はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

さよなら「みよし」その9:ご当地エキナカスイーツ

2007年07月31日 22時42分36秒 | たびろぐ西日本。

わたしにとっては最後となった、急行「みよし」の乗車を終え、
広島ともさよならする時間がやってきました。
空港へ向かうために、いつものように白市駅まで列車に乗ろうと、
広島駅のホームを歩いていると、

きゃぁ~♪なんかすんごいおいしそう~♪

と、甘い匂いに誘われたカブトムシのように(←どっかで聞いたフレーズ)、
ホームから見えた、こちらの素敵なディスプレイに引き寄せられたわたし(笑)。
(そんなわたしを遠巻きで見ていたうちの同居人(むー))

あ、思い起こせばこのときの旅って、出かける前からほんとに体調悪くて、
現地でも歩くのが大変だったりと、かなりツラかったんです。
でも、これ見た瞬間、
「うわぁ、かわいいなぁ。おいしそうだなぁ。」
って、ゲンキが出たんだよね。ほんとゲンキン(笑)。
でも、こういう、人を惹き付けるディスプレイってすごいパワーだと思うなぁ。


こちらのお店の、「広島のおいしいプリン」の文字を見て、
食いしんぼのわたしは黙っちゃいられませんでした(笑)。
ここ、ホームからも購入できたのかな??
せっかくだからいろいろ見てみたくて、一旦改札を出てみることにしました。


改札のすぐ隣、広島駅ビル「ASSE」の中にある「マリオデザート」さんには、
おいしそうなケーキやタルトがいーっぱい並んでて、どれも魅力的だったんですけど、
やっぱ「広島のおいしいプリン」に惹かれて、こちらを買ってみました♪
携帯からアップした、ヴェールに包まれた甘いモノの正体は、これだったのです~。


機内で食べるつもりで買ったんですけど、思ったより早く空港に着いたので、
ラウンジでいただいてみることにしました♪
初めて食べるからには、プレーンなのを試してみようと、「カスタードプリン」、
それと、名前に惹かれて選んだ(笑)「昭和のプリン」の2種類を購入。

カスタードのほうは、とってもやわらかくてクリーミーなタイプで、
カラメルのほのかな苦味が、甘いプリンととっても合っててウマかった~♪
対する昭和のほうはというと、
プリン自体がとってもしっかりしていて、カスタードとはまったく別物な感じ。
そして、ちょっと固めのカラメルも上に乗っていて、これがまた懐かしい味!!
卵たっぷりなプリンといっしょに口に含むと、
子供の頃にタイムスリップしたような、なんとも昭和な味がしてきます(笑)。
いやぁ、これおいしかったなぁ。
店員さんもとても感じよかったし、今度は違う種類のプリンを食べてみたいなぁ♪
また、広島へ行く楽しみがひとつ増えたのでした~(笑)。

「その10」へつづく~♪

さよなら「みよし」その8:「みよし」で広島へ

2007年07月30日 23時37分28秒 | たびろぐ西日本。

あっという間の三次滞在でしたが、帰りの列車の時間が近付いてきました。
いよいよ三次とも、そして「みよし」ともお別れです。


跨線橋から見る三次駅駅舎。
かつては陰陽を繋ぐ鉄道の要衝として栄えた駅だけあって、立派な駅舎です。
「みよし」と、その後に発車する普通列車との並び。
6月末でその役目を終えた急行列車ですからね、
こんな絵も、もう見られないんだよね。時代の流れとはいえ、やっぱり残念。


その跨線橋に描かれた、「霧の都 三次へようこそ」という文字と鵜飼の絵。
今度三次へ行くときは、ぜひぜひ鵜飼を見てみたいです。
焼肉も食べたいしね~(笑)。


年季の入った「急行」のサボ。
抜き差しされてるボディ側も、小さな傷がいっぱいです。
もう、このサボが活躍することはないのです。そう思うとちょっと切ない。


黄色いボディの後輩に見守られつつ、発車の時間が近付いてきました。
いよいよ、わたしにとって最後の「みよし」乗車です。
「あとはお前に任せたぞ」という声が聞こえてきそうな、寂しげな表情の「みよし」。


