はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

2ヶ月連続。

2011年12月22日 23時23分23秒 | たびろぐ四国。

昨日の夜、旅から戻ってきました。
現地からも投稿しましたが、先月の松山に引き続き、2ヶ月連続で四国を旅してきました。
前回同様マイル消化の旅だったんですけど、今回は赤組にて出かけてまいりました。
といっても、嵐JETはお隣のスポットだったんですけどね(^^;;
いつもの居場所である第2ターミナルの向こうに、真っ白い富士山が見えたのが印象的でした♪

あ、今回初めてスマホから写真を投稿してみたんだけど、なんとかうまくいってよかった~。
初めてといえば、今回の旅で初めて出会ったモノがありました。
ウマいものだったり、列車に縁のあるものだったり。
そうかと思えば、写真のディーゼルカーをはじめとする、なじみのあるモノにも会いにいったりと、
いつもながらいい旅になりました。
また先になりそうですけど、綴っていこうと思ってますので、
そのときはよかったらお付き合いくださいませ☆

アイラブタルト。

2011年11月18日 23時25分17秒 | たびろぐ四国。

えー、1日お休みをいただきましたが、一昨日の夜、無事に旅から帰ってきました。
いままでも何度か訪れたことのある松山へ出かけてきたんですけど、
ヤクルトがキャンプで来てたんですね~。知らなかった。会わなかったけど(^^;;

今回は、いつものごとく電車に揺られる旅となりました。
あと、以前宿題にしてしまった区間も片付けてきましたし、
こちらもいつものことながら、ウマいものとの出会いもちゃーんとありました♪
いやいや、それほど移動距離はなかったものの、かなり充実した楽しい旅になりました。

なんといっても、今回いっしょに連れて帰ってきたタルトがたまらなくかわいくて
携帯からも書きましたけど、タルトっていうのがこちら♪





ナニ?

タルトはタルトでも、六時屋でも一六でもハタダでもありませんのんよ。
4年前に初めて出会って一目惚れしてしまった、あのタルトちゃん。
まさかヌイグルミになってるとは!!!見つけた瞬間、即購入決定!!(笑)
あまりのかわいさ(え?かわいくない???)に、
昨日今日と仕事から帰るのが楽しみで(笑)。癒されてます♪♪

そんなタルトと出会った今回の旅、かなり先になると思いますが、
いつか必ずレポしていきたいと思います。気長に(すみません(^^;;)お待ちくださいませ♪

ぐるり四国その17:ゴール目前の時間旅行

2010年10月19日 18時46分00秒 | たびろぐ四国。

さて、またまた間が開いてしまいましたが、四国レポもいよいよラスト!
お付き合いいただけたらうれしいです♪

こんぴらさん参りも無事に終え、
お腹も満たされたところで、そろそろ四国ともお別れのときが近付いてきました。
今回の旅のスタート地点、松山を目指し、琴平駅から普通列車に乗り込みます。
ホームには、快速サンポートとしてやってきた「電車」が待っていました。

そう、「窪川」からここ「琴平」まで、特急も含めてずっと「気動車」にお世話になってきましたが、
「琴平」-「多度津」間は、JR土讃線唯一の電化区間なんですね。
なんだかこの121系のお顔を見るのが、妙に新鮮でありました(笑)。
そして、今まで聴きなれてきたエンジン音ではなくモーター音に酔いしれながら、約15分ほどで、


終点「多度津」駅に到着です。これで今回、土讃線完全踏破!
ここ多度津駅は、JR四国のメインルート「土讃線」と「予讃線」の分岐駅。
ここから予讃線でゴールの松山へと向かいます。あとちょっとでぐるっと一周。ゴールは目前。


でもその前に。
松山へ向かう特急が来るまでの間、多度津駅の周辺を歩いてみることにしました。
実はちょっと気になったものがあって、それをカメラに収めようと歩いていくと、
わたしの大好きなタイプのお食事処を発見!!昼定食550円だってー!!
ああ、こんないい雰囲気の食堂があると知ってたら、もう少し空腹をガマンしたのになぁ。
キャラ的には、オシャレな資生堂よりもこっちのが似合う気が…(笑)。

って、そんな後悔は置いといて(^^;;
気になったもの、じっくり見たかったものは、食堂のすぐ脇にありました。




それが、こちらのレンガ造りの給水塔。
多度津駅は四国鉄道発祥の駅といわれ、駅自体が開業したのは明治の頃だとか。
歴史を感じることができるのも、納得できますね。
現役を退いたいまも、こうして残されていることがうれしい。


