、またもや足が向いてしまいました。「純喫茶パール」。(好きだなぁ(^^;;)

初日は、ミルクセーキをいただくので精一杯でしたからね、
(こちら初日の模様→「その3:憧れの純喫茶」
もうちょっと、その歴史ある店内をゆっくり見てみたいと思って(^^;;
2日連続となりましたが、2回目だけに扉を開けるのにも余裕が出てきました(笑)。


扉を入ってすぐに目に入るのが、こちらの螺旋階段。
時を刻んできた感がすごくいいです。この雰囲気、たまらなく好き。
以前は2階も使われてたそうですけど、いまとなっては謎のエリア。
うー、気になる。


前日はたくさんの人で割とにぎやかだったんですが、
土曜の午前中のせい?お客さんはまばら。
でも、そのくらいのほうが落ち着いてのんびりできます。
店内のテレビからは、グリーンチャンネル(競馬番組)が流れてきていて。
あ、それで人がいないのか(笑)。(近所に「ウィンズ広島」あり)


前日は飲み物だけだったので、この日はお昼ごはんがてら軽食を。
こちら、同居人が選んだ「エッグセット」。
こんがり焼かれたトーストに、フレッシュたまごときゅうりがたっぷり挟まれてて、
シンプルなんだけど、ウマかったそうな。
そうな、ってのは、きゅうりが苦手なわたし、手が出せなかったのです(苦笑)。
こちらの記事参照)
自家焙煎豆の香り高いコーヒーと、そしてフルーツ。喫茶店の軽食の王道といった感じ。
なにより、この銀のトレイがいい味出てます。


そしてわたしは、「ハヤシセット」を選んでみました。
いや、ほんと直前までカレーにしようか迷ってたんだけど、
口から出た言葉は「ハヤシ」だったんだよねぇ(笑)。
黄レンジャーとしての活躍は、今回の旅では発揮できず(笑)。

で、肝心のお味ですけど、お肉も玉ねぎもトロトロに煮込まれたルーが、
とっても優しいお味でウマかった~。
店内の雰囲気も手伝ってか、タイムスリップしたような不思議な感覚に。
ゆっくりと流れる時間の中、至福のヒトトキでありました。


食後に出てきたセットのアイスティーも、このトレーがいかにも「純喫茶」って雰囲気でいい感じ。



食後、持ってきていただいたお茶をすすりながら、
店内のテレビから流れる中京競馬(東京開催じゃないとこが「WEST」らしくていいなぁ)
をボーッと眺めていると、一瞬そこに大きく映し出されたのが、

パノラマカー♪

4月の名鉄の旅で会ったばかりの大好きなパノラマカー
実は中京競馬場で、「パノラマステーション」として保存されてるんです。
意外と旅先って、ちょっと前の旅の出来事とリンクすることが多かったりするけど、
まさか広島にいながらにして、名古屋へ行きたい衝動に駆られるとは思わなかった(笑)。
中京競馬場、まだ一度も行ったことないからね、これはいつか行かないとな。

さて、憧れの喫茶店をたっぷりと堪能した後は、
いよいよ、ラストイヤーの市民球場へと向かいます!

「その9」へつづく~♪

広島で「宿題」の旅!その7:初めての原爆ドームと被爆建物

2008年07月27日 15時25分30秒 | たびろぐ西日本。

広島のお祭り「とうかさん」から一夜明け、
2日目のメインは今回の「宿題」のひとつ、「広島市民球場」でのデーゲーム!!