行きはキハ28側に乗ったので、帰りは58に乗ることにしました。
力強いエンジン音に包まれながら、のんびりとした田園風景の中を、
急行「みよし」はひた走ります。




そして列車は、広島駅に到着。
なんだかあっという間に広島に着いちゃった感じだったなぁ。
いつも思うんですけどね、もうちょっと乗っていたかった。
そんな国鉄型の気動車は、折り返しまた三次駅まで急行として走ったあと、
終点の備後落合まで普通列車で走るという、
ちょっと珍しいサボをつけていたので、記念撮影~♪
いやぁ、この日帰らないんであれば、また折り返し乗りたかったなぁ(笑)。
とっても名残惜しかったんですが、
備後落合へ向かう「みよし」を見送り、広島駅のホームを後にしました。

貴重な国鉄時代の急行型車両だけに、
予備車でいいから残ってくれるといいんだけど、存続はなかなか難しいのかな。
旅情溢れる車両で旅ができるのも、あとわずかなのかもしれないと思うと、
この急行の消滅はやっぱり寂しいです。

「その9」へつづく~。

さよなら「みよし」その7:粋な肉屋

2007年07月29日 22時44分04秒 | たびろぐ西日本。

三次駅からまっすぐ、バスセンターへと向かう道沿いに、
こんな素敵な趣きのお肉屋さんを発見しました。

立派な瓦屋根に年季の入った木造の壁、
店先に咲き誇る、色とりどりのお花。全てにおいて目を奪われました。

いいなぁ。こういうお店好きだなぁ。
と思いながら、ふと上の看板に目を向けると、


ひちりんで炭焼

「し」ちりん、ではなく、「ひ」ちりん、ってとこに激しく反応(笑)。
いやぁ、こういうの大好き!!
あまりの素敵さに、思わずシャッターを切ったわたし(笑)。

このお肉屋さん、焼肉屋さんもやってるようで、
どうやら店の脇から入った奥に、入口があるみたい。
ひちりんで焼く焼肉、きっとウマいに違いない。
次回、三次へ行った際には、絶対立ち寄りたいお店を見つけた瞬間でした(笑)。
ワニ喰ったあとに焼肉はさすがに入らん)


余談ですが、この直後、駅から歩いてきた知人にバッタリ遭遇!!
お互いに指を指し、お互いの名前を絶叫してました。指差呼称の励行?(笑)
旅先で知り合い&お友だちに遇うことって、割とあることなんですけど、
それにしても、同じ日の同じ時間にそこにいるって不思議だよなぁ。
ちょっとズレてたら、出会ってないんだもの。
日本は広いようで狭いです(笑)。

「その8」へつづく~♪

さよなら「みよし」その6:地ビールとワニ??

2007年07月28日 22時37分08秒 | たびろぐ西日本。

さてさて、広島の旅レポへと戻りまーす!

広島から急行「みよし」に乗り、三次駅までたどり着いたわたしたち
お昼にはまだちょっと早かったんですが、どこかウマいお店はないかと、
駅を出て歩いてみることにしました。

駅前の国道沿いをしばらく歩いていくと、
見えてきたのが、広い駐車場とこちらの建物。
なんだろ??とおそるおそる(?)近寄ってみると、
そこは「ベッケンビール」という、三次の地ビール屋さんなのでした~。
まだ開いて間もない様子でしたが、店先にあったPOPにふと目をやると、


ビール飲み放題♪

いちばん上の段に、思わず目が釘付け!!(笑)
毎週水曜日は、通常1500円が1000円??
おおっ、なんてタイミングがいいんでしょう!!
そう、なんとこの日は水曜日。
酒にめっぽう強い同居人に、ここはいってもらうしかない!
と昼間っから飲むことに決定(笑)。


もしかして、地ビールを造りを見学するコースがあるのかな?
なんてちょっと期待したんですけど、特にそういうのはないそうです。残念。
造りたての新鮮なビールを、レストランで味わう、というお店みたいでした。
でも、タンクなんかは外からチラッと見れたかも。←ちゃんと見てないヒト。


こちらのレギュラーラインナップは、
地ビールでも代表的な「ピルスナー」「ヴァイツェン」「デュンケル」の3種類。
飲み放題は、こちらの3種類が好きなだけいただけます!(90分1本勝負)

ピルスナー ヴァイツェン デュンケル 後ろのイスにピントが合っちゃった(汗)

左から「ピルスナー」は、ビールといったらこれ!といった味の、
すっきりとした喉越し。いちばん飲みやすいタイプかな?

真ん中の「ヴァイツェン」は、とってもフルーティな感じで、
女性に人気、とメニューに書いてありました。確かにそんな感じだったかも?