駅のすぐそばの公園には、「ハチロク」の愛称で知られるSLも保存されていました。
ハチロクも給水塔も現役の頃を知らないけど、広い構内をバックに佇むハチロクを見ていたら、
たくさんのSLが行き交う、そんな時代の光景が浮かんでくる気がしました~。


短い時間だったけど、ちょっとしたタイムスリップを楽しんだ多度津の駅ともお別れです。
無骨なハチロクとは真逆な流線型の特急がやってくると、
なんだか急に現代に引き戻されたような気が。旅の終わりももうすぐ。


多度津を出てすぐ、見えてきた海のむこうにポコッとした島が見えました。
帰ってきて地図を見てみたところ、亀笠島(きがさじま)という無人島だそう。
もっと知りたくなったので、「SHIMADAS」を見てみると、あれ?なぜか載ってない。残念。
その向こうにもいくつか島が見えたんですけど、渡ることってできるのかなぁ、
なんてボケーッと思いながらしばらく特急に揺られ、


終点、松山駅に到着です!4日間(実質3日?)でようやくふりだしに戻ってきました(笑)。
初日に「とべ動物園」でピースちゃんに会ったのがずいぶん前に感じるくらい、
長かったような、でもあっという間だったような、なんとも不思議な気持ちになった旅でした!

というわけで、超長期連載となってしまった四国の旅レポもこれでおしまい!
5月の終わりに書き始めて、ちっとも先に進まなかったレポですが、(^^;;
読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました~♪
次の旅レポは、5月に出かけてきた「北九州乗りつくしの旅」を書いて行こうと思います。
よろしかったら、またお付き合いくださいね~☆

と、その前にあと少し。(まだ?(笑))
四国を離れる前にいただいた駅弁を、ちょっとだけご紹介します♪

ぐるり四国その16:お参りのあとは

2010年10月11日 10時27分35秒 | たびろぐ四国。

琴平駅から785段の石段を上りきり、こんぴらさんの御本宮までたどり着きました。
お参りして、そろそろ下りようかと思ったその前に。


下へ向かう道の奥にあった「絵馬殿」へ行ってみました。
海の守り神だけに、ここには海にまつわる交通の無事を祈る絵馬でいっぱい。
飾ってある船の写真もたくさんあって、漁師さんの船や、海保の巡視船、海自の護衛艦、
船用エンジンを造る三菱重工やヤンマー、造船会社、そして国鉄の青函連絡船など、
ありとあらゆる「海」に纏わる会社がいっぱい並んでました。
海の安全を祈る気持ち、ものすごく伝わってきたなぁ。全ての船が無事で安全にいてほしいですね。


なんとなく名残惜しい気持ちで階段を下ると、帰りに参拝するといわれる「旭社」が見えてきました。
荘厳という言葉がピッタリくる、重厚感のある美しい造りにしばらくウットリ。
周りの静けさが、さらにその美しさを増してるような気がしました。
向かいにあった回廊のベンチで、ここまでの疲れを癒そうと休憩タイム。


しばらくボーッとして英気を養ってると、気が付いたらお昼前。
体内時計はしっかりしているようで、ちゃんとお腹が減ってきました(笑)。
お参りのあとは美味しいもの!(?)というわけで、
上ってくる途中で見つけたこちらの「神椿」さんに寄ることに。
ここ、あの資生堂パーラーのお店なんですね。こんぴらさんの中にあるなんてビックリ。


レストランのランチの時間には、まだちょっと早かったのでカフェで軽食をいただくことにしました。
店内はなんかすごいアーティスティックな雰囲気。資生堂っぽい??
自然の緑に囲まれたお店なので、ここもまた居心地のいい空間でした。


選んだのは、黄レンジャーだけにもちろんビーフカレー(笑)。
同居人は本日のパスタ。この日はミートソースでした。
なかなか資生堂パーラーで食べる機会ってないから、軽くいただけるのがよかったです。
どちらも普通に美味しかったし。静かなカフェでいただく食事はそれだけで美味しくなるのかも。


のんびりのんびり来た道を戻り、あ、どうでもいいけど階段って下りのがキツいよね(笑)。
いちばん最後の階段を下りて、表参道の入口まで戻ってきたところにある「灸まん」さんで、
ゴールの記念に甘いモノをいただくことに(笑)。


灸まんと羊羹のセット。けっこうな甘さが、石段の上り下りの疲れを癒してくれます。
「灸まん」って、その名の通りお灸の形をしてるんですね。頭が少しトンガリ気味でかわいい♪
ちょっと濃い目のお茶が、甘いおまんじゅうたちと合うのです。ごちそうさまでした☆


灸まんさんのちょうど向かいにあった、白壁がまぶしい地元の酒蔵「西野金陵」さんをのぞいてみると…、








バーン!!

