はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

仕事納めでした~。

2005年12月31日 16時43分03秒 | にちじょう。
本日、無事に年内の仕事が終わりました~
年末が近付くにつれ、どんどん忙しくなっちゃって、
しまいにゃ、日にちと曜日の感覚が完全になくなり、
気が付いたら、もう今日は大晦日なんだもんなぁ~。びっくり。
ここのところ、記事書くのがやっとで、
ブログ友だちのみなさんのところへ遊びには行っても、
コメントをなかなか残すことができなくなっちゃってて、申し訳ないです。

実は、先日ローソンで予約しておいた、
水曜どうでしょうの来年の手帳、「どうてちょう(本革製)」の、
引渡し日が27日だったんですが、
もう、すっかり忘れちゃっててね、気が付いたのがおととい。
2日遅れで討ち入りにいってきました。藩士失格??(苦笑)
大好きなどうでしょうグッズの討ち入りを忘れるなんて、
自分でもびっくりな年の瀬です。

いつものように、うちはお正月とは無縁なので、
おせちなんかも、たいしたものはなし。
2日からスーパーも開いてるから、あんまりいつもと変わらないもんね。
とりあえず、気分だけはゆっくりしようと思ってます
さて、年越しそばの天ぷら、
いつもの魚屋さんに買いに行ってこようっと♪

今年を振り返ると、たくさんのうれしい出会いがありました
それに、漠然としていたものが、少しずつですが見えてきたような年でした。
そういったきっかけを下さった方々や、
そして、たまたまここを見つけてくださった方々、
たくさんの出会いに、心から感謝しています。
そしてもちろん、去年からお付き合いのある方々にも、
感謝の気持ちでいっぱいです

未熟者ゆえ、うまく伝えられなかったこともたくさんあった中、
見に来てくれた方、コメント&トラバをしてくれた方、
本当にありがとうございました!
また来年も、どうてちょう(手帳ね)を旅の予定でたくさん埋められるような、
そんな年にできるよう、がんばりたいなぁと思ってます。
こんなわたしですが、またお付き合いいただけましたらうれしいです

来年は、いいことがたくさんあるといいなぁ~。
みなさまにも、たくさん素敵なことがありますように
それではみなさま、よいお年を~

北陸乗りつくし?その9:白い宝石

2005年12月30日 21時55分19秒 | たびろぐ西日本。

富山駅の2階にある「白えび亭」さんにて、
こちらの「白えび天丼」をいただきました。
白えび、って初めて聞いたんですけど、
地元では「白い宝石」と呼ばれ、
収穫できるのが富山湾だけという、貴重なえびなんだそうです。
えびに目がないわたし、名前に惹かれて食べてみたんですが、
小振りな体にしては甘味があって香りもいいし、
とにかく、すごくおいしいんですよ~、これ♪
サクサクの白えびのかき揚に、白えびのすり身とタラの芽の天ぷらも入っていて、
630円と、非常にお手頃な価格なのもよかったです。
富山へ行ったら、またぜひ食べたい一品です


昨日紹介した「いきいきKAN」の中のおみやげ屋さんで、
こちらの「白えび甘酢漬」を見つけたので、買って帰ってきました。
ここ、他にもほたるいかの沖漬けや塩辛などを取り扱ってたんですが、
ひととおり試食ができるんですね~
いろいろ試した中で、いちばん気に入っちゃったのが、この甘酢漬。


これがあれば、きっとごはんがススムこと間違いなし!
と、現地で思ってたんですが、
ほんとに他におかずがいらないくらい、ウマかった~
もうね、箸が止まらないの、おいしくって(笑)。
お酢に漬かってるから、健康にもいいしね、
味も文句なくおいしいので、もう言うことなし!
普段、なかなか食べられないような、おいしい海の幸が食べられる北陸、
またゆっくり旅したいなぁ~と思った、素敵な土地でありました

北陸乗りつくし?その8:富山といえば

2005年12月29日 22時20分12秒 | たびろぐ西日本。

富山駅の正面にあるビル、「いきいきKAN」
その中に、富山といえばこれ!
というものが、たくさん溢れているコーナーを発見しました!