そして、右の「デュンケル」は、
宝石みたいな赤茶色がとってもきれいで、ほのかな甘みのコクのある味。
こちらは、お酒の強い方が好む味、と書かれてましたよ。
振り返れば、これをいちばん飲んでたかも。うちの同居人(笑)。
お酒に強いのって、こういうときほんとうらやましいなぁ~。

で、さすがにビールでお腹を満たすわけにもいかないので(笑)、
ちゃんとランチもいただいてきましたよ~。
わたしが選んだのは、こちら!!↓



地ビールカレー。

飲めないなら、せめてカレーで!と、黄レンジャーぶりを発揮(笑)。
上でご紹介した「デュンケル」を使って煮込んであるんだそうです。
よーく煮込まれたお肉はトロトロ♪ほんのり苦味のあるルー。ウマかった~。
オトナのカレー、といった感じかな。これはオススメ!

そして、同居人の選んだランチがこちら。


ワニ丼。

なんと!ワニですよ!ワニ!…って、え??三次でワニ??

実はこれ、あのワニではなく「サメ」のこと。三次ではこう呼ばれてるそうです。
海の遠い備北地方では、昔から日持ちのする「サメ」が食べられてきたとのこと。
サメって、体内にアンモニアを蓄積させるとかで匂いがキツいらしいんですけど、
これ、特に匂いは気にならなかったなぁ。
サメってこんななんだ~、ってのが第一印象。
お刺身には一般的なわさびでなく、生姜醤油でいただいたんですけど、
淡白で身がプリッとしてて、なかなかウマかったですよ!
普段お目にかかれない「ワニ」も食べられたし、お得にビールも飲めたし、
併設の売店でおみやげも買ったし(笑)、素敵な美味しい出会いとなりました~♪

「その7」へつづく~♪

さよなら「みよし」その5:「みよし」で三次へ

2007年07月23日 22時00分02秒 | たびろぐ西日本。

さて、なかなか進まない広島の旅レポですが(苦笑)、
広電の旅を満喫した後は、いよいよ今回の旅のメイン、急行「みよし」の登場です!
JR芸備線の三次-広島間を走っていた急行列車の「みよし」は、
2007年6月30日で、残念ながら廃止となりました。
陰陽連絡急行として活躍してきた列車でしたが、快速化されることに。
以前、旅でお世話になった思い出の列車だったのでね、
「乗りに行っちゃおうかなぁ~」の公約通り、さよならをしに行ってきました。


広島駅のホームへと滑り込んできた「みよし」の車両、
国鉄時代の急行型気動車(←ディーゼル車のことね)、キハ58。
「22年間ありがとう」という、さよならヘッドマークがついていました。
この、いまにも泣き出しそうな、ちょっと悲しげな表情が大好きです。
そんなキハ58も、やっぱり車体の老朽化には勝てなかったんだねぇ。
急行型車両で走る急行列車は、これで消滅。貴重な急行だったわけです。

あれあれ?

よく見ると、おでこのサボ(行先板)が「普通」の表示。急行列車なのに??
これ、なぜかというと、運用の関係で「みよし」として走る1本前に、
普通列車として連結されてやってきたからなのでした~。
このあと切り離されて一旦退避した後、改めて入線です。


ちょうど座席が埋まるくらいの、比較的多めなお客さんを乗せ、
「みよし」は終点、三次駅へとひた走ります。
単線の芸備線を、ベテラン車両だけに、ゆったりと走っていく「みよし」。
なにかと行き急ぎがちなこのご時世には、こんなスピードが心地よく感じます。
その土地ならではの車窓を、のんびりと眺められる。これぞ旅の醍醐味♪


最後の停車駅、甲立駅で広島行きの快速列車と交換です。
やってきたのは、国鉄型気動車の後輩、キハ47。
急行列車なき後、彼が快速「みよしライナー」としてがんばっているのかな。


広島駅から1時間20分ほどで、列車は終点「三次」駅に到着。
軽快なディーゼルサウンド、車窓から流れる風景、
もうちょっと乗っていたかった~!と思える時間でした。


キハ58とユニット組んで走ってる、キハ28の車内。
化粧板やシートモケットなどは更新されてますけど、
シートにくっついてる取っ手の形状は、新製当時そのまま。
全席ボックスシートなとこも旅情タップリです。好き好き、こういう車両。


三次駅の構内には、去りゆく急行列車を偲んで、こんな写真展が。
広島駅にも同じように開催されていましたが、ほんとにいい写真ばかりでした。
地元の方々に永く愛されてきたんだなぁ~、となんだか胸が熱くなりました。


ところで、このさよならヘッドマーク、鳥さんが2羽描かれているんですけど、

なんで鳥???なんの鳥??