超巨大な一升瓶??からこちらも超巨大な枡に酒が並々と注がれていってます!!
強い人なら、このくらいはイケそう??いや、さすがにイケないか。(^^;;


「金陵」といえば、琴平駅のホームにも酒樽がドーンと飾られてました。
さすが、こんぴらさんのお膝元のお酒だけありますね~。


さあ、そろそろ帰りの列車の時間、と琴平駅へ向かって歩いてたところに、
こんなものを発見!!これ、タクシーの行灯!!!
うどんタクシーですよ、映画「UDON」を思い出しちゃった(笑)。
そういえば、今回はまだ讃岐うどん食べてないー!
と、思わず勢いでタクシーに案内してもらいたい衝動に駆られたましたが、
もう時間がないので、うどんはまた次の宿題に!待ってろ讃岐ー!(?)

えー、超長期連載となってしまった四国の旅レポ、いよいよ次回で完結です♪

「その17」へつづく。

ぐるり四国その15:しあわせさん

2010年10月08日 23時10分12秒 | たびろぐ四国。

では、四国の旅レポに戻りまして。
前の晩、高知でウマい魚に舌鼓を打ち、いよいよ最終日となった4日目の朝、
高知駅から特急「南風」に乗って、途中下車したのがこちら。「琴平」駅。
「ことでん」の旅のとき以来、4年ぶりの訪問です。
といっても、あのときはことでんで連れてきてもらったので、土讃線でやってきたのは初めてでした。


4年前に訪れたときは、ちょうど駅舎の改修工事を行ってたんですね。
足場にシート、とちょっと残念な姿だったけど、今回美しい姿を見ることができました♪
大正時代に造られた貴重な駅舎、いつまでも大切に使われてほしいです。

そして、ここまで来たからには、向かうところはやっぱりここ!


前回、時間がなくて訪れることができなかった「金刀比羅宮」へ。
「こんぴらさん」の愛称で親しまれている金刀比羅宮の御本宮は、山の中腹にあります。
階段をひたすら上っていくそうですけど、その階段の段数がなんと785段!!ひゃー!
それ聞いただけでちょっとくじけそうになりますが(弱)、
今回の旅ではどうしてもお参りしたかったので、がんばって上ります!!


にぎやかなおみやげ屋さんの通りを入っていくと、すぐに最初の1段目が現れました。
いよいよここから1段1段上っていきますよー。


しばらく続くおみやげ屋さんのあちこちから、「杖貸しますよー」の声がかかります。
あったほうが便利かな?と一瞬思うも、あとでジャマになりそうだったのでその声を振り切り、
なだらかな坂の途中にある階段を少しずつ進んでいくと…、


100段目が現れました!
まだまだこの辺では余裕のわたし。←ここでヘコタレてたらたどり着けないって(笑)


一之坂鳥居をくぐると、いままでとは違って急な石段に変わります。
上りきったところで、さすがにヘトヘト(笑)。
これ、けっこうキツいです。普段運動してないのがバレバレ(^^;;
でも、坂の途中にあった「灯明堂」の造りが素晴らしくて感動~。


そういえば、駅から参道へ向かう途中、見つけたマンホールがこちら。
香川県仲多度郡琴平町の「ことひら おすい」マンホール
坂の上から振り返って、おお!こんな感じー!とここでも感動~。
こんぴらさんならではのデザインがいいですよね。
わたしもこんな風に籠に乗せてもらって上がりたかったです。(←弱すぎ)


ヒーヒー言いながら上がっていくと、294段目を示す碑が。
…ということは、そう、残り491段あるわけです。
この先、どんな坂が待ち受けているのかまったくわからないわたしは、ちょっと放心状態に(笑)。


必死に階段をひとつひとつ上ったところで、見えてきたのが「大門」。
よく見ると「賀正」って書いてありますね(笑)。
今年の初め頃の旅レポを、数ヶ月遅れでお届けしております(^^;;
それにしても、とっても立派な構えの門です。ここから神域。


なだらかな石畳が真っ直ぐに延びる道を抜け、青銅の鳥居をくぐってさらに階段を上ると、
この鳥居よりさらに大きくて立派な鳥居が見えてきました。
そのまま階段を進んで行こうと思ったけど、ちょっとだけ寄り道。


海の守り神というこんぴらさん。
今治造船から奉納された、船のプロペラが飾られてる向こうに、
「神馬(しんめ)」のいる御厩がありました。
このお馬がとっても優しい顔をしていてかわいかった~♪
「月琴号」という名の帯広生まれの道産子ちゃんなのでした。
あともう一頭、「トウカイスタント号」という黒鹿毛がいました。父はあのホリスキー!
いまは神様を乗せるお仕事をしてるんだね。がんばってね。


