南の端の終着駅で、
美味しい晩ごはんを食べた翌朝、早速枕崎の町を歩いてみることにしました。
まずは駅前からスタート!「日本最南端の終着駅」と書かれた灯台のモニュメントがいい感じ。
いかにも南国、といった木も駅前のロータリーに似合いますね~。
正確には「駅舎があった場所の前」って感じかな。
この光景だけ見ると、わたしの背後には駅舎がありそうなもんだけど、
振り返ってみると、
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悲しいかな、スーパーの駐車場なのでありました。
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そんな駅前にあるタクシー屋さんで、こちらの証明書を手に入れました~♪
日本最南端の終着駅のある町の到着証明書。1枚200円。
こういう証明書、記念に残るので大好きなのです。またひとつ増えたのがうれしい☆
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枕崎を離れるまでに、少し時間があったので、港のほうまで行ってみようと歩いてみることに。
途中、こんな市場を発見。地元の方の台所といったところでしょうか。
入口の脇に「老人も みんなふれあう 折口市場」(だと思う)なんて書いてありました。
いいなぁ、なんかこうホッコリしますね。
大型店が駅前にできても、こういう空間が残ってるっていうのがいい。
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それにしても、この日はとにかくものすごく暑い日で、
あまりの日差しの強さに倒れそうになるくらい暑くて、拭いても拭いても汗が噴き出してきます。
とにかく日差しから逃れたくて、建物の陰になるところを選びながら歩いたんですけど、
日陰なんてすぐになくなって、
直射日光浴びっぱなしー!!!!
いやいや、もうほんとに倒れるかと思った(^^;;
最南端の日差しを甘く見ちゃいけない。(けして甘く見てたわけではないんだけど)
暑さでフラフラしながらたどり着いたのが、
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お魚センター♪
これでやっと涼めるー!!!!と大喜びで中へ。
ここまで歩いてきたからには、やっぱり食べ納めしておかないとね~☆
というわけで、
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2階の展望レストラン「ぶえん」にて、かつおのタタキをいただきました♪
身がしっかりしていて厚みもあって、美味しかったです。旬だったらもっとウマかったかもなぁ。
とにかく涼しい中で食べられるだけでごちそうだったりする(笑)。
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暑さでめずらしく食欲がそれほど湧かなかったので、定食モノはやめて単品モノをと、
こちらの「きびなごの天ぷら」もいただいてみました。
これもね、新鮮だからなのか美味しかったなぁ。
せっかくの展望レストランだったんですが、この頃ちょうど外観の工事をしていたみたいで、
窓の外に網が張られてて、海がよく見えず。残念。でも、とりあえずお魚食べられてよかったー☆
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駅前のスーパーで、いつもの地元スーパーめぐりもしたかったので、
また汗でビッショリになりながら駅のほうへと戻っていくと、
駅の少し手前にあったフィットネスクラブの入口前の柱に、こんなものがあるのを発見。
「南薩線歴史年表」とあります。
南薩線とは、昭和50年代の終わりに廃線となった、鹿児島交通枕崎線の前身の「南薩鉄道」のこと。
ここ枕崎から薩摩半島を抜け、鹿児島本線の「伊集院」駅までを結んでいた路線です。
その当時を懐かしむことのできるものが、そこには飾られていたのです。ちょっとビックリ。
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足元にも、こんな「レール」が記されていました。
このもう少し先の「加世田」駅跡にできた鹿児島交通バスセンターには、
南薩鉄道記念館という建物があるそうで、そこに当時使われていた車両が展示されてるんだとか。
このときは車を借りたりしなかったので、次に枕崎を訪れるときはぜひ行ってみたい場所ですね。
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展示している柱にはベンチが備え付けられていました。
よく見ると、このベンチに使われている木材は、かつての枕崎駅で使われていた梁などの再利用だそう。
もともと、枕崎駅の駅舎というのは、この鹿児島交通が所有していたもので、
国鉄-JRが借りて使用していたものだったそうです。
もうすでに廃止になっている鉄道会社の土地だっただけに、
他に使い道ができてしまったら、なくなってしまうのも仕方のないことかもしれません。
ただ、最南端の終着駅だけに、その歴史ある駅舎が残ってくれてたらうれしかったんだけどなぁ。
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こんな魅力的な車両たちが走っていたんですね~。できることなら乗りたかったー。
鉄道より、車やバスでの移動が主流になっていくのも、時代の流れなのかもしれません。
地元の方にも、「列車で来たの??バスのほうが早いし楽だよ」って言われたし(^^;;
でも、移動がメインの旅をしているうちは、そこに鉄路がある限りはやっぱり乗りたいんですよねー。
またいつか、砂蒸し風呂と開聞岳登山と、そして加世田のバスセンターへ行くときには、
指宿枕崎線に乗って行きたいなーと思います☆
「その6」へつづく。