はるかのひとりごち。

のんびりと旅レポお届け中~。

北九州大満喫の旅その8:炭鉱路線の車窓から

2010年12月19日 23時43分34秒 | たびろぐ九州。

では、北九州レポのつづき♪

夜の小倉ですっかりくいだおれた翌朝、小倉駅から旅名人きっぷを満喫することに。
ところで、これが2日目の朝。今回のレポも長期連載となりそうです(^^;;


ホームにいたディーゼルカーは、こちらのサボの通り「日田」駅行き。
というわけで、2日目はJR日田彦山線の旅から始まります!
今回、わたしにとって初めての日田彦山線。どんな車窓が見れるのか楽しみです。


日田彦山線は、小倉から日豊本線で3つ目の駅「城野」が起点で、そこから分かれていきます。
しばらくして、おおっ!いい雰囲気の駅舎だなぁ~と写真に収めたのが、こちらの「石原町」駅。
ほんとはもっと引きで撮りたかったですけど、車内からだから仕方ない(^^;;
この駅舎、開業当時からのもののようです。なるほど、歴史を感じます。
駅名板も国鉄時代の九州ならではの懐かしい仕様だし。一度降りてじっくり見てみたい駅舎です。


お隣の「呼野」駅では、懐かしいスイッチバックの線路跡を見ることができました。
レールは剥がされてなくなっていたけど、当時のまま残されたホームはちょっと切なげでした。


列車が進むにつれ、見えてきたのが香春岳。
香春岳、というのは総称だそうで、3つの山からなる連山なんですね。
石灰採掘のために削られたこちらが一ノ岳で、登山が禁止されている山なんだそうです。
この姿を見て、秩父の武甲山を思い出しました。


もともと日田彦山線は、この香春岳や平尾台から産出される石灰石や、
この先の添田地区で採れた石炭などを運ぶための輸送手段としてできた路線なんですね。
上で出てきた「石原町」駅も、かつてはセメントを積んだ貨車で賑わったんだとか。
こういう光景も、納得の車窓という感じです。


「採銅所」という、これまたいかにもといった雰囲気の名の駅の次に停まったのが、
ここ「香春」駅。ここからはかつて国鉄「添田線」という路線が、
同じ日田彦山線の「添田」駅まで走っていたんですが、かなり早い段階で廃線になった路線。


線路の脇に緑が生い茂ってたこの辺りに、添田線の線路があったんじゃないかなぁ?
と思いながら写真を撮ってみたけど、真相はいかに。
廃止になってかなり時間が経っている路線は、その痕跡を見つけるのが難しそうです。
でも、いつかじっくり歩いてみたいな。


そして、列車は前日に「へいちく」に乗ってやってきた「田川伊田」に到着。
いつものことながら、なにを行ったり来たりしてるんだか(笑)。
向こうに見えるホームに昨日いたと思うと、なんだか不思議な気持ちになりました(^^;;


でも、日田彦山線に乗っててよかった。
前日は時間がなくて行けなかった、伊田竪抗の二本煙突と竪坑櫓を、
車内からチラッとだけど見ることができました~。でもここは、食堂とともに宿題!


そして、小倉から約1時間ほどで、ここ「田川後藤寺」駅に到着です。
今回は終点日田まで行かずに、日田彦山線の旅はここでおしまい。
残りは次回の旅にとっておいて、ここからは別の路線に乗り換えです。
でもその前に少しだけ駅前散策。ここでまた歴史あるものと出会いました。それは?

「その9」へつづく。

北九州大満喫の旅その7:小倉でくいだおれ

2010年12月16日 23時41分57秒 | たびろぐ九州。

旅に出たりあちこち寄り道したりで、またもや旅レポの間が空いてしまいました。
ひとつ前の北九州レポは、よろしかったらこちらの「その6」をご覧くださいませ。

北九州の旅、といっておきながら、「旅名人の九州満喫きっぷ」で九州を抜け出し、
JR九州の北限?下関駅まで、関門トンネルをくぐって行っちゃいました。
すっかり日も暮れてきたので、また九州へ戻ろうと駅のホームへ向かうと、
こちらの折尾行き普通列車がわたしたちを待ってました。
お腹も減ってきたし、どんなウマいものに出会えるかなぁ~♪と、ふと隣の番線を見ると、


観光列車「みすゞ潮彩」の姿を発見。
1日2往復しているこの列車、下関と山陰本線の「仙崎」間を走ってます。
山陰本線は出雲市以西がまだ未乗なので、仙崎にはいつか行ってみたいんだよなぁ。
「みすゞ潮彩」を見てたら、九州を旅していたのに思わず乗りたくなりました(笑)。
(でも、この時間の列車は途中の滝部までしか行かないんだけど)