それがここ、「くすりのミュージアム」
300年の歴史を持つ、富山のくすりに関する資料や、
配置薬のパッケージなどが、所狭しと展示されています。


「出会いが効く」ってフレーズがいいですよね~
富山の薬といえば、置き薬。
なんと、全国の約半数の配置薬が、ここ富山で生産されているんです。
いま、うちには置き薬ってないんですけど、
前の職場には置いてあって、毎月担当の人がチェックしに来ていました。
その都度、こういうときにはこの薬がいいよ~、と教えてくれるんですよね。
仕事中、具合悪くなったときに、何度かお世話になりましたが、
いざというときの安心感みたいなもんなんですよね、置き薬って。
使った分だけ支払えばいい、っていうのも便利だし。


この、レトロなパッケージたち、見ていて飽きないんですよ~。
見たことないようなもんばっかしなのが、またいいんです。
「強力虫下し」!!かなり強烈!!(笑)


こんな、シリーズものも展示されてました。
これは、そっくりシリーズ!
あの、お風呂屋さんの桶でもおなじみの「ケロリン」、
「飲めばケロリと痛みが治る」が名前の由来なんだそうですが、
その「ケロリン」に似た名前やパッケージが集結!

「ケロン」「ケロトン」「ケロリット」「ケロール」
「アサヒケロ」(?)「ケロリブロ」 え??ブロ???(笑)

ほんとにね、見てて飽きません

この「くすりミュージアム」のお隣には、
体に優しい、おいしいメニューを楽しめる、薬膳カフェもあるんですよ。
日頃の疲れを癒すには、ピッタリな空間かもしれませんね~。


そしてこれ!同じフロアの物産センターにて、
買っちゃいました、薬箱!
いかにも「置き薬!」って感じがいいでしょ♪
あ、もちろん中身は入ってません。これで1000円。
ちゃんと木製(引き出しは紙製)なので、なかなかお買い得ですよね??
うち、救急箱ってなかったから、現在大活躍中です

このいきいきKAN
他にも、ガラス工芸やハーブなどの体験工房や、
「ます寿しミュージアム」など、富山の情報がもりだくさん。
フラッと立ち寄った割には、なかなか楽しめるところでありました

「その9」へつづく~♪

北陸乗りつくし?その7:ハットリくん♪

2005年12月28日 23時00分53秒 | たびろぐ西日本。

テンプレートを、お正月バージョンに変えてみました~。
これ、去年も使ったデザインなの。けっこう気に入ってます

では、北陸の旅レポ、まだまだ続きま~す

金沢から、富山の少し手前にある高岡駅へ。
JR「氷見線」に乗ろうと、案内板の通りにホームへ進みます。
この、まるで時間が止まってるかのような字体の案内板、
古い造りのホームの屋根とも合っててグー
そして、ここを走る車両っていうのが、とってもかわいいんです
ホームでわたしたちを待っていた車両、それがこちら!


忍者ハットリくん列車

あの、漫画家の藤子不二雄(A)先生が、氷見市出身だそうで、
この氷見線と、もうひとつ城端線(じょうはなせん)という路線で、
こんなかわいらしいデザインの車両を走らせているんですね♪
もう1両、青い車両がいるんですが、
この日はこちらのピンクの車両に乗り込みます。


車内のあちこちにも、ハットリくんをはじめ仲間たちがたくさん!
小さなお子さんを連れたおじいちゃんが、
やっぱり写真を撮りまくってましたよ~。ほほえましい光景(笑)。
拙者、人気者でござるよ。ニンニン♪


トイレの外側には、こんな大きなパネルまでありました~!すげー!
うん?よく見ると、あれはもしかして???


おお~っ!!