感動をありがとう

と書かれていますが、今年が広島市民球場のラストイヤー。
来年からは、広島駅近くに現在建設中の新球場へと本拠地を移す広島東洋カープ。
子供の頃、広島ファンだったわたしとしては、(現在は燕党)
最後の年にぜひ「市民球場」でプロ野球観戦したい!というわけで、
念願の「宿題」を今回叶えに行ってきました♪

神奈川で前売り券を手に入れるとなると、通販くらいしかなかったので、
「引換券」を手に入れて広島入りし、とりあえず午前中の引換時間にいったん球場へ。
午後3時試合開始だというのに、外野自由席を狙ってる方々でしょうか、
すでに球場の周りには多くの人が来てましたよ~。
で、そこへいきなり現れたのが、


ジャーン♪

この日の対戦相手、オリックスのキャラクター「ネッピー」!!
と、「ネピコ」??(違)
す、すみません、全然知らないんでいま慌てて調べてみたところ、
女の子のほうは「リプシー」ちゃんというそうです。(^^;;
オリックスバファローズHP球団情報より)

ネッピーはチームの守護神、つまり神様、そしてリプシーは海賊の娘だそうな!!
そんなお2人、敵チームのキャラではありましたけど、
お子さんやファンの方々に囲まれて、かなり大人気でした~。
で、カープ坊やはいないのか??

チケットを無事に手に入れ、試合開始までまだまだ全然時間があったので、
球場の周りを1周してみることに。
セントラルリーグや日本シリーズの優勝記念モニュメントや、
鉄人、衣笠祥雄氏の連続2215試合出場記録の碑などを眺めつつ、
球場の裏側にある公園にふと目をやると、そこにいたのは、


C59 161号機!

おお!こんなとこに蒸気機関車が!!
でも、なんでここに??と思ったら、晩年は呉線で活躍してたとのこと。
引退後、ここからずっと広島市民球場を見守ってきたのねぇ。

こんなゆっくり見れるのも、今回が最後かもしれないなぁ、と思いながら、
球場をのんびりと一回りして、試合開始まで一旦離れることに。
ここまで来たなら、やっぱり立ち寄っておきたかったのが、


キャプション入れる必要もないでしょう。原爆ドームです。
実はわたし、こうして目の前できちんと見るのは初めてだったんです。
いつも、広電の車内からは見ていたけど、
なぜか修学旅行などでも縁のなかった広島、ここへこうして来る機会も失ったまま。
この歳にして、初めて向かい合うことができました。
いま思えば、学生時代からの「宿題」をやっとここで終えられた気がします。

そしてもうひとつ、見ておきたかった被爆建物を訪れてみました。


国内でも珍しいT字型の橋「相生橋」を渡り、
本川沿いから細い道を入ったところにある、「平和資料館」。
爆心地からいちばん近かった、本川小学校の敷地内にあります。
原爆投下によって、ここで400人もの児童や10数名の先生方が亡くなられたそう。
昭和初期に、広島初の鉄筋コンクリート製の校舎として建てられたこの建物は、
いまでもその一部が保存され、こうして原爆の恐ろしさを伝えてくれています。
事前に申し込みをしておけば、あまりの高熱で溶けて形の変わったガラス、
焼け焦げた配電盤などの展示物を、見学させてもらえるそうです。
でも、傷ついた外観からだけでも十分、その苦しみや痛みが伝わってきて。
何の罪もなく犠牲になっていった人たちのためにも、
悲しい歴史があったことを忘れてはいけない、そう痛感したのでした。

「その8」へつづく。

広島で「宿題」の旅!その6:「とうかさん」で晩ごはん

2008年07月25日 00時30分14秒 | たびろぐ西日本。

似島の小さな旅から港へ戻り、広電の路面電車に乗って広島駅に近付くにつれ、
道を行くたくさんの浴衣姿の人を目にするようになってきました。
気が付くと、車内にもだんだん浴衣の人たちが目立つように。

えーっと、なんかお祭りでもあるの??


紙屋町辺りまで来ると、尋常じゃない数の浴衣姿。
ホテル最寄の電停で降りると、とにかくものすごい人出でなかなか先へ進めず。
おお、広い通りを車両通行止にしてる~。きっとなんかすごいお祭りなのかも??
と、やっとの思いで宿に着きテレビをつけた瞬間、その正体がわかりました。

その日はまさに広島三大祭のひとつ、「とうかさん」の初日だったんです!