気を取り直して(笑)九州へ向かう普通列車に乗り込み、この日の宿のある「小倉」駅で下車。
どんなウマいものに会えるかなぁ~?と適当に歩いてみることにしました。

以前乗った北九州モノレールを見送りながら、商店街をプラプラ。
有名な旦過市場のほうへ行ってみたかったけど、ちょっと時間も遅いしなぁ、
と思ってたところに、ちょっと気になる通りを発見。いい感じの暖簾が出てます。


もうね、このお店の名前がいいじゃないの。
「鳥町食堂街」という小さな通りの入口にあったこちらのお店「くいだおれ」さんに入ってみることに。
雰囲気からして和食のお店かと思いきや、店先のメニューを見るとまるっきり洋食!
こういうお店、メチャメチャ惹かれるのであります(笑)。

店内に入ってみると、カウンターと小さな小上がりがありました。せっかくなので畳でのんびり。
カウンターの中で、寡黙な感じのご主人が黙々と調理されてます。
洋食屋さんだけど、マスターってよりは大将って感じ。そんなとこも気に入りました。


で、わたしが選んだのが、ザ・洋食!といった感じの、えーと、メニューの名前忘れちゃった(^^;;
ハンバーグと海老フライ。なんかお子さまっぽい??(笑)
でも、このハンバーグがウマかった。ジューシーで。
そして、海老フライがね、1本モノじゃないんですよ。開いてあるの。手が込んでます。
かかってるソースも自家製なんじゃないかなぁ。サクサクでプリプリの食感に感動。
いやぁ、小上がりでナイフとフォークを使うってとこが粋じゃない??


こっちは同居人の選んだ「ロースカツ定食」。
定食だけに、わたしのとは違ってお茶碗のご飯とお味噌汁が付いて、お箸で食べる仕様。
お肉、とってもやわらかかったです。和食のようでいて、味はちゃんと洋食かも。
適当に足が向いて入ったけど、ほんと大満足の晩ごはんでした♪

この通り自体がとってもいい雰囲気で、写真撮りたかったけどひっきりなしに人が通ってたので断念。
けっこう歴史ある食堂街なんじゃないかなぁ。もっと早い時間にまた行ってみたい。


で、宿へ帰る道すがら、どうしても食べておきたかった「揚子江の豚まん」へ。
って、さっき食べたばっかでお腹いっぱいだというのに!(笑)
でも、小倉を訪れたのなら、一度は食べてみたかったのです♪


急いで宿へ帰って、まだホカホカの豚まんさんとご対面♪
そんなに大きくないので、食後のデザート(違)としていただきま~す!


えっと、食べさし画像で申し訳ない!(^^;;
この豚まん、ものすごく肉汁タップリなんです。迂闊にかじると横から流れ出そうな勢い。
なんとか半分くらい食べてから、写真に収めました。玉ねぎタップリでウマかった~♪
もうこれで完璧にお腹いっぱい!すっかり食いだおれてしまった小倉の夜でした(笑)。

「その8」へつづく。

今日から始めます。

2010年12月12日 22時26分28秒 | たびろぐ九州。

昨夜遅くに、旅から帰ってきました。
携帯からも投稿しましたが、またまた九州を旅してきました。
今回の旅は、前回の海を渡る旅と同じく、サヨナラの旅。それも3つのサヨナラ。
サヨナラのうち、直前のサヨナラもあれば、もうちょっと先のサヨナラもありました。
そのうちのひとつが、春に九州新幹線が全通するまでに一度きちんと乗っておきたかった、
バトンを渡すという、大切な役割を果たしている特急「リレーつばめ」。
いままでにも何度かお世話になってきたけど、
改めて、そのバトンをしっかり見届けたいと思ったんですね。
おかげで今回、いつもお世話になっているお友だちにも会うことができました♪

それにしても、今回の「もぶろぐ。」って、見事なくらいにウマいものばっかり(笑)。
これ以外にも、ほんとにたくさんのウマいものに舌鼓を打ってたもんだから、
予想通り、帰ってきて体重計に乗ってみたところ、なんと3kg増。うわーん!!
ほんとにねぇ、九州ってウマいもの王国なんですよね~♪(単に食いしんぼなだけ)
これは本気で絞らないと!と今日からダイエットを始めました。

といいたいとこなんですけど、
お友だちからこんなうれしいおみやげをいただいちゃったんですねー♪
絶対、白いごはんが進むこと請け合いなわけです(笑)。
なので、無理なく美味しくいただいて、なるべく歩いたりして元に戻していこうかと、
って、甘いかな??(^^;;

たくさん美味しくいただけたということは、いい旅だったと思うのです。
ほんとはすぐにでも書いていきたいくらい、いい旅だったので、
少しでも追いつけるように、日々書いていきたいと思います♪
やっぱ、旅レポは溜めちゃダメですね(^^;;

とりあえず、ちょっと中断している「北九州レポ」と、
先日の羽田空港で食べた「空弁」を書いていこうと思います。よかったら読んでね♪