なんと、そこには藤子先生のサインが!!
これ、たぶん直筆だったと思います。藤子ファンにはたまらない一品??
先生の、故郷への愛情が感じられますね~。

ホームに着いて乗り込んだときは、そうでもなかったものの、
出発の頃には、座席がほぼ埋まってました。
1両編成のハットリくん列車は、たくさんの人を乗せ、
終点、氷見を目指します。


地元の人以外は、ほとんどの人が終点氷見で折り返し、
高岡を目指して、このハットリくん列車に乗り込みました。
そして、わたしたちはここ「雨晴」にて途中下車。ハットリくんを見送ります。
ここの海岸は、素晴らしい景色が見れることで有名なんです。
ずっとよくなかった天気もなんとか持ち越したので、
期待しつつ、海岸を歩いていったんですが…。


本当は、海の向こうに、壮大な立山連峰が望めるはずだったのに…。
やっぱねぇ、ずっと天気悪かったせいか、
霞んじゃって、な~んにも見えませんでした。
そう、ちょうど車内にあったハットリくんの大きなパネル↑みたいに、
見えるはずだったんだよね~。残念!

次の列車が来るまで、しばらくボーっと佇んだり、
海岸線を歩いたりしたんですが、波打ち際には、悲しい光景が。


日本のゴミも相当ありましたが、
海外からの漂着物とおぼしきものも、結構あったんですよ。
せっかくの美しい海岸も、これでは台無し。
そして、同じように海外にも、日本のゴミが漂着していると聞きます。
アルピニスト野口健さんじゃないけどね、
ゴミは持ち帰らないと。「自然」はゴミ箱じゃないもんね。
ひとりひとりが、ほんのちょっと意識を変えることで、
世界中の美しい海や山が甦るんじゃないかと、
大きな海を眺めながら、そんなことを感じたはるかさんでした。

「その8」へつづく~♪

北陸乗りつくし?その6:福井のカツ丼

2005年12月21日 23時27分06秒 | たびろぐ西日本。
普通、「カツ丼」っていったら、
豚カツと玉ねぎをダシと卵でとじたものが、ごはんの上に乗っかってるアレ。
でも、福井で「カツ丼」っていったら、あの「カツ丼」ではないらしい。

それはどんなもんかというと、こちら!!





ソースカツ丼!!ブヒ

ね、まったく別物でしょ??
こちら、福井のソースカツ丼の元祖と呼ばれている、
「ヨーロッパ軒総本店」さんの、「カツ丼セット」。1020円。
これね、ずーっと食べてみたかったんですよ♪
薄くスライスされたロース肉に、
特製の細かいパン粉を身にまとい、カラッと揚げられたその体は、
全身、ウスターソースベースの秘伝のタレにジャブッと浸かってて、
ごはんの上に乗っけられてる、というシロモノ。
このソースがまた、食欲を誘うウマさなんです。
パン粉がすごく細かいので、揚げてあっても全然脂っこくないとこがグー。
これなら、いくらでも入っちゃう軽さです!


こちらが、同居人の注文した「カツ丼(大)」。1120円。
カツが1枚多く乗っかってます。丼の大きさも、もちろんデカイ。
なのに、あっという間にペロッと食べきってました(笑)。
揚げ物なのに重たくない、ってのがいいんです。また食べたくなるウマさ。
あ、丼の脇に添えられてる四角い皿には、秘伝のソースが入ってます。
もし、味が薄かったら、さらにこれに付けて食べてね、というシステム。
この配慮が、うれしいのよね

そうそう、メニューのどこにも「ソースカツ丼」とは書かれてなくて、
「カツ丼」ってなってるのが、おもしろいところ。
そうか、ここで「カツ丼」っていったら、これなんだもんね。

ところで、「ソースカツ丼」って、
他に、信州の駒ヶ根や群馬県桐生市、
福島県会津若松市にもあるらしいんですよね。
駒ヶ根と会津のものは、
ごはんとカツの間に、千切りキャベツがはさまってるらしい。
食いしんぼ大王(?)としては、ぜひ食べ比べてみたいものですなぁ。


このヨーロッパ軒さん、
名物ソースカツ丼の他にも、気になったメニューがありました。
その名も、「パリ丼」!
え?パリ??なに??って思ったら、
なんと「ミンチカツ丼」でありました~!なんでパリ??
さすが、「ヨーロッパ軒」だけあるネーミング(笑)。
こちらも、注文してる人多かったなぁ。
よし、次は「パリ丼」にチャレンジだっ!