と思っていたら、


駅前でご当地マンホール発見!!
三次市のマンホールに書かれていたのは、

「うかい」

ちょっとひっくり返ってて見づらいですけど(笑)、
なんと、三次って「鵜飼」で有名なんだそうですよ!知らなかった!!
鵜飼っていったら、岐阜の長良川あたりしか浮かばないもんなぁ。
三次市内を流れる、江の川水系馬洗川にて行われているそうです。
いやぁ、ためになるわぁ。ご当地マンホール。
そんなマンホールを足元に見つつ、お腹の空いたわたしたちは、
ウマいものを求め、三次の街を歩いてみることに。さて、アンテナは働いたか??

「その6」へつづく~♪

さよなら「みよし」その4:路線図にない駅

2007年07月18日 23時26分05秒 | たびろぐ西日本。

広電の「一日電車乗車券」で白島線に乗ったあと、いったん広島駅へと戻り、
今度は2号線に乗り換え、終点の広電宮島口を目指します!
宮島へ向かう車両は、白島線で乗った1両のベテランさんではなく、
「グリーンムーバーmax」なんてかっちょいい名前の、最新鋭5連接車両。
国産初の100%超低床車両で、お年寄りも乗り降りラクラクです。
この編成は「広島観光インフォメーション電車」というラッピング車でした。

2号線は、広島駅から広電西広島までが路面を走る「軌道線」で、
そこから終点の広電宮島口までは、専用軌道を走る「鉄道線」へと変わります。
鉄道線の区間は、同じ2号線の中でも「宮島線」と呼ばれていて、
広島駅から直通運転しているので便利。
だからわざわざ始発の広島まで戻ってきたんですけどね(笑)。

実は、路面区間の土橋-広電西広島までと、宮島線の楽々園から終点までを、
虫食い状態で乗りこぼしてたので、2号線を通しで乗ることにしました~♪
(わかりづらいので、よかったらこちらの路線図を見てね

それにしてもこのmax、最新鋭だけに冷房の効きがすごい!!!
確かにこの日はメチャメチャ暑かったんですけど、車内はシベリア(?)。
弱冷房車があったらいいのにー、という感じでした。ブルブル。
まあ、普通の電車のように1両1両が独立してるわけじゃないので、
それも無理な話なんだけどもね。(^^;;


寒さに気を取られているうちに、いつしか電車は路面から線路区間へ。
実はここ、JR山陽本線と並行して走っています。
畑の向こうに見えるは、広島カラーの115系。
速さがウリのJRに対し、停車駅の多い地元密着型な広電、といった感じかな。


いよいよ海が見えてきましたよ~。あ、これは後から撮った写真。
宮島の玄関口ももうすぐです。
そういや、「宮島口」はJRの駅名称、広電のほうは頭に「広電」が付くのよね。

なーんてことをボケーッと考えてるうちに、広電阿品駅を出た電車。
さて、次はいよいよ終点、と思ってるところへ、突然電車はスピードを落とし、
「臨時停車します」との車掌さんのアナウンス。
ナニゴト??と、停車した電車の車窓から見えたものがこれ。↓





宮島競艇場。

宮島線には、終点「広電宮島口」のひとつ手前に、
開催中だけ停車する、「競艇場前」という臨時駅があるんですね。
こういった、ギャンブル系の臨時駅というと、
旧JR富山港線の「競輪場前」駅(現:富山ライトレール常設駅)など、
存在自体はそう珍しいものではないんですが、
この駅は、なぜか路線図にも乗っていないし、車内放送のテープにも入ってない。
停まるときは、車掌さんのアナウンスのみ。

なぜ??