神々しいお馬たちに別れを告げて、またさらに階段を上っていきます。
もうね、この辺りはずっと階段ってわけではないんだけど、けっこうキツかった(笑)。
でも、空気がパキッとしているのが気持ちよくて、キツいけど清々しかったです。

階段を上りきって角を曲がると、とっても立派な「旭社」が見えてきました。
一瞬、あまりに立派なのでそれが御本宮かと思ってしまったくらい。


でも、そこは帰路でお参りするところだそうなので、そのまま進みこちらの「賢木門(さかきもん)」へ。


門をくぐり、そのまま進んでいくと、なんとなくゴールが見えてきたような雰囲気がしてきました。
それにしてもこの辺り、とっても静かで気持ちが落ち着くところでした。
ほんとうはすごく疲れているのに、足もパンパンなのに、なぜか気持ちいいんですね。
あの感じはなんだっただろうな。不思議。


そして、ずっと上り続けてきた階段ですが、なんとここで唯一「下りる」階段が1段あるのです。
本当は御本宮まで786段あるんだそうですが、「なやむ」と語呂があまりよろしくないということで、
1段下りて785段にしている、という話があるそう。なんかいいよね、そういうの。


さあ、ここがラストの階段!ここまでなんとかかんとか上ってきたので、
かなり気合入れて上ります!!後ろから迫ってきたチビッコたちには負けないぞ(笑)。


785段の階段を上り切り、ようやく御本宮に到着です!うれしかったなぁ~!
ここまでの旅の無事に感謝を込めて、お参りです。


御本宮のすぐ脇にある展望台から眼下を望むと、あっ!琴平駅が見える!
ちょうど写真の真ん中辺りに写っている、赤い屋根が駅舎です。
あそこから歩いてここまで上って来たんだねぇ、とちょっと感慨深げのわたしなのでした~。

「その16」へつづく。

ぐるり四国その14:夜の市場めぐり

2010年09月30日 19時09分35秒 | たびろぐ四国。

高架化され、橋上駅舎となってから初めて訪れた高知駅を後にして、
土佐電気鉄道の路面電車に揺られてやってきたの、こちらの「ひろめ市場」!
いままで何度か訪れたことのある高知でしたが、ここに来たのは今回が初めて。
ウマいものに出会えたらいいなぁ~とやってきたのでした♪


入口入る前に、ババーン!と見えたのがこちらの看板!
京王の駅弁大会にも出店されてた、馬路村ではないですか~!!
ちらっと見えてる「ごっくん」ってジュース。もちろん市場の中のお店にて、


ゲットしましたよ~♪

この、たまらなく優しさ溢れるコメントがいいじゃないですか☆
自然は今回の旅でたくさん見てきたけど、ふるさとを愛する素敵なおっちゃんにも出会ったけど、
これ飲んだらさらに満たされそうな気がしたので、グイッと飲んでみると、
まーこれがとっても優しいお味!鼻から抜けるゆずの香りがたまらなかったです。
一気に馬路村が体じゅうに広がりましたよ~。


市場の中はけっこう広くて、たくさんのおみやげ屋さんやウマいもの屋さんが集結してます。
いろいろ見て歩いた中で見つけたおみやげがこちら!「土電せんべい」~♪
東はごめん、西はいのまで走ってる路面電車、通称「土電(とでん)」。
その端と端の駅を文字って、

ごめん、ごめん。いいの、いいの。

やー、なんて優しいのだ。ケンカしちゃった友だちとかに思わず渡したくなる感じ。
いや、どっちかっていうと、訳アリな男と女の会話にも聞こえるか?(笑)
実際の土電の行先板にもなってる菱形の「ごめん」に惹かれて、こちらももちろんお買い上げ。


中から出てきたのは、こんなかわいいおせんべい。
よく見たら、「ごめんごめん」と書いてあるのがひとつだけ入ってました♪シークレット?(笑)
いっしょに、土電の「後免町」から「伊野」までの全電停が書かれたしおりが入ってたんですけど、
とにかくすごい数なんですよね~!!以前、「御免線」には乗ったことはあるけど
「伊野線」はひろめ市場へ行くために降りた「大橋通」から先はまだ未乗なので、
いつかまた高知へは行かないと!なんて気に思わずさせられます(笑)。
もちろん、おせんべいは甘くて美味しかった!やめられないとまらない後引くウマさでした。

さて、おみやげについつい目が行っちゃったけど、肝心なのは晩ごはん!!
地元ならではの海の幸もあれば、ラーメンやらうどんやら、ちょっと呑める一品ものまで、
もうどれを選んでいいのか迷う迷う!!でも、ここ高知まで来たんだから藁焼きの鰹のたたき!!