「その7」へつづく~♪

北陸乗りつくし?その5:路面を走る電車

2005年12月19日 22時45分19秒 | たびろぐ西日本。

福井駅前を走る、福井鉄道の2両編成。
テレ朝の「なまり亭」で、俳優の津田寛治さんのお国自慢で登場した、
「だるまや西武」をバックに撮影してみました(笑)。

そう、駅前ってことで、見ての通りここは車道。
そこを電車が走るので、「路面電車」には間違いないんですが、
福井鉄道の車両は、普通の電車サイズ。
現地から、「デカイ路面電車。」って記事を携帯からアップしましたが、

>なんで普通の電車が路面を走るかは、帰ったら詳しく書きますね~。

なぁんて、クイズめいたことを書いておきながら、詳細遅くなりました(笑)。
今日は、正解を発表します!(クイズだったのか??)


こちら、さっきの路面を走ってた「福武線」の終点、武生新(たけふしん)駅。
ここ、よく見てください。
普通にホームがあります。
あら?さっき路面を走ってなかったっけ??

この福武線、ここ武生新駅から途中の福井新駅までが鉄道区間で、
そのお隣の、木田四ツ辻駅から終点田原町(たわらまち)駅間と、
途中の市役所前-福井駅前間の枝線が軌道(路面)区間、
すなわち、途中で走る環境がいきなり変わるという訳。
だから、普通の電車サイズの路面電車が存在してしまうんです。
こういう形態の鉄道って、なかなかめずらしいですよね?

くわしい路線図は、こちら


車と併走する区間の車窓。
柵のない真横に、乗用車が走っている光景。迫力ありますよ~。
車から見ても、横に電車が来たら、慣れないとドキドキしそう~。


当然、路面区間に関しては、地上とドアとの高低差がありすぎるので、
こういうステップがついています。これで乗り降りもバッチリ。

ところで、今年の3月に廃止になった、名鉄岐阜市内線から、
路面電車の車両が数両、入ってくることになっています。
ってことは、今までの逆の現象が発生するというわけ。
車高の低い路面の車両が、鉄道区間にどうやって乗り入れるのか、
ちょっと興味津々です。
だって、ホームを削るってわけには…、いかないよねぇ??


乗用車と仲良く信号待ちする電車。なんかかわいらしい。
気にしなければ、何てことない光景ですが、
やっぱり、よくよく見ると不思議な光景(笑)。
こんな発見も、街歩きの楽しさのひとつです

「その6」へつづく~♪

北陸乗りつくし?その4:豆パン発見!!

2005年12月18日 23時26分56秒 | たびろぐ西日本。

わたしは、旅先のスーパー&コンビニチェックを欠かさないんですが、
なんと、先日の北海道の旅ですっかりハマってしまった豆パンを、
今回、北陸にて発見してしまいました!

パスコの「まめパン」と、
山崎製パンの「たっぷり豆パン」。

確か、金沢のローソンでパスコを、
そのあと、高岡駅のハートインってJR西系コンビニでヤマザキを発見。
これには感動でした。まさか道外で豆パンに会えるとは!

でも、肝心なのはお味。

どちらも、「金時豆を入れ、焼きあげました。」と書いてあります。
わたしがハマった、セイコーマート「しっとり豆パン」も、
十勝産の甘納豆が入ってましたが、あれは金時豆だったのかな?

で、どんなもんか食べてみました。




うーん、ちょっとパサパサ。

パンのしっとり加減も、豆の程よい甘さ加減も、
セイコーマートの「しっとり豆パン」に軍配。圧倒的勝利。
コンビニで販売されてるパンとは思えないほどの、
クオリティの高さを見せつけた感じでした。

あ、これはこれで、まあまあウマいんです。
ただね、はじめにおいしいのを食べちゃったもんだから、
ハードル高くなっちゃったのね(笑)。

ちなみに、今回見つけたふたつの豆パン、
製造地域が愛知県でした。
東海地方にも、豆パンの文化があるのかも???
はるかさんの、日本全国おいしい豆パン探しは、まだまだ続く…(?)