そんなこと全然知らずに広島に来ちゃったもんだから、
宿の窓から外を見ると、なんだかえらい盛り上がりっぷり(笑)。
これはせっかくだからと、夜の街へと繰り出してみることにしました~。


こちらが「とうかさん」と呼ばれる「福昌山円隆寺(ふくしょうざん えんりゅうじ)」
たくさんの人が、お参りするために行列を作ってました。
「稲荷」を「いなり」と読まず、「とうか」と読んだことから、
親しみを込めて「とうかさん」と呼ばれるようになったんだとか。
このお祭り、毎年6月の第1金曜~日曜の3日間行われるそうで、
携帯からも投稿したけど、たまたまその初日に当たったというわけなのです。
偶然だったとはいえ、そんなすごいお祭りに出会えるなんてほんとラッキー(笑)。


この「とうかさん」、浴衣の着初めの日でもあるんだそうですよ。
なるほど、それで街にはたくさんの浴衣姿の人たちであふれてたんだなぁ。
ニュースでも、「今年の浴衣のトレンドは!」なんて特集も放送されてて。
こっちじゃそういう大々的なイベントもないので、なんかすごく新鮮でしたね~。
大きな灯篭が並ぶこの通りで開催されてたお祭りの名前が、「ゆかたできん祭(さい)」
いいねぇ、広島弁♪

屋台もたくさん出ていて、何を食べようか迷う迷う。
そう、この時点で晩ごはんがまだだったわたしたち。
腹ペコだったので、何か口にしたいんだけど、もー、とにかくすごい人、人、人!
その雰囲気だけで、お腹いっぱいになりそうなイキオイ(笑)。
YOSAKOIやら、いろんなイベントを観ながら通りを歩いていくと、


偶然、新天地の「お好み村」の前にたどり着いてました(笑)。
実はわたし、広島は何度も訪れているのに、お好み村に入るのは初めて。
どこがおいしいのかなぁ~、と見に行くも、

人多すぎだよ。

お祭りは楽しいけども、人ゴミが超苦手なわたし。
この時点で歩き疲れてもうグッタリ。ウマいものアンテナもまったく動かない状況。

コンビニで済ませてもいいか…。
と半ばナゲヤリ状態になったところで、目に入ったのがこちらのお店。


ここの店先に貼られた、ANAの
「グルメマイルが貯まる」
のステッカーが決め手となって、ここで晩ごはんを食べることに決定!(単純)


「鉄板で食べますか?それともお皿にしますか?」
と聞かれ、猫舌のわたしたちはお皿にしてもらうことに。
こちら、同居人の頼んだ「お好み焼 そば肉玉入り」。
おそばがモチモチしていて、なかなかウマかったです。


こちらがわたしの「お好み焼 チーズそば肉玉入り」。
広島風って、そばかうどんのどちらかを選べるそうなんですけど、
そば派のわたしとしては、やっぱここはそばで。
えっ?そんなに入れるの??ってくらいたっぷりのチーズが入ってて、
チーズ好きなわたしにとってはうれしいボリューム♪こちらもウマかった~。

お好み焼ももちろんよかったんですけど、
カウンター後ろのテレビでは、バレーボール男子の北京五輪最終予選が流れてて、
なんかもー、食べてても気が気じゃなかったのが忘れられません(笑)。
翌日、ちょうど帰りの機内にいる頃に、五輪出場が決まった試合を放送してたので、
感動の瞬間を見れなかったのはちょっと残念だったけど、
もうすぐ始まるオリンピックで男子バレーを見るたびに、
この広島のお祭りを思い出しそうです(笑)。

「その7」へつづく~♪

けっこう長い揺れ。

2008年07月24日 00時50分56秒 | にちじょう。
わぁ、こんな時間に地震???