…と思ったんですけど、各お店には席がなく、市場のあちこちにテーブルがあるんですけど、
そのテーブルがほぼ満席…。平日なのにすごい活気なんですよ。
仕事帰りの団体さんが盛り上がってたりと、これは買って食べたくても座るとこないじゃん…(泣)。

その活気に圧倒されながら市場の中を彷徨ってると、魚屋のおかあちゃんの、
「おまけもつけるよー!!」の威勢のいい声に引き寄せられ、フラフラと寄っていくと、
ああ~ウマそう~。そうだ!お持ち帰りして宿で食べちゃおう!!(苦肉の策)
というわけで、


焼き鯖寿しーっ!


やっぱりこれは外せないたたきーっ!

たたきは半分こなんて言わず、ガッツリ食べたかったので2パック買いましたよ(笑)。
で、これ買ったらなんと、


おまけーっ!!

たたきだけじゃなくて、生のお刺身も食べなさい!とおかあちゃんたら太っ腹!
なんと、これ以外にもかつおを煮たものまでおまけでつけてくれました♪
ちょうど店じまいの時間だったみたいだけど、かなり得した気分!
宿でまったり大満足の晩ごはんでした!おかあちゃん、ありがとう♪

「その15」へつづく。

ぐるり四国その13:高架化後初到達

2010年09月28日 22時42分10秒 | たびろぐ四国。

四国最南端の駅「宿毛」駅から折り返し、土佐くろと土讃線を乗り継いで高知駅までやってきました!
最後に高知駅を訪れたのは、このときの旅の3年ほど前。まだ地上駅だった頃のおはなし。
さすがに当時の面影を全く感じないほど、明るく広々とした駅に生まれ変わってました。
駅の改札を出ると、足元で龍馬さんがお出迎えです!


そして、足元だけでなく目の前にも!こちらはお龍さんといっしょ!
さすが高知、龍馬さんが迎えてくれるなんてうれしい♪
駅の中にはおみやげ屋さんや、JR四国のパン屋さん「ウィリーウィンキー」も健在。
さあ、高架化された高知駅の外観はどんなものなのか、期待しながら外へ出てみます。


わー!全然変わっちゃってるー!!
線路が奥へ移動した分、駅前のロータリーがすごく広々としてます。
ホーム上の丸い屋根がメイン部分と2段になってるところや、その屋根を支える柱の形状とか、
あえて壁を造らなかったのか、すごくすっきりとしていて美しいデザインですね。
ちょうど乗ってきたアンパンマン列車がホームに停まってるのが見えます。
いやぁ、「生まれ変わった」というのがピッタリくる言葉かも。
ちなみに、3年前に同じ場所から撮った写真がこちら。↓


やー、これはこれで、ものすごく懐かしい。
でも、今見てみるとかなりごちゃごちゃしてる感じがするなぁ。
同じ駅だったとは思えないくらい、高架後はスタイリッシュな駅舎になりましたね~。


地上駅だった頃は、奥行きがほんとになかったんだなぁ、っていうのがわかります。でも、


停まってる電車は今も昔も変わらず。なんだかこの姿を見るとホッとするなぁ♪
新しい駅舎にもちゃんと似合ってるところがうれしい。
ちゃんと路面電車が走る街並に合わせて設計されたような気がしてきます。


そんな高知の駅前に、ちょうど以前のバスターミナルがあった辺りでしょうか、
「とさてらす」という施設ができていました。
高知の観光情報発信館だそうで、おもしろそうなので入ってみました。


今年は、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」が放送されているのもあって、
龍馬に縁のある土地のあちこちが盛り上がってますよねー!
ちょうどこの頃、現在開催中の「土佐・龍馬であい博」が始まって間もない頃で、
いろいろ見ているうちに、福山龍馬のドラマが楽しみになったりしました(笑)。
入ってすぐのところにあった、このジオラマがすごいよくできててかわいかった!
あとは、土佐にまつわるおみやげなんかもありましたよ。


駅前をあちこち見て回ってるうちに、いい感じでお腹も減ってきたので、
土電の市内用1日乗車券を購入して、はりまや橋方面へ向かいます!
今回は、晩ごはんでちょっと行ってみたいところがあったのよね♪


「はりまや橋」電停で乗り換えて、2つ目の「大橋通」で下車。
高知まで来たからには、やっぱり食べたいものといったら…、はたして食べられるか??