「その5」へつづく~♪(←豆パン探しじゃなくて)

秋田から帰ってきました。

2005年12月17日 14時15分34秒 | たびろぐ東日本。

無事に秋田から帰ってきました~。
もともと雪国じゃない地域で育ってる者にとっては、
雪道歩くのって、いつもと違う筋肉に力が入るんでしょうね。
なんだかあちこちが、微妙に筋肉痛…(苦笑)。

先日、上野から寝台に乗ったばかりだというのに、
またもや同じく上野から、今度は「寝台特急あけぼの」に乗ってきました。
仕事が終わったその足で上野へ向かい、
先日の個室とはまったく正反対(?)くらい差のある
「ゴロンとシート」ってのを使って、秋田まで。
終点の青森までは行かず、途中下車の旅でした。

このゴロンとシート、普通の開放型寝台を使ってるんですが、
毛布、シーツ、枕などの寝具類が一切ない仕様。
その分、寝台料金がかからないので、格安で夜行を利用できるんです。
寒いと死ぬ、と思ったので、こういうとき用の簡易マイ毛布を持参したんですが、

車内は常夏!!!

いや~、たぶんゴロンと用に、温度設定を上げておいてくれたようですが、
その配慮は裏目に出るくらいに暑かった。めちゃめちゃ暑かった。
この時期に、寝汗をかくとは思いませんでした(笑)。
(しかもTシャツ1枚で寝て)
秋田到着までに、完全にヤラれてしまいました。体力消耗。
まあ、こんなのもいい思い出です(苦笑)。

しばらくは、北陸の旅レポメインで、
他に、ちょっとブラリ旅したレポも書きたいと思ってるので、
秋田の旅は、そのあとにお届けしようと思いま~す


上野駅コンコースの膳まいで買った、マコトの紅鮭おにぎり。
鮭の塩加減が絶妙で、仕事後の腹ペコの体に染み入りました。
夜汽車で食べるおにぎりは、いつもより格段においしく感じますね。


「雪の秋田その1」へ。

北陸乗りつくし?その3:鉱山の町の城

2005年12月15日 13時26分53秒 | たびろぐ西日本。

さて、せっかく「かみてつ」に乗って神岡まで行ったんだから、沿線も歩いてみましたよ。
しっかし、この日は天気が悪かった。
雨が落ちてきてないのが、不思議なくらいな曇天。
そんな中、見に行ったのが、こちらのお城♪


終点、奥飛騨温泉口から折り返し、
沿線唯一、駅員さんのいる駅、「神岡鉱山前」で降りてみました。
ここ、この入口の上に線路があります。
ホームから階段を下り、地下を通ってここへ出てくるという造り。

で、こっから神岡のシンボル(?)、神岡城を目指すわけですが、
さすがに徒歩ではキツイ距離。駅から見えることは見えるんだけどね。
外に出たら、タクシー会社の電話番号くらいあるだろ、
と、探してみたけどどこにもない。うーん。
仕方なく、同居人がもう一度ホームへ戻って探してみたけど見つからず、
またまた仕方なく、駅員さんに聞いたところ、
「あ、じゃ今呼んであげるから」
と、連絡してくださいました~。駅員さんありがとう

あっという間に、駅前にタクシーが来て、
約5分くらいで、神岡城と鉱山資料館に無事到着。


ちっちゃいけど、なかなか立派な造りです。
城好きのnikko81さんのコメントによると、模擬モノなんだそうですが、
歴史的には、実はよくわからないまま。
どうやら、廃城になったところへ三井金属が復刻した模様?
勉強不足ですみません。
資料館の方も入ってみましたが、
鉱山の歴史とか、採掘物やらが満載で、好きな人にはたまらないかも。
わたし?理系じゃないんで微妙でしたけど、それなりに楽しめました(笑)。
ちなみに、両方入るには入場料450円!微妙??


天守閣から望む、神岡の町。
せっかく450円払ったので、上ってみましたよ。見晴らし最高!
この曇天だけどうにかしてくれれば、もっとよかったんだけどね。
奥に見える青い橋の左手に、神岡鉱山前駅が見えます。
そして、右手に見えるのが、かの有名な神岡鉱山。
全盛期には、この地区だけで市に相当するくらいの人口を誇ったんだとか。

