まずは、博多から鹿児島本線の起点「門司港」駅まで快速&普通列車でやってきて、
その素敵な駅を見て回ったあと、ウマいものを探しに駅の近くを散策してみました。
駅を出てすぐ、踏切を渡ります。
門司港駅は鹿児島本線の起点なので、この先には線路はないはずなんですが、
ここから「外浜」まで、鹿児島本線の貨物支線が走っていたんですね。
それを利用して、「関門海峡めかり」というところまで観光列車を走らせているんです。
これ、土日祝しか走ってないので、平日に旅をするわたしには縁がない列車。
観光列車だから仕方ないんですけどね(^^;;
しばらく歩いて郵便局へ立ち寄ったあと、商店街が見えてきたのでちょっと散策。
うーん、いいですね。こういう明り取りの天井の高いアーケード。
そしてこの左手の建物。トンガリっぷりがなかなかのもの♪
そんなトンガリの横道をチラッと見てみると、これまた大好きな雰囲気が漂う細い路地。
向こうには魅惑の単語「味一番」と「チャンポン」の赤提灯。
うーん、メチャメチャ誘ってきてますが、今回はちょっと食べたいものがあるんだよなぁ。
誘惑を振り切り、ちょっと歩くと、超大好物物件発見!!!←なんだそれ
「大衆向」の「平民食堂」ですよ!!両脇の丸い柱のタイル貼りがたまらなくいいです。
でも…、お休み???よくよく見ると、
「暫くの間 臨時休業致します」
と書かれていました。これ、最近書かれたものじゃないよなぁ。
残念。もしここが開いてたら、絶対ここで食べたと思う。
帰ってきてから調べてみたところ、門司港ホテルのページにここが載ってて、
2003年の時点で閉店されてたみたいです。やー、重ね重ね残念。けっこう歴史ある食堂みたいだし…。
結局、あまり時間もなかったので、(なにせ「旅名人きっぷ」持ってますから(^^;;)
駅のそばのこのノボリに誘われ、
焼きカレーの専門店「伽哩本舗」さんへ行ってみることにしました。
らしくない、といえばらしくないかもしれないけど(笑)、
黄レンジャーとしては、なんか一度食べておきたかったんですよね~(^^;;;
どれにしようか迷ったけど、やっぱり基本のとこをいってみようと、
「焼きカレー」、しかも「昔の焼きカレー」ってのを選択。(だった気がする)
昭和30年代に、最初に作られた焼きカレーなんだそうです。
焼いてあるので、とにかく熱かったです。(当たり前だけど)
猫舌のわたしは最初悪戦苦闘してましたが、でもなかなかのウマさでしたね~。
お肉もゴロゴロ入ってて、卵とチーズがカレーとめっちゃ合ってて、
とってもおいしかったです。(←もういいかこのパターン)
同居人は、「チキンの焼きカレー」にしてました。
チキンをひとつもらってみたけど、このお肉が柔らかくてこっちもウマかった!
なるほど、焼きカレーっていうのはこういうものなのね、と納得の味でございました。
5月でまだまだ風はヒンヤリしてたけど、アツアツのカレーで体もアツアツ。
テーブルにあった団扇がうれしかったです♪
さあ、腹ごしらえも済んだところで、列車の旅再開です。
「その3」へつづく。