こういう駅、けっこう好きです(笑)。


駅はホームのみで、屋根はなかったです。
時間が中途半端だったのか、おっちゃんが2、3人降りただけ。




走り出したー、と思った途端にもう終点(笑)。「広電宮島口」駅に到着!
これで、広島電鉄全線完乗で~す♪


駅を出ると、目の前にババーン!と広電のグループ会社が運航する宮島行き乗り場が。
ここまで来たんだから宮島へ!といきたいとこですが、
以前渡ったことがあるので、今回はなし。
でもそのときはこの乗り場、あまり目に入らなかったような…。

なぜなら、前回来たときはJRの「宮島口」駅を利用したから。
JRを降りると、最初に目に入るのが、


お隣のJR宮島行のりば

うまくできてるもんだなぁ、と感心した瞬間でした(笑)。

「その5」へつづく~♪

さよなら「みよし」その3:路面電車で風景印

2007年07月17日 22時00分13秒 | たびろぐ西日本。

今回の主役の「みよし」に乗る前に、
広島の街を走る路面電車、「広電」に乗ってお散歩することにしました。

広島へ行くたび、ちょこちょこ乗って車窓を楽しんでたんですけど、
微妙に乗りこぼしてる路線があったので、せっかくだから乗っちゃおう!と、
「電車一日乗車券」というフリーきっぷを購入してお出かけです♪

広島電鉄、通称「広電」には、原爆が落とされたときに被爆した、
「被爆電車」がいまでも現役で活躍しているほか、
他の土地からやってきたベテランさんが、オリジナル車とともに走っています。
こちらの江波行きの車両は、今はなき大阪市電からやってきた車両。
扉のすぐそばに銘板が貼られているので、そんなのを見るのも楽しいのです。

そんな、チョコレート色の元大阪市電の吊り掛け車に揺られ、
途中電停「八丁堀」で、未乗路線に乗り換えです。


本線(2号線)から、ちょこっと枝線のように出ている白島線(9号線)。
これに乗って、終点白島までの小さな旅です!
といってもこの路線、こちらの路線図を見てもらえるとわかるんですけど、
電停4つ、時間にして10分足らずの、まさに「小さな旅」!
なかなか乗る機会がなかったのも、妙に納得。
でも今回は、終点にちょっとしたお目当てがありました♪


白島線でやってきた車両は、元京都市電の「金閣」号。
京都で市電が廃止になったあと、全車広電に移籍してきたんだそうです。
第2の人生を、他の土地からやってきた車両たちとともに、
ここ広島でがんばってるんですね~。
京都出身の車両には、こうして名前が付いてるのも素敵です。
そうそう、「舞妓」はん、なーんてかわいらしい名前の子もいてはりました♪


心地よい吊り掛けサウンドに揺られ、あっという間に終点「白島」電停に到着~。
この、おでこからニョキッと出てる、2つのライトがカワイイ~♪

そして、ここから向かった先というのが、電停のすぐそばにある、


日本郵政公社中国支社

こちらがお目当ての場所♪
といっても、この中に博物館みたいなもんがあるわけでもなく、
(それはそれでそんなのがあったら見てみたいけど)
知る人ぞ知る、隠れたおいしいレストランがあるわけでもなく(笑)、
(それはそれでそんなお店があったら真っ先に行っちゃうけど)
じゃあ、なんで郵政公社の中国支社まで来たかというと、


この中に郵便局が入ってるから。(え?それだけ??)

よく、旅先で100円(10円?)貯金ってされてる方がいますよね。
わたしの知り合いにも、もう全国何千局と訪れてるツワモノがいるんですが、
我が家は違った目的で、各地で郵便局を見つけると立ち寄ることにしています。
その目的とは、


風景印♪

小さな局だと置いてないとこもありますが、だいたいのとこにはある「風景印」。
その土地ならではのデザインが施されていて、なかなか楽しめるアイテムです。
ちなみにこちらの広島白島局は、広島城と縮景園が描かれたもの。

何年か前に、旅先からお友だちにハガキを出したときに押してもらったのがキッカケで、
せっかくだから、自分でも残しておきたいぞ、と思ったのが始まり。
旅先の出来事を書いて自宅宛に出すので、ちょっとした旅日記になるのです。
いっしょに旅に出た人も巻き込んで(笑)、いろいろ書いてもらったりとかね。
旅から帰ってきて、届くのが楽しみになるんですよね~。

そんな感じで集めはじめた風景印コレクション、
気になってふと見てみたら、この広島の旅が終わった時点でなんと199局!!
キリのいい200局目の風景印はいったいどこになるのか、今から楽しみです♪

「その4」へつづく~♪

さよなら「みよし」その2:広島で出会ったパン

2007年07月14日 23時00分08秒 | たびろぐ西日本。

たまたま出発前日に買った「ランチパック」を行きの機内で食べた後
広島駅のコンビニで、こんな「ご当地ランチパック」を発見!!
広島の、というより、今回の旅の目的地「三次」の特産品モノ、
ってピンポイントなとこが驚きでしたね~。もちろん、迷わず購入!