「その14」へつづく。

ぐるり四国その12:折り返してはじめまして

2010年09月26日 11時55分55秒 | たびろぐ四国。

さてさて、なかなか終わらない四国レポ、どんどんいきますよ~!
さっき自分で見てビックリしたんですけど、「その1」を書き始めたのが5月の終わり(!)。
途中、お休み期間もあったけど、4ヶ月の長きに渡ってる超ロングランレポ。
旅もいよいよ折り返し地点が見えてきました~。(え?まだ折り返し???)

窪川駅から、土佐くろしお鉄道中村線で「中村」駅へとやってきました。
国鉄時代から変わらない三角屋根の駅舎、これを一度見てみたかったんです。
お天気がいまいちだったのがちょっと残念だったけど、ここまで来れてよかった!
ここ中村駅は、旧中村市にある駅。平成17年の合併で、四万十市になりました。
ちなみに、大好きな漫画「深夜食堂」の作者、阿部夜郎氏はここ中村市の出身だとか。
そんな中村の駅前をちょっとだけ散策してみると、こんなマンホールを見つけましたよ。


中村市時代の「なかむらし おすい」マンホール
市の花が藤、市の魚が鮎だそうなので、それを表したデザインかも。幾何学的なとこがいいですね。
次にここを訪れるころには、もしかしたら新しく「四万十市マンホール」になってるかも??


駅前の「ひら富」さんで「駅弁四万十」を購入し、乗り継ぎの時間を気にしながら急いで駅へ。
ちょうどこの頃、中村駅は駅舎内のリノベーション工事が行われていました。
このときはまだ足元の点字ブロックもなく、できたてホヤホヤといった感じ。
木の温もりを感じる優しい雰囲気に包まれて、とっても居心地のいい空間となっていました。
最近どこ行ってもおんなじー、ってデザインじゃないな、と思ったらやっぱり違った!
今回の中村駅が初めて手掛けた作品、という建築チームだそうです。すごく印象的だったなぁ。

こういう、公共の空間の再定義としてのリノベーションっていいですよね。
個人的に古い建物は大好きだけど、ただ古けりゃいいってわけでもなくて。
古くからあるものを完全に失くして造り替えてしまうのではなく、それを生かして再生する。
街がずっと変わらないようでいて、実は生まれ変わってるって、とても素敵なことかもしれません。

再生に向かう途中の駅舎の中で、売店は仮オープン?という感じだったので、
もうひとつ気になっていた「駅弁」がまだ残っているか聞いてみたところ、残念ながら完売!
もう13時を回ってたからなぁ~!(←いったいいくつ食べるつもりだ??(笑))
今度はその駅弁に出会うのを口実に、新たに生まれ変わった駅舎を訪れてみたいです。

そして、中村からかつて未成線だった「宿毛線」で、終点「宿毛」駅へ向かいます。
実はここからが大変!中村-宿毛間って、約30分ほどの乗車時間。
終点に着くまでに駅弁食べないと!と車窓を楽しむヒマもなく、ウマい駅弁に舌鼓を打ってるうちに、


終点、「宿毛」駅に到着~。なんとか食べ終えました!(笑)
これで、土佐くろしお鉄道中村線&宿毛線完乗です!ああ、いよいよここまで来たなぁ~。


と、あまり感慨に耽ってるヒマはなし!いつものことながら慌しく折り返しです(^^;;
でも、せっかく来たんだからと四国最南端の駅舎をパチリ。


ちょっとだけウロウロ歩いたあと、ホームへ上がってみると、
さっき中村からここまで連れてきてくれた「しまんと」号が待っててくれました。
またまたお世話になりますぅ(笑)。


折り返しの列車の中で、30分ほどの滞在時間で見つけてきた甘いモノを広げます♪
駅舎の中に、地元のお店で作られたお惣菜や野菜、雑貨などが置かれているお店があって、
その中からこちらのロールケーキをゲット!(どんだけ食べるんだよ)
これ、バタークリームで超甘かった~!旅の疲れがいっぺんに飛んでくくらいウマかったです♪


ロールケーキを頬張ってると、四万十川を渡る列車の向こうに赤い鉄橋が見えてきました!
ここ、行きに駅弁頬張ってるとき(頬張ってばっかだな)にチラッと見えて気になってた橋。
四万十川橋といって、地元では「赤鉄橋」という名で親しまれているトラス橋だそうです。
造られたのは大正時代だとか。おお~!今度訪れるときはレンタカー借りて渡ろう!
今回の旅は、長浜といい赤い橋に縁があるなぁ~。


宿毛から折り返してきた普通列車から、中村で特急「南風」に乗り継ぎです。
高知へ向かうホームには、こちらのアンパンマンが待ってました~♪
もしかして、よく見かけてはいたけど、アンパンマンに乗るのは初めてかも☆
そして、