と、あわててテレビをつけてみたら、
岩手・青森方面でまた大きな地震があったみたいで…。
先日、大きな被害があったばかりだというのに。
こっちでもずいぶん長い揺れだったので、
震源に近い地域の方々がとても心配です。

七戸の南部縦貫のレールバスは大丈夫かなぁ。
冬に乗りに行った十和田観光電鉄の沿線も心配。
もちろん、そのほかの大きく揺れた地域も、とにかく被害が少ないことを祈ります。

広島で「宿題」の旅!その5:島巡りには予習も大事?

2008年07月21日 19時24分09秒 | たびろぐ西日本。

さて、島唯一の食堂「みなとや食堂」さんでお腹も心もいっぱいになったあとは、
せっかく渡った「似島(にのしま)」、いったいどんな島なのか、
ちょっと散策してみることにしました~。

実は今回の似島訪問、
こちらもやっぱり島唯一という「郵便局」の風景印がお目当てでもありました(笑)。

桟橋のそばにある集落「家下(やじた)」のメインストリート(かな?)を入っていくと、
すぐに郵便局を発見。そちらで所用を済ませ、外へ出たところで、


第一島ネコ発見!

眠いんじゃけど、ニャンか用??

と、寝ぼけまなこでゆっくりお顔をこっちへ向けてくれたネコさん。
が、次の瞬間にはもう寝る体勢(笑)。
お日さま当たって気持ち良さそうだったもんね~。ジャマしてごめんニャ。
あまりのかわいらしさに、ついついそぉ~っと寄っちゃったんだけど、
おとなしく被写体になってくれました。ありがとね♪


とにかくとにかく細い路地を、そのまま進んでいくと、
わーっ!!なんかすごく年季の入った素敵な看板!!
この「ヤマモ醤油」、広島で造られてたみたいなんだけど、
ちょっと調べてみたところ、どうやら現存してないようです。
ということは、かなり年代モノな一品かも??好きですね~、こういう雰囲気。


似島には戦争当時、原爆が投下されたときの被爆者が運び込まれた施設があって、
治療のかいなく亡くなられた方々の慰霊碑があるそうです。
そこまで歩いていけそうだったら行ってみよう!と、進んではみたものの、

えっと、この先は民家??

という雰囲気が濃厚になってきちゃって、
み、道まちがえたか??と、とりあえず港のほうへ戻ることに。
あとから見た地図だと、そのまま細い道の先を曲がっていけば、
どうやらたどり着けたみたい…。
いつものように行き当たりバッタリで歩くばかりでなく、
ある程度、予習も必要だなぁ、とちょっと反省。
次回、もう一度行ってみたいと思います。(あ、また宿題できた)


島内には信号がいっこもない、という似島。
フェリーから「安芸小富士」が見えた海沿いは、道が細くて車の通行ができません。
この標識にある「似島学園」へ向かうには、反対側の外周道路を使って行くそう。
「車両離合困難」って標識、初めて見ました!!

ちなみに、この「離合」って言葉。
西日本や九州では一般的に使われてる言葉らしいんですけど、
関東ではほとんど、というかまったく使わない。はず。「すれ違い」って意味ですよね。
なので、個人的にこの標識はかなり貴重。


そんな、「離合困難」な道がこちら!
確かにこれじゃぁ、車が前から来ちゃったら海にドボンだよねぇ(^^;;
ちょっと歩いてみたんですけど、途中、ハチさんとハチ合わせしたので断念。(危)
街中の細い路地といい、ここはスクーターがあるととっても便利かもなぁ。
今度、島へ渡るときは、広島市内で原チャリ借りて行きたいものです。
って、貸してくれる店があるといいんだけど。


海沿いの道を港へ向かって歩いていると、「第十こふじ」がちょうど入ってきました。
なんだか今回は「下見」で終わっちゃったのがちょっと心残りだったけど、
中華そばも食べたいしね(笑)、次回はちゃんと見て回るぞー!
と心に決めながら桟橋へ。