袋を開けた瞬間、ぶどうの甘~い香りが広がって、早速パクッとひと口。
ワインシロップといっしょにサンドされてるホイップクリームが絶妙のコンビ。
甘ったるいという感じはなくて、旅で疲れた体に染みるいい甘さでした。
うーん、こっちでも売っててくれたらいいのになぁ。

そして、その隣に写ってるもうひとつのパンも、気になって買っちゃったひとつ。


地元広島の「タカキベーカリー」製の「デンマークロール」。
このパッケージが、いかにも「昭和!!」な感じで、
ついつい惹かれて買っちゃいました(笑)。
復刻版、と書かれてたんですけど(また復刻モノに手を出しちゃった…)、
HPを見てみたら、元々は1959年に発売されたものだそう。なるほど昭和だ!
姿を消すまでの間、しばらく販売されていたそうなので、
懐かしい~!と思い出す方もいるかも??

復刻版デンマークロール -タカキベーカリーHP-

見た&触った感じ、パンというよりクッキーのような硬さをイメージしてたんですが、
食べてみたら不思議な食感。表面は微妙に硬めですけど、中は柔らかいのです。
バターの香りが高い生地に、白くて丸いフォンダン(←HPより)の甘さが合う!
フォンダン、ってお砂糖の固まりのことを言うのかな?これ、おいしかったなぁ~♪
販売当時、登山の非常食としても親しまれていた、というだけあって、
こちらも疲れた体に元気をくれる、旅にピッタリのパンでした~。


広島へ着いて、いきなり地元ならではなパンと出会ったわたしたち、
たまたま町歩きの途中で入ったコンビニで、もうひとつ見つけてしまいました!


シュガーロシアパン♪

おお!!こんなの見たことないぞーっ!!
って、気にして見てないだけかもしれないけど、たぶん初お目見え。
いやぁ~、ロシアだけあってデカいなぁ。

え? ロシア?? ということは・・・???

気になってひっくり返して見たところ…、





高知ヤマザキ!!(笑)

うほーっ!!広島でも「高知ヤマザキ」発見!!!!
思わぬ土地での再会に、妙に盛り上がってしまったわたしたちなのでした~(笑)。


なんのことやらわからない方のために、これまでの高知ヤマザキ関連記事がこちら↓
  さよなら「出雲」その5:どこのパン?
  ロシア発見!!
  四国のんびり旅その5:感動の再会??


なぜか縁のある「高知ヤマザキ」製のパンですが、このシュガーロシア、
いままで紹介してきた沖縄黒糖入りロシアよりも若干しっとりめで、
おいしかったです。表面にまぶしてあるお砂糖の甘さがグー。また食べたいな。

と、旅レポ始まっていきなりパンネタで引っぱっちゃった
次回からは、本格始動(?)ですっ!

「その3」へつづく~♪

さよなら「みよし」その1:懐かしのパン

2007年07月12日 23時00分50秒 | たびろぐ西日本。

さて、それでは先月の終わりに旅してきた、広島のレポを書いていこうと思います!

今回の広島行きは、「広島から帰ってきました。」って記事でも書きましたが、
6月末で運行を終えた、JR芸備線の急行「みよし」に乗るのが一番の目的。
大好きな国鉄型気動車、「キハ58」が活躍する列車でした。
これに乗りたくて、以前山陰~山陽を列車で乗り継ぐ旅をしたこともあって、
「みよし」には、思い出があるんですよね。
快速化されることで、急行としての役目が終わると聞き、
最後にもう一度乗っておきたくて、急遽広島行きを決めたというわけなのです。


いつものように初便を取ったんですけど、羽田発としては久しぶりのB747!!
行先や時間帯にもよるんですけど、
ここのところトリプルセブンや767ばっかりだったので、
好きな機種に乗れるのはやっぱりうれしい♪
ジャンボ機はゆったり乗れるのがいいんですよね~。
ただひとつの難点は、ジャンボ機はかなり高度を上げるので耳がツラいこと。

高度が上がる→気圧が下がる→耳抜きができない

「気圧に弱い女」だけに、好きなのにツラいという切ない女心(笑)。

そんな747の機内のお供に、前日の晩、仕事帰りのスーパーでこんなものを入手。


アーモンドケーキ

なんか最近、フジパンが「昭和レトロ」とかいって、
復刻パンをいくつか出してるんですよね。
あー、復刻モノには手を出さないようにしてたのにぃ、
これはなんだかとっても懐かしい匂いがプンプンしてたので、
ついつい手にとってしまったのが運のツキ(笑)。

だってほら、これ懐かしくない??