シートもアンパンマーン♪

このときの旅は「バースデイきっぷ」を使ってたので、グリーン車を予約してたんですけど、
車両がアンパンマンだと、こういうことになるわけですね(笑)。


さあ、土佐くろで乗ってきた「窪川」まで戻り、
そこから未乗だった土讃線の「高知」駅までを、振り子のアンパンマンはひた走ります!
それまでのノンビリとしたペースとは違って、ガンガン走っていきます。
「土佐久礼」を過ぎ、「安和」辺りから海が見えてきました。なんか少しだけ空が明るくなってきたような。


そして、「高知」駅に着いた頃には少し夕焼けが出ていました。やっと晴れてきたー!
中村から1時間50分、これで土讃線完乗!そして、


やっと会えました!高架化された新しい「高知」駅に。
工事をしている頃に訪れてから、早3年。
「はじめまして」の高知駅、どんな風に生まれ変わったのか、降りるのが楽しみです!

「その13」へつづく。

ぐるり四国その11:土佐くろで中村へ

2010年09月20日 09時40分24秒 | たびろぐ四国。

さて、宇和島から予土線に乗って、高知県の「窪川」駅までやってきました!
これで、松山から八幡浜を通って、ぐるっと半分ほど回ってきたことになります。
今回は念願の海線も乗ったし♪

さあ、ここから一気に高知駅を目指せば、土讃線完乗!!

…と、いきたいとこですが、ここまで来たからにはやっぱりこの路線も押さえておきましょう!
というわけで、


JRの駅舎のお隣の、三角屋根がかわいいこちらの駅舎へとやってきました。
ここ窪川駅から「宿毛」駅までを結ぶ、第3セクター「土佐くろしお鉄道」通称「土佐くろ」に乗車です。
窪川から途中の「中村」駅までは、かつて国鉄「中村線」として存在していたのですが、
「中村」駅から先の未成線を引き受けた「土佐くろ」が、引き継ぐ形になった路線。
「土佐くろ」といえば、高知県の反対の端のほうを走る「ごめん・なはり線」がありますが、
今回はこちらの中村線方面を乗りつくします。ごめんね、もうちょっと待っててまちこさん


そんな「土佐くろ」のホームへ来てみると、駅名板が木製でかわいらしい!
「清流と霧の高原」ってサブタイトル(?)がいいですなぁ。
ところで、予土線で終点の窪川駅まで乗ってきたとき、お隣の「若井」駅で合流したんですが、
ここは土佐くろしお鉄道の線路になるので、JR同士では繋がってないんですね。
中村線が三セクになったことによる、思わぬ飛び地?になったというわけです。


ホームでは、こちらの気動車が待っててくれました。
ヘッドマークに「ジョン万」と掲げられてます。あのジョン万次郎さんからきてるんだろうな。
ドラマ「龍馬伝」ではトータスさんが演じられてましたよね~。
といっても、まだこの旅のときには放送前だったんだよね。時間が経つのは早いわぁ(苦笑)。


窪川駅を出発した「ジョン万」号は、若井駅を出てしばらくすると予土線との分岐に差し掛かりました。
正式には若井駅ではなく、ここ「川奥信号場」が中村線と予土線の分岐点なんですね。
これ、後方から撮っているので、右手に見えているのが予土線の線路。
ジョン万号はこのあと、トンネルの中のループ線を抜けて中村へと向かいます。


おおっ!駅名板の上にカツオが乗ってる!!!さすが日本一の町だけありますね!
ここ「土佐佐賀」駅から、いよいよ海が見えてきました。カツオ、食べたかった~!
でも、降りてのんびりする時間はないのでここはスルー(^^;;
こちらの駅にあった看板に、クジラやイルカが見えると書いてあったんですが、


生憎のお天気…。
いやいや、天気がよくてもさすがに船に乗らないとホエールウォッチングはできないか(^^;;
せっかくの素晴らしい景色も、曇り空だとなんだかちょっと寂しげな感じがしますね。


しばらく見えたり見えなくなったりする海を見ながら列車に揺られていると、
おお!ここでもまたトラス橋!ちょっと新しそうな「後川橋梁」を渡ってほどなくすると、


窪川から約1時間ほどで、中村線の終点、中村駅に到着です!
やっとここまで来た~!という感じ。
ここで、旅に出る前からとっても楽しみにしていた「ウマいもの」とご対面です♪

「その12」へつづく。

ぐるり四国その10:予土線の旅

2010年09月16日 23時49分40秒 | たびろぐ四国。

あれだけの猛暑がウソみたいに今日は涼しかったです。過ごしやすくてうれしい~♪
さてさて、またもや間が開いてしまいましたが「四国レポ」の続き、書いていきますね!