城を出て少し歩くと、道の駅ならぬ、
「星の駅 宙ドーム神岡」なんて建物を発見!
中に入ってみると、なにやら不思議なコーナーがありました。↓


これ、あのノーベル物理学賞を受賞した、東大小柴教授の研究する、
「ニュートリノ」の研究装置、
「スーパーカミオカンデ」!のレプリカ。

ここ神岡の茂住と言う場所に、
「東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設」(長っ)っていうのがあって、
年に何度か、神岡鉄道でも見学ツアーを行ってるそうなんですね。
貴重な施設なんですが、あまりに貴重なだけに、
気軽に見学できるわけでもなく、町おこしにするのにも微妙なのかなぁ。
神鉄がなくなる前に、せっかくなのでもう一回行って、
この施設、見学するぞ!と企んでおります(笑)。

「その4」へつづく~♪

北陸乗りつくし?その2:鉱山の町の鉄道

2005年12月14日 18時27分01秒 | たびろぐ西日本。

今回、北陸へ行った目的のひとつが、こちら。
富山と、岐阜県の山間にある旧神岡町(現飛騨市)を走る「神岡鉄道」
通称、「神鉄(かみてつ)」。
旧国鉄神岡線を引き継いだ、第三セクターの鉄道です。
この神岡鉄道、残念ながら来年12月の廃止が決定しています。
収入の多くを占めていた、
沿線の神岡鉱山からの硫酸貨物輸送が2004年10月にて終了し、
トラック輸送へと変わってしまったため。
もともと、この硫酸輸送のために存続したような鉄道なので、
貨物輸送がなくなった今、経営を続けていくことが困難と判断されたんですね。
でも、ここって結構いいロケーションを走るんです。
前々から、ずっと乗りたいなぁ~と思っていたこの鉄道、
今回は、沿線の風景を車窓から眺めようと、奥飛騨を目指しました。


JR富山駅から高山本線に揺られ、猪谷駅へ。
ここから、終点奥飛騨温泉口まで、約30分の神岡鉄道の旅が始まります。
ちなみに、高山本線はここ猪谷から、先の飛騨古川までの間、
今夏の台風で壊滅的な被害を受け、現在不通となっています。
そのため、バス代行が行われており、
同じ高山本線に乗ってきた乗客の多くは、そちらへと流れていきました。


「おくひだ2号」(このネーミング大好き(笑))の車内。
ちょっとしたサロンカーって感じです。
駅弁でも広げたいところですが、始発の猪谷駅は無人駅のため、
駅弁どころか、この神鉄のきっぷさえも売ってません。
運賃は、ワンマン運行の車内にて精算となります。


そしてなんと、こんな囲炉裏までついております!(笑)
もちろん火はダミーですけど、
こういう、ちょっとした旅情をかきたてるもの、悪くないよね

ところで、この神岡鉄道、路線の多くがなんとトンネル!
そして、このトンネルひとつひとつが、ほんとに長い!
一度入ると、なかなか出てこられません(笑)。
でもね、外へ出た一瞬に、美しい光景が広がるので、
全く目が離せません(笑)。


トンネルの合間はこんな感じ。高原川沿いを列車は走ります。
かつては下流が悲しい公害の街となったけど、今はこんな美しい川に。
この鉄道、外から撮影したらきれいだろうなぁ、ってとこ、
ほんとに多いんです。


途中、神岡鉱山前駅辺りから町並が広がり、
間もなく、終点の奥飛騨温泉口駅に到着。


駅前には、貨物輸送で活躍したディーゼル機関車が展示されています。
平成8年3月まで、現役として硫酸タンク車を牽いていた機関車。
山間の川沿いを走るその姿、きっと絵になってたんだろうなぁ。

非常に残念なことに、
地元の人だろう、という乗客がごくわずかしか見られませんでした。
乗っていたのは、他に鉄道好きと思われる人が数名。
貨物輸送に頼っていたとはいえ、これでは確かに厳しい現状です。
高山本線不通区間の代行輸送を、猪谷からではなく、
この神岡鉄道を経由して、奥飛騨温泉口からバス代行するというのが可能なら、
もう少し人の流れがあるんじゃないかと思うんですが、
いかんせん、保有旅客車両が2両で、1日数往復のこの路線では、
難しいことなのでしょうか。
路線存続が閉ざされた今は、
最後の日まで事故なく走りきってほしい、と願うだけです。

「その3」へつづく~♪