はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

都電散歩その2:おもいでがいっぱい

2009年05月31日 09時11分23秒 | たびろぐ東日本。

いつか都電に乗ったら、行ってみたいなぁと思ってた場所がありました。
で、そこへ向かって乗っていると、なんとうっかり乗り過ごしてしまった!(^^;;
慌てて降りたのが「荒川車庫前」停留場。
すると、降りてすぐのところに偶然、なにやら気になる場所を発見。
そのかわいらしいネーミングにも惹かれた、「都電おもいで広場」です。


そこには、丸っこくて懐かしいフォルムの車両が2両保存されていました。
こちらの白いボディに赤帯の車両は、「PCCカー」と呼ばれた車両だそうです。
ひとつ目のライトがなんともかわいい~♪
いまでは荒川線のみとなった路面電車も、以前は都内に多くの路線があって、
これは行先板の通り、銀座辺りを走っていたのかな?
おしゃれな街に吊り掛けのサウンドが響いてたと思うと、なんだか素敵。


奥にいたオレンジ色の車両が「学園号」と呼ばれた車両。
こっちはライトがふたつ目なんですね~。
本当はもっとそばに寄って見てみたかったんですけど、
1枚目の写真にも書かれてる通り、開場されるのは土日祝日なんですね。
なので、柵越しからの見学。開場の日は車内も見れるみたいなので、いつかまた。

と、ここでふと気付いたんですけど、





表にあった自販機が、なんと「PCCカー」&「学園号」カラー!
こういう遊び心、大好きです!


「おもいで広場」のすぐお隣が、都電荒川線の車庫になっていました。
奥に見えるピンク色の車両は、新型さんなのかな?
今度乗りに行くときには、もしかしたら会えるかもしれないなぁ~。

都電散歩その1:はじめまして

2009年05月27日 23時55分18秒 | たびろぐ東日本。

さて、ずいぶんと長いお休みをしてしまいましたが、
そろそろ、いままで溜めてしまった旅レポを、少しずつ書いていこうかなと思います。
まずはいちばん最近の旅、4月のある晴れた日に乗ってきた、都電のプチ旅から。

都内で所用を済ませた後、ふと思い立って足を向けたのが「都電荒川線」
都営大江戸線に乗り、「雑司が谷」駅にて乗り換え。
地上へ出ると、そこには「鬼子母神前」停留場がありました。
ここから今回の「都電散歩の旅」がスタート!

実は今までなかなか機会がなくて、都電に乗るのは今回が初めて。
せっかく近くまで来てるし、なんて理由がキッカケで思い立つ小さな旅もいいものです。


車内で「1日乗車券」を購入し、まずは「早稲田」停留場へ。
「鬼子母神前」は専用軌道内を走ってたけど、ここは線路の両側が道路。
東京で路面電車なんだなぁ、と改めて感じさせてくれる場所です。
ここから、終点の「三ノ輪橋」を目指します。

路面区間から専用軌道へ入ったり、と思ったらまた車と併走したり、
途中アップダウンが激しかったりカーブも多かったりと、いろんな車窓を楽しめる荒川線。
JRとの乗り換え停留場からは、たくさんのお客さんが乗ってきたりして、
地元の方の大切な足になってるんだなぁ、というのが乗ってて伝わってきます。


約1時間ほどで、「三ノ輪橋」停留場に到着です。けっこう長い路線なんですね。
降車場に降り立つと、そこには「三ノ輪橋広場」と書かれたプレートが。
これ、ベース型してますけど、なにか野球と関係がある場所なのかな??


電停の広場を抜けると、乗る人を迎えてくれるかわいいアーチ型の駅名板が。
乗り場の壁には、昔懐かしい琺瑯の看板なんかもあって、ちょっとしたタイムスリップ気分。


そんな「三ノ輪橋」停留場は、「関東の駅百選」に選ばれてるんですね~。
で、ここまで来たからには楽しみにしていたのが、


線路としばらく併走している商店街、「ジョイフル三ノ輪」というアーケード。
ちゃんと入口の看板にも、都電のイラストがあしらわれてます。かわいい~♪
このアーケードの中に、名物のパン屋さんがあるのです。
以前、お友だちのブロガーさんも紹介されてて、
そこのパンを食べるのをずっと楽しみにしてたので、ワクワクしながら行ってみると、



お休み~。



ああ、またやってしまった。定休日にぶつかるの巻。
めげずに、もひとつ気になってたお店、
カステラに羊羹を挟んだお菓子、「シベリア」の元祖といわれるお店へ行ってみると…、



そっちもお休み~。



マジですか…。やっぱ平日にフラッと出かけたのが敗因??(笑)
さすがにガッカリだったけど、また来る口実ができた、と気を取り直し、
再び都電に乗り込み、途中下車の旅へと向かったわたしなのでした(^^;;