帰りのフェリーから見えた小富士は、その鮮やかな緑が青空に映えてて、
とってもきれいでした。ああ、帰りはお日さま出てくれてよかった。
ここから見下ろす広島の街も、最高にいい眺めなんだそうですよ。
山登りは…、さすがにちょっと無理かもしれないけど、見てみたいなぁ~。


離合困難な道を眺めているうちに、似島学園が見えてきました。
帰りの「こふじ」は、日に3本しかない学園桟橋経由。
同じ運賃でちょっと長く乗っていられるので、得した気分でした(笑)。

学園桟橋を離れて、広島港へ向かう「こふじ」。
少しずつ小さくなっていく「小富士」の全景を、
ちょっと切ない気持ちで見送りながら、携帯でパチリ。
この美しい姿が見れただけでも渡ってよかったなぁ、と思える小さな島旅でした。

「その6」へつづく~♪

広島で「宿題」の旅!その4:島でお昼ごはん

2008年07月17日 21時48分05秒 | たびろぐ西日本。

さて、広島旅レポの続き。
ずっとアコガレだった「大人の純喫茶」を堪能したあと
広電市内線の終点、「広島港宇品旅客ターミナル」へとやってきました~。
ここは、広島の島しょ部へのフェリーや、四国方面を結ぶ高速船などが就航していて、
そんな船たちを、海風に当たりながら眺めてるだけでも飽きない場所。
でもね、ただ海風に当たるためだけに、来たわけじゃなかったんですね~。
ここでわたしたちを待っててくれたのが、(いや待ってないって)


じふこ十第

いやいや逆逆っ!!(^^;;
やっぱり、旅に出たからには、ウマいものもいいけど乗り物もね♪
ということで(?)、こちらのフェリー「第十こふじ」に乗って、船旅に出ることにしました!


船旅、といっても、広島港からわずか20分ほどの小さな旅。
「似島(にのしま)」という島が、小さな旅の目的地です。
20分で島へ渡れるなら、せっかくだから行ってみよう!ということになりました~。
で、似島汽船の運航するこちらの船、ターミナルで乗船券が売られてるかと思いきや、

ない。あれ??

なんと、乗船するときに係りの人に直接運賃を支払うシステム。素敵すぎる(笑)。
ただ…、乗り物好きのわたしにとって、きっぷ類って大事な旅の記念なんですよね。
係りの人に聞いてみたところ、領収書を発行してくれました~。わーい♪


清潔感溢れる船内には、わたしの好きなカーペット席もあり(笑)。
20分と乗船時間は短いけど、くつろげるスペースがあるのはうれしい限りです。


宇品を離れてしばらく進むと、島が近付いてきました~。
大きく見えてきたのが、「安芸小富士(あきのこふじ)」と呼ばれる島のシンボル。
「似島」という名前の由来も、この山が富士山に似ていることから来てるとか。
広島港のターミナルからも見えるんですけどね、近くで見ると圧巻。
ちょっと曇ってたのが残念だったけど、晴れてるとほんとにきれいだそうです。


見事にピッタリ20分で、似島桟橋に到着~!
手前に見える大きな船が、先輩の「第八こふじ」。
第十こふじがドック入りするときに、活躍しているようです。


桟橋の待合室の前には、こちらの鳥居がお出迎え。その向こうに見えるのが「浜の宮」。
おじゃましま~すと頭を下げると、そのまた向こうに見えたのが、


食堂♪

そういやこの時点でお昼ごはんがまだだったわたしたち。
やってるよね???と、ドキドキしながら店内へ。
しかし、広島着いてドキドキしっぱなしだなぁ(笑)。

小さなお店には、地元のおばちゃんと思われる先客がひとり。
どこへ座ったらいいのかちょっと戸惑ってると、そのおばちゃんがおもむろに、

「ここは中華そばがおいしいよ~。」

地元の人が言うんだから間違いないでしょ!ってことで、同居人が注文。
とっても小柄なおばあちゃんが、作って持ってきたのが、


いやぁ、さすが地元の人がオススメしてくれただけあって、
これ、ほんとにウマかったんですよ~。まろやかなスープが麺と絡むと絶妙。
チャーシューというか、お肉のカタマリ??みたいなのもホロッホロだったし♪
同じメニューを選ぶのもなぁ、とこれを頼まなかったことを一瞬後悔したわたし(笑)。