ポチッ

これこれ!この真ん中の赤いヤツ!!小さい頃に食べた記憶が!!
……って、これを懐かしく思うのって世代がバレる??(笑)


ついでに、お買い得品だった「ランチパック」も同行させたんですけど、
気圧のせいでパンパン!破裂寸前??そのまま転がっていきそうな勢いです(笑)。
普段は、搭乗前に空港のコンビニで買ったおにぎりをラウンジで頬張る、
ってのが所定なんですが、たまには持ち込みも楽しいものですね~(?)。

そんな「ランチパック」のご当地バージョンを、この後見つけることになるとは、
このときはこれっぽっちも思ってなかったはるかさんなのでした。

「その2」へつづく~。(え?)

目指すは波照間!その12:ゆるキャラとの出会い

2007年07月04日 22時22分29秒 | たびろぐ沖縄。

沖縄の旅最終日、那覇の街を歩くのに「ゆいレール」の1日乗車券を購入し、
途中下車を繰り返して、あちこちの街並を見てまわってました。

ふと、「県庁前」で下車したときに、ホームから改札へ降りる階段のところで、
なんとも憎めない笑顔に遭遇(笑)。

毎日、会いたーい。

なーんてセリフを言ってるこの子、どうやら「りゅうちゃん」というようです。
琉球新報のキャラだから、「りゅうちゃん」かぁ。なるほど(笑)。


なんだか気になるなぁ、なんて思いつつ、別の駅で見かけたこの看板の中から、
つぶらな瞳で、読んでりゅ?なんて聞かれた日にゃぁ、
ハートを打ち抜かれないわけがない!!完全に一目惚れしてしまったわたし(笑)。

あんな着ぐるみがあるくらいだから、
北海道テレビ(HTB)のonちゃんみたいに、グッズがあったりしてー!(笑)
なーんて、ちょっと盛り上がってたんですけど、あるわけないかぁ、と、
国際通りの入口、パレットくもじのとこの交差点でふと周りを見回していると、


りゅうちゃんクラブ???

少し先の泉崎交差点に、琉球新報のビルがあるのを発見!!
そこに、なんと「会員募集中」ののぼりが下がってるではありませんか!!(笑)
沖縄に住んでるわけでもないのに、もちろん琉球新報をとってるわけでもないのに、
とりあえず向かってみることに(笑)。

2Fのカルチャーセンターへ行ってみると、そこに目立たないようにあったのが、


りゅうちゃん商店♪

キャー!!あったよ!!グッズが!!予感的中!!
(こんなとこでもアンテナが…(笑))
もちろん…、







買っちゃった

かわいいのかかわいくないのか、非常に微妙ですけど(笑)、
でも、個人的にはかなりお気に入り。とってもいいおみやげになりました~♪

そして、帰りの那覇空港のANAラウンジで、何気なく手に取った琉球新報。
パラパラと1枚ずつ紙面をめくっていくと、




入会キャンペーン実施中!!

会員募集中だりゅう★
と、りゅうちゃんが満面の笑みで誘ってます(笑)。
おお!りゅうちゃんクラブのHPなんてあるんだねー!とかなり興味津々。
結局、



入っちゃった…

沖縄に住んでるわけでもないのに、入ってどうすりゅ!!(笑)
でもね、さすがに地元のイベントにはなかなか参加できないですけど、
クラブ加盟店で割引サービスが受けられたりするそうなので、
また沖縄へ行ったときに、使えるかなぁと思って。
プレゼント企画などもあるようなので、ちょっと楽しみにしている今日この頃です(笑)。

そんな、ゆるキャラ「りゅうちゃん」の日記はこちら
なんとりゅうちゃん、マイクロバスを運転しようとしてます!!(笑)


というわけで、沖縄波照間レポはこれでおしまい。
読んでくださった方、ほんとにありゅがとうございました~!(?)
次の旅レポは、先日の広島のことをちょっとずつ書いていこうと思います。
またよかったら、お付き合いくださいね~。