前日の晩、宇和島グルメを堪能した翌朝、宿の窓から外を見てみると残念ながら曇り空。
どんよりとした「宇和島」駅から、3日目は初めての乗車となるJR予土線の旅の始まりです。
予土線は、お隣の「北宇和島」駅と高知県の「若井」駅を結ぶ路線。
どんな車窓が待ち受けているのか、ホームに入ってきた単行の気動車で終点「窪川」を目指します。


お隣の「北宇和島」駅から、進行左手に分かれていく予讃本線の線路。いよいよ予土線の始まりです。
元々は、大正時代に軽便鉄道の「宇和島鉄道」として途中の「吉野生(よしのぶ)」まで開業した路線で、
宇和島駅前には、当時使われていた機関車のレプリカが展示されていましたよ。
のちに、国鉄の路線となった予土線。
昭和初期に改軌された古い規格ということもあって、途中までは比較的のんびり走ります。


予土線に入った途端、グングン勾配を上っていきます。けっこういい感じで上る上る!
周囲にはなにもなく、山の中をひたすら上る景色も意外と好きなんですよね。
いくつもカーブしながら、どんどん見えなくなっていくレールを、飽きもせずに眺めてました。


そのうち勾配も落ち着いて、いくつかの駅を過ぎてしばらくすると川が見えてきました。
おおっ!四万十川か??と思いきや、こちらは支流の広見川。
それでも、やっぱり川が見えてくると、なんかうれしくなるんですよね(笑)。


四万十川に多く見られるという「沈下橋」。支流にもありましたよ。
愛媛から高知へ入り、「西ヶ方(にしがほう)」駅の少し先でも見つけることができました。
ちなみに、この辺りで広見川から吉野川と呼び名が変わるらしいです。
で、こういう橋もすごく興味があります。ほんとは降りて、ゆっくり渡ってみたいな。


そして列車は「江川崎」駅に到着です。とっても広い構内の駅のホームで、古い駅名板を発見!
電柱もかなり味があります。ここまでは、吉野生から延伸した古い路線なんですね。
そのせいなのか、とにかく広い構内なのです。どれくらい広いかというと、


こんな感じ。

ホームの端のほうまでいくと、列車ちっちゃ!!駅舎ちっちゃ!!って感じ(笑)。
ちなみに、クリーム色の壁に水色の屋根の辺りが駅舎です。
交換列車で停まっていたんだけど、とにかく静かな駅というのが印象的でした。


江川崎駅を出るとすぐ、吉野川を架かる桁橋を通ります。
またまた後ろから撮ってますけど、この緩やかなカーブ具合が実にいいです!こういう橋も大好き♪
天気のいい日、列車がトコトコと渡っていく風景を写真に収めたくなります!
ここで支流の吉野川は、いよいよ四万十川と合流します。


そして、見えてきました四万十川~♪でも、どんよりとした空がちょっと残念。
江川崎から先は、昭和40年代の終わり頃にできた新しい路線。
それまでとはまったく違う走りを見せるディーゼルカー。四万十川がどんどん流れていきます。


橋も多いんですよね。個人的に大好きなトラス橋を渡るたび、うれしくなります(笑)。
こちらは、比較的長かった「第6四万十川橋梁」。それまで右手に見えていた川が、今度は左へ~。

そして、「土佐昭和」駅を出て、トンネルを出たところにまたトラス橋!
お隣の「土佐大正」駅(昭和があれば大正もあるんだね)を出て、トンネル抜けたら、


またトラス橋!!

もうね、トラス橋天国(笑)。
それだけ、優雅に流れる清流四万十を貫いて走ってるってことですね。

と、景色を堪能していたところ、途中から乗ってきたおじさんがこちらへ近付いてきました。
周りに迷惑にならないように、と気を付けてたけど…、とちょっとドキドキしてたら、

「見てたら土地のもんじゃないな、と思うたき…」

この先のオススメの景色を教えてあげる、と親切に話しかけてきてくれました。
ああよかったー、怒られるわけじゃなかったのね(^^;;
まだ??いや、もうちょい先じゃ、とか話しながらカメラ構えてたんだけど、結局撮り逃しちゃって。
でも、そのおじさんの生の土佐弁を聞けただけでも、とても楽しい時間でした。ありがとう。


そして、「若井」から土佐くろしお鉄道に入った列車は、
宇和島駅から2時間10分ほどで、終点「窪川」駅に到着。予土線完乗です!!
真冬の曇天の旅だったけど、最後の最後にとっても温かい気持ちになれました♪

「その11」へつづく。