そんなわたしが選んだのが、


オムライス♪

黄レンジャーなわたしですが、意外とこの「オムライス」も登場回数多いです(笑)。
これがいかにも、「田舎のおばあちゃんのオムライス」って感じでいいっ!
以前紹介した、洋食の老舗のオムライスとはまったく真逆な感じですが、
むしろ、こっちのが個人的には好き!ってくらい、手作り感満載。


ケチャップたっぷりのチキンライス、
ちょっと大きめの玉ねぎが甘くて、鶏肉もちょうどいい大きさでウマかった~♪
やー、これ選んでよかったです♪(ゲンキン)
旅のいい思い出になった、お昼ごはんでした~。

おばあちゃんひとりで切り盛りしていた、島唯一の食堂という「みなとや食堂」。
なんというか、食堂、というよりもおばあちゃん家の延長、といった感じの店内。
その飾り気のなさに、正直戸惑う人もいるかもしれない。
でも、わたしは好きだなぁ~。今度は中華そば食べようと思います(笑)。
ずっと元気でがんばってくださいね~。

「その5」へつづく~♪

はーずーれーたー♪

2008年07月16日 17時39分48秒 | にちじょう。
今日、










やっと、










固定が、










はずれましたーーーっ♪










先週悲しい思いをしたので、ほんとうれしーーー!!!
これでやっと「片足サンダル生活」卒業です!!!!(笑)
もうね、病院から帰ってきてすぐにお風呂場へ直行!
思わず、「消しゴムか!」と自分の足に突っ込んでみたりして(笑)。

ああ、これでやっと楽になる~、と思いきや、
さすがに1ヶ月固定されてたもんだから、まったくといっていいほど足が動かない。
今日、ちょっとリハビリを始めたんだけど痛くて(泣)。大変なのはこれからかも。
でも、やっとここまで来たからね、
元通り動かせるようになるまで、焦らずにがんばるぞーっ!

広島で「宿題」の旅!その3:憧れの純喫茶

2008年07月15日 23時01分33秒 | たびろぐ西日本。

甘くて美味しい「二重焼」を食べた後、
いよいよ、今回の旅のきっかけとなった「宿題」の場所へ!
「甘党たむら」さんのすぐそばにある、こちらの「純喫茶パール」さん。
ここがわたしにとってずっと気になっていた場所、「宿題」そのものなのです。

実はこの写真、去年のさよなら「みよし」の旅のとき、
広電のグリーンムーバーマックスに乗って、宮島へ向かう車内から撮影したもの。
広島の駅を出てすぐ、「猿猴橋町(えんこうばしちょう)」電停の手前で一旦停止したとき、
目の前に飛び込んできたそのイデタチに、心を奪われてしまったのです。
ほんとはそのときの記事中に登場させようと思ったんだけど、
宮島から戻ってきてお店の前まで行ったのに、
簡単には入れてもらえないような、そんな雰囲気に圧倒されて、
入る勇気が出なかったわたし。

「いつかまた広島を再訪したとき、お店に入れたら書こ。」

と、記事にするのを見送ったのでした。
そのくらい、並々ならぬ決意(大ゲサ)をもって旅立った、今回の広島の旅。
こうして書いてるということは…、その夢を果たせたというわけなのです~♪


建物自体はもちろんのこと、この大きな明かり取りの窓といい、
入口上にある飾りといい、とにかくすべてにおいて素晴らしい。
リアルに時を重ねてきた感が、観る人の目を釘付けにし、そして圧倒させるのかも。


歳は重ねてますけど(笑)、わたしのような若輩者が入っていいのか、
いつもの何倍もの緊張感を持ちながら店内へ。
そしたら、意外にたくさんのお客さんがいたのと、
とっても明るいホール係のおばさまに迎えられ、ちょっと拍子抜け(笑)。
深く沈みこむ椅子に身を委ねながら、
同居人がオーダーしたのがこちらのブレンドコーヒー。
香り高いコーヒーに、ピーナツがついてくるところがなんともいい雰囲気。


こちらがわたしの選んだ、当店オリジナル人気メニュー、と書かれていた「ミルクセーキ」。
卵たっぷりのシャーベットみたいで、これ、ほんとに美味しかった~♪
飲む、というより、添えられたスプーンで食べるって感じで、
溶けてきたらそれはそれで2度美味しい、魅惑のメニュー。
今日みたいな暑い日に口にしたくなる、絶品でありました。


ちなみに、「純喫茶」って、酒類を扱っていない喫茶店のことなんだそうです。
純喫茶って付くお店、最近ほんとに見かけないよなぁ。
実はこの広島駅周辺、再開発の話が出ているようです。
昨日書いた「甘党たむら」さんや、他にも見かけた魅力的な喫茶店が残るこの界隈、
なんとかそのまま生かしてほしいなぁ、と思います。
いつ広島を訪れても、変わらずそこに在り続けてほしい、素敵なお店でした。

「その4」へつづく~♪

広島で「宿題」の旅!その2:甘党の宿題

2008年07月14日 22時40分46秒 | たびろぐ西日本。

市場散策の途中、超秀逸なデザインのマンホールを発見して盛り上がった後は、
前回、広島を訪れた時から気になってたお店、
広島駅から広電でひとつ目の電停、「猿猴橋町」そばにある、
「甘党たむら」さんを訪れてみることにしました~。
今回の「宿題」のうちのひとつが、早速登場です!

お店の名前に「甘党」とつくだけあって、まずここで目を引くのが店先の看板の、

ぜんざい
二重焼饅頭


の2つのメニュー。
どっちも捨て難いくらい魅力的~♪ではあったんですが、
このあと、メインの「宿題」が待っていたのと、
市場でコロッケ食べすぎた、ってのが災いして(笑)、
ここはちょっと軽めに、2つで140円という「二重焼饅頭」を購入することにしました。


同居人とひとつずつ、すぐそばの「猿猴橋」の袂にある小さな公園にていただくことに。
ひとり2つ注文すれば、店内で食べることも可能だったんですけど、
今回はそれはちょっと断念。
ちなみにこの「猿猴橋」は、電車が通る1本向こうの「荒神橋」とともに、
被爆している橋。いまでも現役で活躍している貴重な存在です。


こちらが「二重焼」♪
大判焼(今川焼??)のことだったんですね~。
ちょっと小振りながら、焼きたてホカホカのおまんじゅうは、
外側の皮がカリッと焼かれていて、とっても美味しそうないい匂い♪
では、いただきまーす!


甘さ控え目の薄い皮のなかに、一気に疲れが取れそうな甘さの餡が、
これでもかー!ってくらいタップリ詰まってます!
これはひとつで十分食べがいあるなぁ!ってくらいボリューミー。
でも、そんだけ甘くてボリューム満点だってのに、
なぜかもひとつ食べたくなる、後を引くウマさ。
常連さんが、箱でたくさん買って帰るのがわかる気がしました。

いかにも職人、といった感じのご主人の焼くおまんじゅう。
次回は歴史を感じる店内の雰囲気を楽しみながら、
「ぜんざい」もいっしょにいただきたいなぁ~と思います♪
(おっと、また「宿題」作っちまった(^^;;)

「その3」へつづく~♪